稲船氏が手掛けるロボット主人公の横スクロールアクション!

稲船敬二氏が、新旧『ロックマン』関係者による新作横スクロールアクション『Mighty No.9』を発表、クラウドファンディングを開始_02

 comceptの稲船敬二氏が、新作『Mighty No.9(マイティーナンバーナイン)』を発表。クラウドファンディングサイトKickStarterで出資募集を開始した。募集額は90万ドル。10月1日までに出資が集まれば成立となる。

 本作は、横スクロールアクションゲーム。プレイヤーは戦闘用ロボットチーム“Mighty Numbers”9番目の“ベック”となり、ロボット暴走事件に立ち向かう。プラットフォームはPCで、2015年春に配信予定。出資額が伸びればMac版やLinux版、家庭用ゲーム機版(PS3/Xbox 360/Wii U)なども制作される予定。

懐かしくも新しい!

 ロボット暴走事件、8体の象徴的な敵キャラクター、そしてその能力を奪って活用する戦闘システムといった要素から、海外メディアなどを中心に早くも『ロックマン』の精神的続編と目されている本作。開発はインティ・クリエイツが担当するほか、アートワーク、キャラクターデザイン、サウンドなどにも、新旧のロックマンシリーズに関わったスタッフたちが参加している。

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▲ちなみに8体のキャラクターに対して現在制作予定なのは6ステージなのだが、120万ドル以上集まった場合のストレッチゴール(当初予定を超えた出資額に対して設定する追加要素)として2ステージの追加が設定されている。

 ゲーム本編は20ドル以上の出資から入手でき、出資額に応じた特典としては、ファミコン風のデジタル説明書なども予定(個人的には60ドル以上の出資で選べるリアルパッケージ+説明書がいい感じ)。ちなみに日本からの出資にはファミコン風、海外からの出資にはNES風と、ちゃんと日本向けのバージョンも用意されている(日本人だけどNES風がいいというマニアの方は選択可能)。
 comcept公式サイトでのプロジェクトページでは出資方法の解説も掲載されているので、「気になるけど英語だらけでどうすればいいかわからない!」という人はそちらも確認されたし。

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▲敵から奪った能力で変形するというコンセプト。こ、これは……! 敵の弱点をつく能力を使うことで“セル”(Xel)を吸収していき、これを解放して、高速移動や、ラッシュ攻撃、すべての敵への衝撃波などの特殊アクションが繰り出せるという。
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▲主人公ベックは戦闘用ロボットチーム“Mighty Numbers”9体目の機体。8体の兄弟機たちがプレイヤーの前に立ちはだかる。