『モンケン』は東京ゲームショウ2013のインディーズゲームコーナーにも出展
メディアコンテンツ研究家・黒川文雄氏が代表を務めるゲーム制作プロジェクト“モンケン”が、週刊漫画TIMES連載のコミック『解体屋(こわしや)ゲン』とのタイアッププロモーションを、2013年9月20日と27日発売号の2号連続で展開する。
その“モンケン”が制作した、ビル破壊+人質解放アクションゲーム『モンケン』(パソコン+スマートフォン+タッチデバイス向けソフトとして今秋頒布予定)のプロモーション展開の一環として、週刊漫画TIMES(芳文社)連載のコミック『解体屋(こわしや)ゲン』に登場する。今回の展開は、過去に使用されたモンケン(破壊用鉄球)をチーム・モンケンとゲンさんが探しだし、ゲーム制作の参考とするという部分と、新しい方向性でクリエィティブを切り拓くという両方のプロットを含んだストーリー仕立ての展開となっている。
『解体屋(こわしや)ゲン』(原作:星野茂樹、作画:石井さだよし)は、ストーリーは毎回異なるが、解体業のゲンさんが、毎回、難題課題の建築物件、解体案件に立ち向かう姿を描く人気コミック。“解体屋(こわしや)”と銘打ち、爆破解体を主としたテーマとしながらも、大きな組織には属さず、独立独歩で解決策を打ち出し難物件を解体するという、胸のすくような内容で、読者の支持を長年得ている。今回のタイアッププロモーション展開は、ネット上のツイッターでのつぶやきに端を発しており、ゲン」んファンであり、なおかつ“モンケン”ファンのユーザーのつぶやきがきっかけで実現したという。
タイアップ展開は、『モンケン』と制作メンバー“チーム・モンケン”が、コミック内に実在の人物として登場し、ゲンさんという架空のキャラクターとのコラボ展開を2回のストーリーで展開することになる。なお、『モンケン』ゲーム完成の折には、今度はゲンさんがゲーム内にパワーアップキャラクターとして登場するとのことだ。
『モンケン』は、東京ゲームショウ2013にも出展。一般公開日の9月21・22日は、HALL9のインディーズゲームコーナー(9-C1)に出展されている。
■「解体屋ゲン」モンケン編プロット
解体屋のゲンのもとをモンケンを探している、という4人の男たちが訪れる。オーガナイザーの黒川、ゲームクリエイターの飯田、サウンドクリエイターの中村、グラフィックデザイナーの納口。ゲームに疎いゲンは、4人が何者なのかさっぱり分からず相手にしないが、4人は「モンケンで世界を変えるんだ!」と食い下がる。その熱意と迫力に押されたゲンは、倉庫に眠ったままのモンケンのことを思い出す。
モンケンの現物をみて、とりあえず満足した4人だったが、今度は実際にモンケンを使って建物を破壊するところを見たくてウズウズしてくる。4人はなんとかしてくれとゲンに頼みこむが……。
クラウドファンディングを使った資金集めに成功、いよいよゲーム作りが動き出したチームモンケンは果たして実際にモンケンを使うことができるのか?現実とゲーム、漫画の世界を自由に行き来しながら、物語は怒涛の展開を迎える。難航するゲーム開発、行き詰まる資金調達、そして鉄球解体の醍醐味とは?ゲーム『モンケン』は果たして完成するのだろうか…。