ディレクターの飯塚正樹氏に自由に質問可能

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 本日(2014年2月7日)、荒川車庫内“おもいで広場”にて、アートディンクから2月13日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『A列車で行こう3D』の体験イベントが開催された。
 
 本イベントは、完全予約の定員制で、約40人の男女が参加した。参加者たちは、都電荒川線の貸し切り路面電車に乗って、会場の“おもいで広場”に移動。この粋な計らいは、『A列車で行こう3D』にシリーズで初めて路面電車が登場することに因んで企画されたという。

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 荒川車庫前駅に到着した参加者たちは、すぐ近くにある“おもいで広場”へ移動し説明を受ける。注意事項などを説明する司会者は、『A列車で行こう3D』に登場する秘書の赤羽美紅の衣装を身にまとって登場。
 おもいで広場には、昭和29年に製造された5500形(5501号車)と、昭和37年に製造された旧7500形(7504号車)が展示されており、体験会はその中で行われた。

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▲貸し切り路面電車を降り、おもいで広場へと向かう参加者たち。
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▲5500形(5501号車)。
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▲旧7500形(7504号車)。
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▲参加者はみんなゲームに熱中。
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▲ディレクターの飯塚正樹氏。

 イベントでは、本作のディレクター・飯塚正樹氏に自由に質問を行うこともできたので、本作の魅力を尋ねてみた。
 「いままでの作品では、時代をボカしていたのですが、今作は“昭和何年”といったふうに、時代をピンポイントに設定しています。それによって、世界観が俄然リアルになりました。前作のニンテンドーDS版からニンテンドー3DS版へとパワーアップして、ソフトに収録できる内容も大幅に増えました。しかし、それでも足りないほどの内容を、本作には詰め込んでいます。もう続編は作れないのではないかというくらい、やりきりました(笑)」と飯塚氏は語ってくれた。
 “時代”という概念が新たに追加され、路面電車が主流の時代から電車が主流の時代に……といったふうに、町並みのさまざまな移り変わりを感じることができる本作は、飯塚氏の言うとおり、ボリューム満点でじっくりしっかりと楽しめる作品だと感じられた。

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▲参加者の質問に答える飯塚氏。

 体験会が終了すると、参加者たちはお土産のオリジナルパスケースをもらった後、再び貸し切り路面電車に乗って帰っていった。ちなみに、帰りの電車は車庫から発車。普段ではなかなか体験できないことだろう。

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▲お土産のオリジナルパスケース。
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