『NEWラブプラス+』最速プレイリポート
KONAMIより2014年春に発売予定の恋愛コミュニケーションゲーム『NEWラブプラス+』。新たな旅行先が追加され、ローディングの改善、画面デザインやスキンシップモードのリニューアルと、さまざまな新規&追加要素が発表され、発売に向けて期待は高まる一方だ。そんな同作を、ファミ通.com取材班がどこよりも早く体験プレイ! 初代『ラブプラス』から本シリーズをプレイしてきたベテラン紳士(ネネさんひと筋)が、登下校イベントや週末のデート、スキンシップと基本的な要素をチェックしてきた。
一新された画面デザイン
「プレイしていいですよ」というスタッフさんの声を聞くやいなや、とるものもとりあえず、用意されたニンテンドー3DSを手に取った。本作は縦持ちプレイのみになっているので、文庫本を読むときのように左手に取って本体を開く。ちなみに、タッチスクリーンは右画面に固定されている。まず目についたのは、画面のデザインが前作『NEWラブプラス』から大きく変わっており、『ラブプラス』や『ラブプラス+』の路線に戻っていたこと。コマンドは基本的にアイコンで表示され、文字自体も心持ち大きくなり、画面全体のテキスト量が減ってかなり見やすくなった印象。色彩も白を基調にだいぶ明るくなっている。
本作には、現実時間と連動してさまざまなイベントが楽しめる“リアルタイムモード”と、現実時間とは関係なくゲーム内の時間を進められる“スキップモード”という、ふたつのモードがある。リアルタイムモードのほうがカノジョとの親密度が上がりやすく、専用のイベントも楽しめるというメリットがあるのだが、今回は試遊ということでスキップモードでプレイすることに(ちなみに、このふたつのモードはプレイ中いつでも切替可能)。
そんなわけで、タッチひとつでもうつぎの朝である。ある程度、カノジョとの関係が進んでいると、いっしょに登下校するイベントが発生する。時には、カノジョが朝ごはんを作りに来てくれることも! 朝っぱらからとんでもないラブラブっぷりだ。現実世界で、通勤電車に揺られながらそういうカップルを見ると「リア充爆発しろ!」などと心の中で血の涙を流しながら毒づく記者も、いざ自分がそんな立場になってみると喜び2000%である。内田明理クリエイティブプロデューサーや、広報さんたちの視線を一身に浴びながらも、思わず「ムフ」と笑みが漏れてしまうのもしかたがない。ムフフ。
従来どおり、学校では1日の初めに入力した予定を消化するだけではなく、予定の合間にイベントが発生することも。他愛もない会話をした後、画面に“スキンシップアイコン”が表示されたら、カノジョにおさわり……もとい、スキンシップ開始である。タッチした場所によって、さまざまな反応を返してくれるぞ。ここでカノジョの気分を高めると、キスのチャンスがやってくる。ただし、学校内は基本的に人目が多いので、画面上部の“人目アイコン”が減ったときを見計らってタッチしないと、嫌がられてしまう。健全な男子なら、1度はやってみるであろう“おっぱいタッチ”も、人目が多いときにすると本気で怒られてしまうので、TPOをちゃんと考慮して実行すること。
タッチが一瞬遅れ、人目全開の中でおっぱいタッチを敢行してしまい、見事玉砕した記者。しかし、そんなことにはめげず(自分のデータではないし……)、ゲーム内時間の数日後に、カノジョとのデートをセッティングした。前作で増えたデートスポットはほぼそのまま登場するようで、その数は実に多い。ただし、スポットによっては人目が多く、スキンシップの難度が高かったり、特定の“彼氏力”(運動、知識など4種類あり、デートまでに消化した“毎日の予定”の内容によって溜まっていく)が必要となることがあるので、満足できる結果を得るためには熟慮が必要となる。
油断は禁物! 難度が上がったスキンシップ
デートでは、カノジョとの会話の節々で、学校と同様にスキンシップのチャンスが到来する。学校での失敗を教訓に、今度は慎重に髪や手から攻めていく。本作では、タッチしたときの反応のバリエーションがかなり増えているようで、タッチする場所やタイミングによってじつに生々しい反応を返してくれる。一方で、同じような場所ばかり触っていてもいい反応はしてくれないので、難度自体はかなり上がっている模様。前作までのような“必勝パターン”は存在しないとのことで、毎回工夫する必要がありそうだ。スキンシップを成功させるのに、2度ほど失敗をしたので熟練の紳士でも初見ではなかなかきびしいスキンシップとなりそうだ。逆にそれは、初めてカノジョと触れ合うドキドキ感が、いままで以上に表現されているとも言えるかもしれない。
なお、前作をプレイした紳士淑女の皆さんが気になるロード時間については、場面の切替時などに多少読み込みは入るものの、現段階でかなり改善されており、ほぼ気にならないレベルになっていた。また、画面のデザインが『ラブプラス+』のころのものに戻り、アイコンが大きくなってコマンド入力もやりやすくなったのは大きな改善。「ゲーム自体はおもしろいんだから、快適に遊ばせてよ!」と、憤慨していたシリーズファンにとっては、納得できる仕上がりになっているのではと思われる。
ようやく、カノジョとの再スタートを切る土台ができた本作。あとは、新たな旅行イベントなども気になるところ。機会があれば新たに体験取材をして皆さんにお届けしたい。
メリープラスマス2013 スペシャル番組『やっぱり、“カノジョ”が好き。』2013年12月24日(火)22時00分から配信
2013年12月24日(火)22時00分から、“メリープラスマス2013スペシャル番組『やっぱり、“カノジョ”が好き。』を配信決定。『ラブプラス』シリーズの内田明理クリエイティブプロデューサーと、キャラクターデザイナーのミノ☆タローに加え、『ラブプラス』ファンの声優・杉田智和さん、坂口大助さんをゲストに迎え、シリーズ最新作となる『NEWラブプラス+』の新要素を紹介。さらにプレイ動画もこの番組で初公開するとのことだ。
また、現在Twitterで募集している“ラブプラスとクリスマスの想い出”メッセージ募集のプレゼント賞品 出演者のサイン入りメリープラスマス2013 B2クリアポスター当選者とメッセージも番組内で発表。メッセージは2013年12月24日(火)18時00分まで受け付けているので、ハッシュタグ“#plusmas”を付けてツイートしよう。
【番組名】
メリープラスマス2013 スペシャル番組『やっぱり、“カノジョ”が好き。』
【放送予定日】
2013年12月24日(火)22時00分~
【配信サイト】
コナミチャンネル(※こちら)
【出演者】
クリエイティブプロデューサー:内田明理
キャラクターデザイナー:ミノ☆タロー
MC:森 一丁
ゲスト:杉田智和、阪口大助
【ラブプラス公式Twitterアカウント】
@loveplusproject
【ハッシュタグ】
#plusmas
※各種内容や開催日時は予告なく変更または中止する場合がございます。
※詳しくは、コナミチャンネルをご覧ください。
NEWラブプラス+
メーカー | KONAMI |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2014年春発売予定 |
価格 | 5985円[税込] |
ジャンル | コミュニケーション / 恋愛 |
備考 | すれちがい通信対応、いつの間に通信対応、ローカルプレイ対応、ダウンロード版は5460円[税込]、NEWラブプラス+ マナカデラックス コンプリートセット、NEWラブプラス+ リンコデラックス コンプリートセット、NEWラブプラス+ ネネデラックス コンプリートセットは各33600円[税込]、クリエイティブプロデューサー:内田明理、キャラクターデザイン:ミノ☆タロー |