礼儀正しい武家の娘が、変身すると「のじゃ」系のお狐様に!?
NHN Japanは、運営中のPC用オンラインアクションRPG『エルソード』で、7月24日より新キャラクター“アラ”を実装する。
プレイアブルキャラクターとしては、2011年7月に実装されたラシェ以来、約2年ぶりの実装となるアラ。NHN Japanのオフィスにお邪魔して、ひと足先にアラのプレイスタイルを見せてもらったので、その模様をお伝えしよう。
アラは基本的には、槍術を使いこなす、近接職としては広いリーチを誇るキャラクターだ。2段ジャンプや空中ダッシュ(というか歩行?)、上位職では回避に使えそうな後方への素早いジャンプ移動や一気に距離を詰めるダイブキックなどもあり、機動力も高い。
しかし最大の特徴は、MPを使いつつ専用のゲージ“気力”を溜めて繰り出す技の数々や、その関連スキルを繋いでいくスキルコンボ、覚醒状態で変身する“咆仙経(ほうせんぎょう)システム”などにある。
ちなみに変身すると性格が変わるという設定で、佐藤聡美によるボイスも変化。通常時でのかわいい感じが、いきなり「~じゃ」と語尾につけるような、お狐様の凛々しい感じに変化するので、その辺りにグッと来る人は要チェック(何を言っているんだ俺は)。
なお変身中の記憶はなくなるそうで、プロモーション動画では、憑依状態のアラにエルス君が敵と誤解されてぶっ叩かれてしまった模様。
MPと気力のコントロールが大事!
アラにはMPとは別に“気力”ゲージがあり、MPを使ってこれを溜めるスキルと、溜めた気力ゲージを使って繰り出す専用スキルが存在する。気力ゲージは4からスタートし、10レベル単位でひとつずつ増えて、最終的には10ゲージまで到達する。
というわけでMPを使いつつ気力ゲージを溜め、気力を使うスキルを出していくというのが基本戦略となるが、そこで重要なのがスキルコンボだ。アラは特定スキルにおいて発動中のスキルをキャンセルして別のスキルを繋ぐことができ、しかもキャンセル時に通常よりも気力が多く溜まる技や、キャンセル時のみ気力が溜まる技が存在する。
例えば“鬼殺三式:影繋ぎ”の基本回復量は1ゲージだが、キャンセルすると1+4の5ゲージ回復するので、効果は抜群。
影繋ぎ→虎爪→吸攻→龍撃破と繋ぐと、影繋ぎ(消費MP250)で合計5ゲージ、虎爪(消費MP30)で1ゲージ、吸攻(消費MP20、MP吸収7)で1ゲージ(1体)と、一気にゲージを溜めた状態で、気力ゲージをすべて使って放つ強力なスキル龍撃破(最低5ゲージ以上必要)を繰り出せるのだ。
2次職、3次職は毎週アップデートで実装!
久しぶりの新キャラクターとなるアラだが、3次職まで実装されている既存キャラクターとの差を埋めるために、2次職、3次職が立て続けにアップデートで実装される。
上位職も機動力の高さとスキルコンボを活かした構成になっており、2次職“小仙”では、気力ゲージをすべて使って半径1200以内(決闘時は700)の敵を高速移動しながら次々と攻撃(物理353%)するスキル“羅刹”や、ダウンしそうになった時にキーを入力することで、20%の確率で非ダウン攻撃をしながら起き上がる“昇撃”といった、ユニークな使い方ができそうなスキルを、3次職“帝釈天”では、ジャンプから前方下方を強襲するキックなども覚える。
さらに、特定の技を繋いでいくことで自動発動する奥義もそれぞれ覚えるので、戦いの幅が広がっていくだろう。ちなみに奥義へと繋がる技は一式をセットしたキーを押していくことで発動できるようになっているので、そこまで複雑なキー操作をせずとも奥義まで持っていけるようになっている。
新ダンジョンも8月15日実装予定
また、3次職実装のさらに翌週となる8月15日には、サンディール地域に新ダンジョンが2種類追加される。アラを育てて、新ダンジョン突入まで一気に駆け抜けてみてはいかがだろうか。