戦いかた次第で一方的に砲撃できる“STB-1”
ドモー、仕事をしていないときはサバゲーかオンラインゲームを遊び倒しているBRZRKです。『World of Tanks』(以下、WoT)に関しては通算1200試合程のまだまだ新兵といった感じですが、日夜アジアサーバーで自分の戦車道を見つけるべくエンジンに火を入れては大破してガレージに帰るという行為をくり返しています。
そんなわけで、表題のとおり2013年12月24日に最新バージョンである8.10がロールアウトしました! このバージョン8.10の目玉といえば、日本軍がついについについについについに『WoT』に参戦を果たしているのであります!! 今回のアップデートでは、バージョン8.9でも配信されていたエリート車両を含めると、14両もの軽・中戦車が日本軍の車両として実装、まさにライジングサンといった感じ。
今回この記事でご紹介するのは日本軍のTier10車両として登場する“STB-1”。この車両は1969年に制作された74式戦車の試作車両ということもあり、『WoT』に参戦している他国の戦車と比較すると、年代的に若干オーバースペックというか、オーバーテクノロジー気味な感じ。というか、時期的に日本軍の車両ではなく自衛隊車両というのが適切かな?
では、このSTB-1はどんなスペックか? 以下に箇条書きにしたので参考にしてもらえればと思う。
購入価格:6,100,000
(2013年12月25日現在はキャンペーン中のため、5,185,000で購入可能)
必要経験値:255,000
最大速度:53 (km/h)
出力重量比:20.05 (馬力/t)
旋回速度:52 (度/秒)
1分間の平均ダメージ:2,925(HP/分)
搭乗員:4名
購入価格と必要経験値はTier10だけあって高級な部類とでも言えばいいでしょうか、かなり貯め込まなければ手が届きそうにないんですよね。最大出力は53kmとわりと速めで、馬力もあるので坂道でも酷く減速することはまずないでしょうね。旋回速度が毎秒53度ってことは、1回転するのに6.8秒なんで、180度向くにしても3.4秒くらいなのでかなりよさそうな印象。ってか、この車両はかなりツヨイんじゃないでしょうか。
車両のスペックに触れたので、手法や砲塔など細かいスペックも見て行きましょうか。
○主砲
口径:105mm
発射速度:7.5(発/分)
平均貫通力:258/330/53(mm)
平均ダメージ:390/390/480(HP)
100mでの命中精度:0.36(m)
照準時間:2.3(秒)
重量:1,150(lg)
○砲塔
装甲:132/132/37(前面/側面/背面 mm)
旋回速度:42(度/秒)
視認範囲:410(m)
重量:9,000(kg)
○無線機
通信範囲:750(m)
重量:370(kg)
○エンジン
エンジン出力:750(馬力)
火災発生率:12%
重量:2,200(kg)
○履帯
最大積載量:40(t)
旋回速度:52(度/秒)
重量:12,500(kg)
STB-1の主砲の発射速度は毎分7.5発となっており、毎分6~7発という値がほとんどとなっている同Tierの中戦車と較べても砲撃戦では有利に立ち回れそうな感じがしますね。貫通力とダメージ、命中精度と照準時間に関しては他国とあまり大差ない感じかなぁ。むしろ、一部の車両と比較すると若干ビハインドなのかもしれない……。
砲塔の数値を見ていると装甲厚はお世辞にも優れてるとは言えないのだけど、STB-1は丸みを帯びた形状を採用した砲塔となっている。つまり、敵の砲弾を弾き返しやすいアドバンテージがある。また、砲身の俯角が深く取れるので、砲塔だけを突き出した稜線射撃(ハルダウン)がしやすい。実際に何度かテストサーバーで実践してみたところ、かなり高い確率で敵の砲弾を弾き飛ばし、攻撃を一方的に当てることも可能だった。
と、大体STB-1のスペックについて触れられるのはこんなところだろうか。と言うかですね、こんな文字ばっかりツラツラと書き連ねても仕方ないので、とりあえず海外のテストサーバーでプレイしたときの動画を撮影したので、参考になるか分かんないけどご覧あれ(下手なんでその点はご容赦を!)。
動かしてみると気付くのが移動速度。最速ってわけじゃないんですが、かなり軽快な動作を可能にしています。キッツイ勾配じゃなければ減速しても40kmくらいは出ている感じでしょうか。早い。そして、ハルダウンのしやすさが目を引く。とくにちょっとした斜面なら砲塔の一部だけを晒して敵を砲撃できるので、けっこう戦いやすい印象。ただ、装甲が厚いとはいえないので、どういった場所でハルダウンするかが肝になりそう。右下のマップを見ながら敵と見方の位置を考慮しつつ運用するといいかもしれないかな?
高いレベルでまとまった中戦車
はい。こんな感じで実際に使ってみた印象をツラツラと書き連ねてみた訳ですが、実際に扱ってみるとそこまでオーバースペックという印象はあまりなく、割とバランスの取れた車両なんじゃないでしょうか。
STB-1を入手するまで結構な時間がかかると思うけど、獲得を目指すのに値するシロモノとなっているので、根気よく経験値を集めてみてはいかがでしょうか? ではまた!