2013年後半は『FF』ラッシュ
現地時間2013年7月4日~7日にフランス・パリ郊外で開催されているJapan Expoは、日本文化とエンターテインメントを紹介する、欧州最大規模のイベント。この催しに、スクウェア・エニックスが出展し、特設ステージでは『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』(以下、『FFX/X-2 HDリマスター』)や『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』(以下、『LRFFXIII』)などのクリエイター陣が登壇した。
『FFX/X-2 HDリマスター』に新規ボイスドラマを収録
『FFX/X-2 HDリマスター』のステージでは、冒頭のイベントシーンを用い、プレイステーション2でリリースされたオリジナル版と、HDリマスター版を比較。また、新規要素として、ボイスドラマが収録されることも明らかに。こちらは、野島一成氏が新たにシナリオを書き下ろしたもので、クレジット(スタッフロール)とともに再生されるという。また、プレイステーション3版とプレイステーション Vita版でセーブデータを共有する、“クロスセーブ”への対応も決定した。
なお、ボイスドラマについては、週刊ファミ通2013年7月25日増刊号(2013年7月11日発売)にて追加情報を掲載しているので、そちらもチェックしてほしい。
『LRFFXIII』と『FFXIV: 新生エオルゼア』のコラボが発表
ディレクターの鳥山求氏が、砂漠の大陸デッド・デューンの盗賊団の仲間になるというメインクエストをプレイした『LRFFXIII』のステージ。砂漠地帯のモンスターのバトルを経て、カスタマイズを行い、グランガッチというボスとのバトルに挑む様子などが見られた。なお、本作のクエストの数は150以上あるそうだ。
ボスを倒すと、盗賊団のボスと面会が可能になる。そこで待ち受けていたのは、『FFXIII』でパーティーメンバーだったファング。そのシーンは、新たに公開されたトレーラーでも確認できる。
ステージの最後には、プロデューサーの北瀬佳範氏が、『FFXIV: 新生エオルゼア』仕様のライトニングを公開。ネコミミがかわいらしいミコッテのウェアは、ゲーム内のクエストをクリアーすると入手できるという。さらに、『FFXIV: 新生エオルゼア』プロデューサー/ディレクターの吉田直樹氏が登壇し、同作に登場するライトニングの姿をお披露目。ライトニングは、プレイヤーとともに戦ってくれるほか、自分のキャラクターにライトニングの衣装を着せられることや、『FFXIII』シリーズに関連する武器(一部はオリジナルデザインだが、『FFXIII』チームの監修を受けている)も使えるようになることなどを発表した。