●格闘技の聖地・後楽園ホールで大規模大会が開催

 2013年12月28日、ゲームオンはオンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』(以下、AVA)の国内最強クランを決めるオフラインイベント“AVAれ祭2013 -後楽園の陣-”を開催した。会場は格闘技の聖地・後楽園ホール。

 2013年10~11月に開催され、481クランが参加したオンライン大会“AVARST2013 Season3”を勝ち抜いた4クランが、護衛・爆破それぞれの頂点を目指してぶつかりあう。優勝クランには賞金として30万円、準優勝クランには15万円が贈呈されるほか、優勝クランには2014年4月に開催される国際大会“IFM2014国際親善試合”への日本代表としての出場権が与えられる。

▲解説は『AVA』運営プロデューサーの井上洋一郎氏(左から2番目)、実況はmejika氏(左から3番目)が担当。
▲イベント全体の演出にも趣向が凝らされていた。各クランの選手たちがライトをバックに登場。かっこいい。

●護衛部門 DeToNator VS FiVESeed

 護衛部門決勝はDeToNatorとFiVESeedが激突。DeToNatorは別のメンバーが爆破部門の決勝にも進んでおり、名実ともに日本トップクランのひとつ。一方のFiVESeedは新進気鋭のクランだが、強豪たちを撃破して決勝の舞台に立つだけのたしかな実力を持っている。

 使用マップは“STORM BLITZ(NIGHT)”で、攻守交替を1回挟んだ1セットマッチ。試合前のくじ引きで、DeToNatorが先攻に回ることになった。試合開始早々、FiVESeedが有利なポジションを確保。磐石な態勢で守りに入るかと思われたが、DeToNatorは冷静にキルを重ね、3分もかからずして第一防衛ラインを突破してしまった。

 FiVESeedはその後もいいプレイを見せるのだが、DeToNatorの堅実な動きに阻まれる展開が続いた。攻守交替してもその流れは変わらない。ポジション取りを優先するために隙のある敵をあえて見逃すようなクレバーな動きが冴え渡り、DeToNatorが優勝の座を手にすることになった。

▲FiVESeedには女性プレイヤーも在籍。声出しや報告を積極的に行い、盛り上げにも一役かっていた。
▲解説の井上プロデューサーによると、撃ち合いの技術や殲滅力はそれほど差はないが、DeToNatorは時間の配分や戦車の動かしかたといった護衛の技術が完璧だったという。

●爆破部門 DeToNator VS SunSister

 爆破部門の出場クランはDeToNatorとSunSister。どちらも人気・実力ともに高い古豪クランだ。SunSisterは後楽園ホールで開催された“AVAれ祭2011”を制して日本一に輝いた経験があり、2年ぶりに後楽園ホールに帰ってきたかたちとなる。

 爆破部門の決勝は3セットマッチの2セット先取で、使用マップは“AIRPLANE”、“INDIA”、“FOX HUNTING”。第1セットのAIRPLANEはスナイパーが活躍しやすいマップだ。スナイパー2人体制のSunSisterはAIRPLANEを得意としており、当然のように1ラウンド目を先取。このままSunSister優勢で進むと思われたが、ここでDeToNatorが怒涛の反撃に出て5ラウンド連続で勝利。攻守交替後もその勢いをキープし、最終的に7-2でDeToNatorが第1セットをものにした。

▲井上氏「2スナの弱点をしっかり理解したうえで、論理立てて行動していますね」。射線をしっかりスモークで遮るなど、スナイパー対策は万全だったようだ。

 第2セットのINDIAでもDeToNatorの勢いは止まらない。牽制し合って両者ともに動けない緊迫した場面は多かったものの、ほぼすべての場面でDeToNatorは付け入る隙を見せなかった。1本も落とすことなく7-0で勝利を収め、優勝の栄冠をもぎ取った。

▲宿命のライバルと表現されることもある両クラン。注目の対決はDeToNatorが制した。

●DeToNatorの強さ=安定感?

 2013年8月に開催された“AVARST 2013 Season2”に続き、護衛・爆破両部門で2連覇という偉業を達成したDeToNator。FiVESeedとSunSisterというトップクラスのクランを相手に、圧倒的な力を見せ付けた。

 今回の2戦を見て、その強さは“安定感”にあると感じた。たとえ人数不利な状況になったとしても大崩れしないのだ。各人の役割分担が明確になっていて、想定される状況への対策がしっかりできているのだと思われる。

 爆破部門リーダーのDarkよっぴー選手は勝利について「当然の結果ですね」とコメントしたが、それはSunSisterをけなしているのではなく、「自分たちはそれだけの対策を練ってきた」ということなのだろう。

 2013年11月に開催されたIeSF2013国際大会で、残念ながらDeToNatorはアジア予選敗退という辛酸を舐めた。クランマネージャーのMaxJam氏によると、「そこから得たものは確実にある」という。2014年4月に開催される“IFM2014国際親善試合”でも、護衛・爆破両部門での優勝を期待したい。

▲護衛部門 準優勝 FiVESeed
▲護衛部門 優勝 DeToNator
▲爆破部門 準優勝 SunSister
▲爆破部門 優勝 DeToNator
▲会場にはパンクラスの川村亮選手も応援に訪れた。
▲協賛各社の展示コーナーではデバイス類も販売されていた。弊社から発売中の5周年記念本とサントラも販売。コンパニオンのお姉さんも掲載しておきますね。
▲需要があると思うので、こちらのお姉さんたちも。