2013年8月9日よりロケテストがスタートした新作対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd-SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』のプレイリポートをお届け。

●全キャラクターをリポート!

 アークシステムワークスの新作対戦格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd-SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)』。既報の通り(→記事はこちら)、本作のロケテストが2013年8月9日よりセガ秋葉原 1号館にてスタートした。今回の記事では、本作のプレイリポートをお届けする。

●待望の初プレイ!

 初プレイの第一印象は「ギルティギアだ!」でした。『ギルティギア』といえば、個性豊かなキャラクターたちによる、ハイスピードな展開が売りの格闘ゲーム。今回のロケテストで使用可能な7キャラにもそれぞれにコンセプトが感じられる個性が存在し、高速なゲーム展開による爽快感はこれぞ『ギルティギア』という感触。そういったキャラクターの操作感やゲームスピードは従来の『ギルティギア』シリーズと共通する部分が多く、ギルティシリーズに心得があるプレイヤーならすぐになじめそうだ。しかしそんな『ギルティギア』らしさを保ちながらも、ビジュアルは全面的に一新。背景はもちろんキャラの一挙手一投足から覚醒必殺技まで、驚くほど美しく進化している。画面演出の面でもキャラのアニメーションや派手な視点切り替えなどが存在し、力が込められているのを実感したぞ。まさに『ギルティギア』の正当進化と感じさせる作品だ。

試合前や試合後の演出が超ド派手!プレイした瞬間に衝撃を受けることまちがいなし!
まだまだ開発途中だということで、追加参戦キャラに期待が膨らむ。ここにどんなキャラが加わるのか楽しみ!

●ゲームシステム
本作のゲームシステムでは従来のシステムで難しかった要素がシェイプアップされており、新作としての要素も加えて「拡張」された仕様になっているぞ。旧作との比較も交えつつ、注目したシステムをいくつか紹介しよう。
注:あくまでロケテストバージョンかつ編集部調べです。今後仕様変更される可能性があることも念頭にご覧いただきたい。

・ボタン配置選択
従来は1タイプの共通配置だったが、今作ではいくつかタイプが選べるようになる模様。今回のロケテストではA~E まで5種類が選択可能だった。

・テンションゲージ
画面下に表示されているゲージ。覚醒必殺技やフォルトレスディフェンスなど、多種の用途で使用する。ゲージは前方へ動いたり攻撃を当てたり等のポジティブな行動をすると溜まっていく模様。「ゲージを溜めてから戦う」といった、従来のギルティらしい戦法もできそうだ。

・ロマンキャンセル
ギルティの代表的なゲームシステムの一つ、ロマンキャンセル。テンションゲージを50パーセント消費して、行動の硬直をキャンセルする。従来のロマキャンは自キャラの攻撃が相手に触れた際に使用可能だったが、今作では空振り時にも使用できるようになった。ロマキャンを発動させると画面が暗転する演出が発生し、一定時間自キャラ以外のスピードが遅くなる。飛び道具をロマキャンした時には黄色いエフェクト、打撃をロマキャンすると赤いエフェクトとなり、内容によって見た目も変化する。

・相殺
攻撃がかち合った場合に発生するシステム。従来は白い爆発のような演出が発生した後にあらゆる行動でキャンセル可能というシステムだったが、今回は攻撃の強さによって有利不利が存在する。『イグザード』のポイントとなりそうな新システムだ。

・ダストアタック
立ちDで発動する、しゃがみガード不能の中段攻撃。ヒットするとゲームの視点が切り替わる演出が発生し、上方向か前方向への派生行動から追撃が可能。かなり演出に力が入っており、ヒット時は爽快感がバツグン。

・一撃必殺技
今回はまだ実装されていないが、今後追加される予定とのこと! ゲーム全般のビジュアル面から、演出にはかなり力を注いでいることが感じられるので一撃必殺技も作り込んでくることが予想される。一撃準備モーションや準備中の影響なども気になるところなので、期待して待とう。

●キャラクターインプレッション

ソル
主人公キャラということで、必殺技をだしているだけでも楽しめるキャラになっている。新技の 砕けろ は空中から地上への落下型攻撃だが攻撃範囲が広く、とにかく派手だ。いちばん目を引いたのは“ドラゴンインストール”。見た目が“魔神”のような様相に変化して、専用必殺技も使用可能になるなどの強化が施される。効果時間終了時には隙があるので、研究しがいがありそうだ。

カイ
リーチの長い攻撃が特徴的。対空での前+Pも強力で、万能キャラといった感じだ。新技の“グラインダー”を設置しての飛び道具攻勢は立ち回りで強力そう。従来は“ヴェイパースラスト”でコンボを閉めることが多かったが、今作は派生技の“ジャベリン”が存在しないのでコンボからダウンを奪うのは難しいかも?

ミリア
キャラの動きがとても高速。“前転”からの派生攻撃が充実しているので、トリッキーな攻めが展開できそう。“サイレントフォース”は空中で針を投げる必殺技だが、使用後に地面に刺さった針の上でしゃがむことですぐに回収できるようになっている。

チップ
こちらも高速キャラ。初速の速いダッシュと多段ジャンプで相手を翻弄しつつ、発生の早い攻撃で常に先手を狙える。新技となる“壁張り付き”には派生行動が多く、『イグザード』での主力武器となりそう。そしてこのキャラはやっぱり、防御力が低い(笑)。見ているだけでも一瞬で体力が減っていくのが感じられたので、今回も扱いには細心の注意が要るだろう..……。

ポチョムキン
まずは見た目(笑)。かなり思いきったイメージチェンジだが、プレイヤー達からは受け入れられている模様(?)。このキャラにはダッシュが存在しないが、固い防御力がそのまま武器となる。コマンド投げのポチョムキンバスターの火力も健在で、投げキャラ好きには大好物のキャラといえる。新技の I.C.P.Mは空中からの飛び付き攻撃。勢いをつけて頭から突っ込んでいくぞ!

ヴェノム
ボールを生成しつつ、通常技で弾いて利用していく立ち回りは健在。ボールが生成される位置は旧作から変化しているので、ボールの置き方や弾き方には新しい可能性が大きく広がっていそうだ。新技の覚醒必殺技 ビショップランアウト は、画面内に大きいボールを生成する。生成した大玉は画面内に存在する限り打ち直す事ができるようなので、強力な固め技として利用できそうだ。

メイ
キャラのモーションやお供となる海洋生物達がとても可愛く作られている。飛び道具の“拍手で迎えてください”で呼び出したイルカに乗ったり、“お見逃しなく”では地面の下から動物が現れてボールを投げたりなど、コミカルな技が多いキャラだ。“イルカさん・横”と“イルカさん・縦”は、それぞれS版とHS版で発生と移動距離にかなり差がある。突進攻撃と飛び道具を工夫して戦うキャラになりそうだ。

●ギルティの暴君、小川選手インタビュー

 国内最大規模の格闘ゲーム大会“闘劇”にて『ギルティ』部門を3度優勝するなどの偉業を成し遂げている小川選手をロケテスト会場で発見! さっそく本作の感想をうかがってみたぞ。

小川選手。

――『イグザード』をプレイしてみていかがでしたか?

小川選手 全体としては青リロ(GGXX#REROAD)っぽいですね。バーストやフォルトレスディフェンスの仕様とか、技の種類や感覚が似てました。そこに新作としての要素が加わっているなって感じです。

――ゲームシステムで注目した点はどこですか?

小川選手 ロマンキャンセルです。テンションゲージが50%溜まるとあらゆる行動がロマキャンできるので、戦術の幅が広がってるな、と。50%溜まるまでは丁寧な立ち回りが必要になりそうなので、そういった駆け引きが重要になりそうです。

――『イグザード』はこれからも開発が進んでいくようですが、どういった事を期待しますか?

小川選手 新キャラクターの追加ですね。せっかくの新作なので、新キャラで遊んでみたいと思います。

ギルティギア イグザード サイン』ロケテスト概要
■実施店舗:セガ秋葉原 1号館 4F
・住所:〒101-0021 東京都千代田区 外神田1-10-9
・アクセス:秋葉原駅電気街口より右側から出て左正面徒歩1分 中央通り沿いガード下
・URLはこちら
■開催期間:2013年8月9日(金)~8月12日(月) 10:00~24:00