史上初となるポケモンのビッグイベントがいよいよ開幕！
株式会社ポケモンは、2013年8月17日（土）～18日（日）の2日間にわたって、お台場の東京ビッグサイトを会場に、ポケモンのゲームが大集合するイベント、“ポケモンゲームショー”を開催。このイベントは、2013年10月12日に世界同時発売が予定されている『ポケットモンスター』シリーズ最新作『ポケットモンスター Ｘ・Ｙ』の世界初となる体験会のほか、ポケモンカードゲームやポケモントレッタといった、幅広いポケモンのコンテンツを一挙に紹介するイベントとなる。以下では、イベントの内容をリポートしよう。
『ポケットモンスター X・Y』の体験コーナーは大盛況！
会場では、世界初となる『ポケットモンスター X・Y』の試遊コーナーが設置。イベントの開場から約１時間ほどで、待ち時間が60分を超える大盛況となった。今回、試遊できたのは、この日のために用意された『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』の体験版だ。ゲームをスタートして主人公を操作すると、新たな登場人物のジャーナリスト・パンジーが登場し、カロス地方のポケモン博士、プラターヌのところに会いにいくようにうながされることに。フィールドの奥へと進み、プラターヌに会うまでが今回の体験版の内容となる。プラターヌに話し掛けるか、一定の時間が経過して自動的にプラターヌのもとに移動すると体験版が終了となるので、これからポケモンゲームショーで体験版をプレイするという方は、時間いっぱいまでフィールドを見て回るといいだろう。
各所に美しい花が植えられたフィールドの草むらを進むと、野生のピカチュウと遭遇。すでに映像などが公開されている『ポケットモンスター Ｘ・Ｙ』のバトルシーンだが、ポケモンたちの動きの滑らかさや技のエフェクトの派手さには、改めて驚かされる。記者が使っていたハリマロン（画面はケロマツ）の攻撃がピカチュウのきゅうしょに当たり、ピカチュウは１発で倒れてしまったのだが、体験版ではモンスターボールを投げてピカチュウを捕まえることもできるようだ。
体験版では、新ポケモンのメェークルやローラースケートを使って移動することもできる。メェークルは移動範囲が限られているが、快適にフィールドマップを移動することができるので、体験版をプレイする機会があれば、ぜひ試して欲しい。途中で新登場人物のカルム（女の子の主人公を選んだ場合に、男の子の主人公が友達として登場）とのバトルや、同じく友人のティエルノらと会話しながらフィールドの奥へと進んでいくと、白衣を着たポケモン博士のプラターヌが待っている。
プラターヌ博士に話しかけると、レベル100のミュウツーをもらい受け、そのまま博士とのバトルに移行。このバトルでは、ミュウツーを使って、先日公開されたばかりの『ポケットモンスター Ｘ・Ｙ』の新要素、“メガシンカ”を体験することができる。メガシンカとは、ある特定の条件を満たしているポケモンが手持ちにいるとき、一度のバトルで１匹のみが使える新たな進化だ。メガシンカ後のポケモンは、能力が格段に上がるほか、一部には特性が変わるものもいるようだが、いまだその詳細は明かされていない。今回のバトルでは、ニンテンドー3DSの下画面の“メガシンカ”と書かれたボタンが明るく輝いているので押してみると、ド派手な演出を経て、ミュウツーがメガミュウツーに姿を変えた。プラターヌ博士はクロバット、シャンデラ、カイリューをくり出してきたが、メガミュウツーが放つサイコブレイク、10まんボルト、シャドウボールの威力は非常に強力で（体験版で覚えていたもうひとつの技は、じこさいせい）、ほぼ一方的に相手を圧倒できた。
なお、見逃しがちだが、この体験版ではポケモンをかわいがる新たな遊び、“ポケパルレ”を体験することもできる。バトル中や登場人物との会話中以外に下画面をタッチすると、いつでもポケモンと触れ合えるので、忘れずにチェックしてみよう。
アイドルユニット“X２１”と“モデルガールズ”がステージに登壇！
ポケモンゲームショーのオープニング時に行われたステージイベントには、第13回全日本国民的美少女コンテストのファイナリスト21名で結成されたアイドルユニットの“X21”と、同じく所属事務所オスカープロモーションの先輩に当たるガールズユニット“モデルガールズ”が登場。最近ポケモンゲームを始めたX21と、『ポケットモンスター 赤・緑』世代のモデルガールズという組み合わせでトークを展開。そのほか、『ポケットモンスター X・Y』のディレクターを務める増田順一氏（ゲームフリーク所属）やお笑い芸人ロバートなどが登場し、会場に詰めかけたポケモンファンを大いに沸かせていた。
ポケモンに関する謎の映像も公開……!?
会場ステージのモニターでは、先般、カナダ・バンクーバーにて開催されたポケモンワールドチャンピオンシップス2013など、さまざまなポケモンに関する映像が流れたのだが、その中には、非常に気になる映像も含まれていた。その映像の写真は以下のものだ。映像が流れたのはわずか２～３数秒ほどで、しかもノイズ処理が施されたものだったので、果たしてこれがポケモンの新作ゲームの映像なのか、詳細はまったく不明だ。ただし、映し出された２匹のポケモンは、ルカリオとバシャーモに見える（脚の色味や特徴的な部位を見ると、メガシンカした姿ではない模様）。かくとうタイプの２匹のポケモンが、格闘アクションゲームのように向かい合うこの映像の正体はいったい……？ 今後の発表を待ちたいところだ。
会場内には、歴代シリーズのコスプレをしたスタッフも！
会場では、『ポケットモンスター Ｘ・Ｙ』の予約受付のほか、イベント限定グッズの販売や、本来は各地のご当地のみで買える“ポケモンご当地”シリーズの販売などが行われ、来場者で賑わっていたが、ポケモンファンにとって見逃せないのは、会場内の随所にいる、歴代『ポケットモンスター』シリーズの登場人物たちの衣装をまとったスタッフたちだ。いずれも衣装の再現度が高いので、見かけたら写真に収めることをオススメしたい。
（C）2013 Pokemon. （C）1995-2013 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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