SKE48の松井玲奈も駆け付けた『ガンダムビルドファイターズ』発表会リポート

2013年7月2日、東京都・台場にあるガンダムフロント東京にて、『ガンダム』新作映像発表会が行われ、新作テレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』が2013年10月よりテレビ東京系列にて放送されることが発表された。ここでは、本発表会の模様をリポートする。

●ガンプラ35周年に向けた記念作品

 2013年7月2日、東京都・台場にあるガンダムフロント東京にて、『ガンダム』新作映像発表会が行われ、新作テレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』が2013年10月よりテレビ東京系列にて放送されることが発表された。ここでは、本発表会の模様をリポートする。

■バンダイナムコグループ総力をあげて、さまざまな準備をし、新たな展開も用意

バンダイの上野和典代表取締役社長 兼 チーフガンダムオフィサー

 『機動戦士ガンダム』は1979年にテレビアニメの放映がスタートし、翌1980年はガンダムのプラモデル、通称“ガンプラ”が発売され大ヒットとなったことをご記憶の読者も多いだろう。来年2014年はテレビアニメ放映から、2015年はガンプラ誕生からそれぞれ35周年となる。35周年の節目にあたり、発表会の冒頭に登場したバンダイの上野和典代表取締役社長 兼 チーフガンダムオフィサーは、「大きな節目に向かい、バンダイナムコグループ総力をあげて、さまざまな準備をし、新たな展開を用意している」と挨拶。その最初を飾る作品として発表されたのが『ガンダムビルドファイターズ』だ。また、『ガンダムビルドファイターズ』は、「これまで登場した『ガンダム』シリーズの機体のほぼすべてが登場する、すべての『ガンダム』ファンに向けた作品になっている。これまで目にして熱くなった『ガンダム』が登場しますが、いままで目にしたことのない、まったく新しい『ガンダム』になっていますので、ご期待いただければと思います」(上野)と自信を見せた。

■キーワードは“オールガンダム”、“動くガンプラ”

サンライズ 宮河泰夫取締役副社長

 続いては、サンライズ 宮河泰夫取締役副社長が登壇。宮河氏によると、キーワードは“オールガンダム”、“動くガンプラ”のふたつ。 “オールガンダム”とは、これまで放映されてきた『ガンダム』アニメーション作品のモビルスーツが登場するということから。「作品の世界観を超えたモビルスーツの競演が実現します」(宮河)。本作では、ガンプラバトルに魅了された少年たちが、ガンプラを作る、ライバルのガンプラと戦わせるというなかで、人間的にも成長する物語が描かる。つまり、作中では“動くガンプラ”が登場するというわけだ。また、宮河氏は、ガンプラ35周年期間中には、最終回を迎える『機動戦士ガンダムUC』エピソード7の公開、富野由悠季監督による新作の公開、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のお披露目をしたい、と今後の『ガンダム』作品の展開について、注目の発言をした。

■ガンダム作品の新たな挑戦

サンライズ プロデューサー小川正和氏

 『ガンダムビルドファイターズ』の作品概要については、サンライズ プロデューサー小川正和氏が説明にあたった。概要については、既報(→こちら)を参照してほしい。小川氏は最後に「放送まで3ヵ月ほどありますが、『ガンダム』ファン、ガンプラファン、アニメファンなど多くの方々におもしろいと思っていただける作品を目指しています」と、意気込みを語り、“『ガンダム』の新たな挑戦”に期待してほしい、とアピールした。

 また、『ガンダムビルドファイターズ』について、『ガンダム』シリーズのメカニックデザイナー大河原邦男氏からの応援メッセージが公開された。

【大河原邦男氏の応援メッセージ】
 「ガンダムビルドファイターズ」の発表、誠におめでとうございます。
 ガンプラをテーマにした作品はテレビシリーズでは初めてですよね。1979年に放映されたファーストガンダムから最新のガンダムまで、これまでの作品の中でガンプラになった機体が対象なので、とても可能性のある作品だと思いますし、歴代シリーズを映像として再現できるという部分ではオイシイ作品ではないかと思いますね。
 また、今のアニメーションの技術でファーストガンダムの映像を再現して頂ければ最高かなと思っています。
 来年でガンダムも35周年を迎えますが、35年経つとアニメーションのテクニックも高度になってきており、そういう映像がお茶の間にダイレクトに入っていきますので、皆様に楽しんで頂けるのではないかと期待しています。私の出番が少ないのでちょっと寂しいんですけどね(笑)。
 私は「ビルドストライク」のデザインを担当しておりまして、優秀なメカデザイナーがチームを組んでいるので今回の作品に関しては全然不安視はしていないのですが、「ガンプラと改造」というテーマは色々な可能性が広がるので、もう一体くらい楽しませてほしいなと(笑)。
 今回の作品は「なんでもあり」ですので、ガンプラファンの方々にも「あっ面白いな」「こういう改造をしてみたいな」と感じて頂けたらよいですね。
 最近では女性のガンプラファンも増えているようですので、若い方からファーストガンダム世代の女性まで、皆さんの刺激になる様な、ガンプラファンにも燃えて頂ける様な作品になってほしいです。
 「ガンダム」という冠にとらわれることなく、わくわくするような作品になることを祈っております。

■SKE48の松井玲奈もガンダムを熱く語る

▲「今回の作品のファン1号です(笑)。『ガンダムビルドファイターズ』ガンプラもぜひ一番に作りたい」という松井に、スペシャルなガンプラが2体贈られた。プレゼンターはガンプラの川口名人でおなじみのバンナム ホビー事業部 川口克己氏が務めた。

 発表会の後半では、ガンプラビルダーズワールドカップ2012日本大会決勝戦プレゼンターも務めたSKE48の松井玲奈がゲストに招かれ、トークセッションが行われた。『ガンダム』シリーズでは、『機動戦士ガンダム SEED』とその続編『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』が大好きだという松井。「お話がスゴくおもしろったので。キャラクターにも憧れ、モビルスーツにも憧れ、気づいたらどっぷりハマっていました」(松井)。お気に入りのモビルスーツは、ストライクルージュ(好きな理由:ピンク色だから)とバスター(好きな理由:好きなキャラクターが乗っている機体だから)だとか。ガンプラもよく作るという松井は、作ったガンプラを家にも飾っているという。『ガンダムビルドファイターズ』については、作品の垣根を超えて、多数の機体が観られるという点がうれしい、さらに、どの作品にも登場するが、自分の知らないザクも多いということで、『ガンダムビルドファイターズ』でいろいろなシリーズのザクを見てみたい、とコメント。また、今回は戦争が舞台ではなく、ガンプラでバトルを通じて主人公が成長していく、という設定も気になっている様子。10月の放映まであとまだ少しありるが、「それまでのあいだ、ガンプラをたくさん作りながら楽しみに待ちたいと思います」(松井)

 テレビアニメ、ガンプラ35周年に向けた新たなテレビシリーズ『ガンダムビルドファイターズ』。今後、さらなる『ガンダム』作品にも動きがありそうなところはオールドファンにとってもうれしいところ。まずは、新しい『ガンダム』アニメとガンプラに期待しよう。

 劇中で主人公たちが改造して作ったガンプラをそのまま商品化した“HG BUILD FIGHTERS”シリーズがテレビアニメ開始と同時期に発売されることも決定している。



(C)創通・サンライズ・テレビ東京