東京・六本木の東京ミッドタウンホールにて、KONAMIのアーケードタイトル、全20作品の頂点を決定すべく開催されたイベント“KONAMI Arcade Championship 2013”の決勝ラウンドが開催された。ここでは、その初日の模様をお届けしよう。

●全20作品の頂点を競う

 2013年12月21日(土)、22日(日)、東京・六本木の東京ミッドタウンホールにて“KONAMI Arcade Championship 2013”の決勝ラウンドが開催された。

 KONAMI Arcade Championship 2013は、KONAMIのアーケードタイトル、全20作品の頂点を決定すべく開催されたイベント。全国のアミューズメント施設で行われた予選ラウンドを勝ち抜いてきたプレイヤー(一部ゲームは全国予選なしのエキシビジョンマッチ)が一堂に集結し、2日間で全ゲームのチャンピオンが決定した。

 ちなみに今回開催されたアーケードゲームのタイトルは以下のとおり

▼2013年12月21日(土)
GITADORA GuitarFreaks
GITADORA DrumMania
DanceEvolution ARCADE
クイズマジックアカデミー 賢者の扉 Season2
SOUND VOLTEX II‐infinite infection-
スティールクロニクル ヴィクトルーパーズ
ウイニングイレブン アーケードチャンピオンシップ2014』(エキジビション)
ミライダガッキ』(エキジビション)
モンスター烈伝 オレカバトル

▼2013年12月22日(日)
DanceDanceRevolution
beatmania II DX 21 SPADA
pop'n music Sunny Park
REFLEC BEAT colette
Jubeat saucer
BASEBALL HEROES 2013
エターナルナイツ LEGEND
日本プロ麻雀連盟公認 麻雀格闘倶楽部NEXT
GI-Master

●ハイパフォーマンスの演奏&ダンスで盛り上がったメインステージ(21日)

 2日間で20タイトルの決勝ラウンドが行なわれる本イベントでは、会場内に3つのステージを設置。会場内ではつねになんらかのゲームの大会が進行しており、ステージ上でくり広げられるハイレベルな戦いに歓声が上がっていた。

 大会初日の2013年12月21日(土)のメインステージで行われたのは、『GITADORA GuitarFreaks』(以下『ギターフリークス』)、『GITADORA DrumMania』(以下『ドラムマニア』)、『DanceEvolution ARCADE』の3タイトル。『ギターフリークス』と『ドラムマニア』はスコア勝負で相手の得点を上回ったプレイヤーが勝ち上がっていくトーナメント戦。対戦に使用する楽曲はステージ上のまっする氏(『GITADORA』シリーズプロデューサー)やゲストのビーマニアーティストたちが引いたくじによって決定、しかも1発勝負の演奏ということでプレイヤーの地力が試される展開となったようだ。

▲中央の巨大モニターには譜面(ゲーム画面)とプレイヤーの姿が同時に映し出され、プレイヤーのテクニックと大会の緊張感をあますことなく伝えていた。

 1日目のトリとなった『DanceEvolution ARCADE』は『ギターフリークス』、『ドラムマニア』のスコア勝負とは打って変わって、ゲーム内の得点ではなく、プレイヤーのダンスパフォーマンスを見て審査員が採点するという形式。審査員はTRFのSAMを筆頭に、ARISA、TAiCHiというそうそうたるプロのダンサーが担当。白熱するダンスパフォーマンスに当初の予定では4名だったファイナルラウンド進出者が、審査委員長SAMの「どうしても」という声で5名が選出。5名で争われた最終決戦では、プレイヤーのパフォーマンスに加えて観客も曲に合わせて手拍子を行うなど、会場が一体に。そんな白熱したダンス対決を制したのは決勝ラウンドに進出した唯一の女性プレイヤー、aiすくりぃむ.i。審査員全員から高い評価を受け、優勝の栄冠を勝ち取った。

スコアを稼ぐふだんのプレイとは異なる技術や表現力が要求された『DanceEvolution ARCADE』の決勝ラウンド。大観衆&そうそうたるプロのダンサーの前という条件でも、参加者はキレのあるダンスを披露していた。

●サブステージでも熱い戦い&豪華なゲストが登場

 サブステージでとくに盛り上がっていたのは『SOUND VOLTEXII‐infinite infection-』。大会が進むにつれてわずか1回のチェインミス(ボタンの押し忘れ)が勝敗を分ける試合が頻発。超ハイレベルな戦いの連続に絶えず歓声が上がっていた。

▲『SOUND VOLTEX II‐infinite infection-』のモニターもメインステージと同様、譜面とプレイヤーの手の動きが両方同時に確認できた。準々決勝あたりからは数百点差での決着など、僅差での勝負が続いた。

 『BEMANI』シリーズ以外のゲームの決勝ラウンドも豪華ゲストの登場や名勝負の連続でヒートアップ。『クイズマジックアカデミー 賢者の扉 Season2』ではゲストのクイズ王永田喜彰やクイズ作家の大門弘樹が解答に詰まるような難問に正解したり、解答するスピードによってわずかに生じる点差で順位が決定するなどの熱い勝負がくり広げられた。

▲優勝したカレッツァ氏はもともとは『リフレクビート』など『BEMANI』シリーズのプレイヤー。表彰式では「『BEMANI』シリーズのあいだの息抜きにクイズゲームでも遊んでみてほしい」と語っていた。

 『ウイニングイレブン』の大会はなんと稼働前の最新作『アーケードチャンピオンシップ2014』を使ってのエキシビジョンマッチ。家庭用が発売されているとはいえ慣れないバージョンでの試合になったが、プレイヤーたちはすぐに順応。最終的にはJリーグで活躍した小倉隆史(サッカー開設者)氏と中西哲生(スポーツジャーナリスト)氏をうならせるプレイを見せた

▲小倉、中西氏は年齢こそ違うが名古屋グランパスに同期入団、ともに主力として活躍した仲だけあって軽快なトークを展開。試合中は現実のサッカーさながらの名解説を見せていた。

●大会後はライブパフォーマンスで熱狂

 『DanceEvolution ARCADE』の決勝ラウンドが終了するとメインステージは表彰式へと移行。21日に行われた7タイトルの優勝者に加え、海外大会で優勝を収めたKAHOLZE氏などが改めて表彰された。

 表彰式後は超絶FantasticGIRL、ALianneによるダンスパフォーマンス、『SOUND VOLTEX』スタッフ&アーティストによるトークイベント&スペシャルライブセッションで大いに盛り上がり、ライブの熱が余韻として残るなか、1日目のプログラムは終了した。

 “KONAMI Arcade Championship 2013”開催1日目に行われた各決勝大会のチャンピオンは以下の通りだ。

『GITADORA GuitarFreaks』
ぴこさん

『GITADORA DrumMania』
MISTER.Sさん

DanceEvolution ARCADE
aiすくりぃむ.iさん

SOUND VOLTEX II -infinite infection-
XD2.BOTさん

クイズマジックアカデミー賢者の扉 Season2
カレッツァさん

『スティールクロニクル ヴィクトルーパーズ』
SEENA JAPANさん

ウイニングイレブンアーケードチャンピオンシップ2014』(エキシビション)
JUNさん

『ミライダガッキ』(エキシビション)
ほしケチさん

▲『SOUND VOLTEX』のイベントでは12月25日に発売されるdj TAKA氏6年ぶりのアルバム曲の“チラ聴かせ”やライブMCで泉 陸奥彦氏のベストアルバム発売決定などサプライズ発表が行われ、ファンを驚かせていた。

(取材・文 ライター/マンモス丸谷)