『拡散性ミリオンアーサー』は韓国に続き、台湾・中国本土でもヒット

 スクウェア・エニックス ホールディングスは、2014年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)を発表。それによると、売上高は616億6400万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は46億7500万円(前年同期は52億4000円の損失)、経常利益は56億6900円(前年同期は62億6600万円の損失)、四半期純利益は26億600円(前年同期は54億8000万円の損失)と、それぞれ黒字に転換し、好調な業績となった。

 好調だった理由は、北米での家庭用ゲーム機向けソフトの北米におけるディストリビューション販売が好調に推移したことに加え、2013年8月に運営を開始した『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』のソフト販売も好調に推移し、会員数も順調に拡大。ブラウザ・スマートフォン等をプラットフォームとしたコンテンツにおいても、『戦国IXA』が堅調に推移しているほか、『拡散性ミリオンアーサー』は、PS Vitaへのプラットフォームの拡大に加えて、韓国に続き、台湾・中国本土でもヒットするなど、順調に推移。さらに、アミューズメント事業においては、8月に発売した『ロード オブ ヴァーミリオンIII』の販売も好調で、アミューズメント施設運営も堅調に推移しているとのこと。

 なお、2014年3月期通期の連結業績予想については、不透明要因もあるため、現時点では変更なしとしている。