初心者も上級者も楽しめる内容で大盛り上がり

 2013年6月16日に東京・科学技術館 サイエンスホールにて、“戦国大戦界 生祭スペシャル”が開催された。これは、セガのアーケードカードゲーム『戦国大戦』をより楽しむためにさまざまなコンテンツを展開している、セガとエンターブレインによる共同プロジェクト“戦国大戦界”のニコニコ公式生放送“戦国大戦界 生祭”のイベント。番組MCを務める立花慎之介と声優界最強の『戦国大戦』プレイヤーである中村悠一に加え、菅沼久義、最上嗣生、江口拓也、内田真礼ら、“生祭”でおなじみのゲスト陣が出演し、新バージョン『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』(2013年6月20日より稼動開始)に関するコーナーや、『戦国大戦』のトップランカーによる“第三回いくさ人争奪トーナメント”などが実施された。

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▲会場内では『戦国大戦』関連グッズの販売も行われており、大盛況だった。

超絶プレイに大盛り上がりの“いくさ人争奪トーナメント”

 “第三回いくさ人争奪トーナメント”は、『戦国大戦』公式エリア大会 “阿修羅への道 第弐章”の各エリア優勝者6名と“いくさ人争奪タッグトーナメント”の優勝者2名が、戦国大戦界で引き継がれる名誉ある“いくさ人”の称号を懸けて戦うというもの。試合形式は、事前に登録した武将カード11コストの中から9コスト以内でデッキを作成。武将カードを動かして敵城にダメージを与えていき、敵軍の城ゲージを0にする、またはタイムアップ時に城ゲージが多く残っている軍の勝利となる。イベントでは、各主君が番号の書かれた紙を引き、その場でトーナメント表が決定。MAXIMA主君(東日本エリア)、あご髭海賊団主君(北関東エリア)、雲のジュウザ主君(関東エリア)、アゴなしゲン主君(東海エリア)、まもる主君(関西エリア)、魔法のランプ主君(西日本エリア)、修平主君(二代目いくさ人)、仁義なき青井主君(二代目いくさ人)の計8名が熾烈な戦いをくり広げた。

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▲“いくさ人”の称号を懸けて8名のトップランカーが熱い戦いをくり広げた。

 ベスト4は、修平主君、魔法のランプ主君、仁義なき青井主君、アゴなしゲン主君。その中から決勝に勝ち上がったのは、魔法のランプ主君とアゴなしゲン主君。前半はアゴなしゲン主君が攻城と大筒で魔法のランプ主君の城ゲージを減らしていくが、魔法のランプ主君が一気に攻め上がり逆転。そのままタイムオーバーで魔法のランプ主君が優勝を収めた。

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▲魔法のランプ主君が勝利を手にした。

 そんな激戦がくり広げられたトーナメントの裏で、菅沼のある疑惑が浮上するひと幕も。会場では、対戦中のゲーム画面がスクリーンに映し出されるのだが、どちらのランカーの画面を映すかを決める際に「個人的に修平さんの顔が好きなんですよ」(菅沼)と言ったことで新キャラクターが開花! あご髭海賊団主君と魔法のランプ主君が戦った1回戦第2試合の画面選びで「タイプの顔の方(ランカー)を選んでください」という振りに、「(魔法の)ランプさんで(笑)。ヒゲがない方がいいかな」(菅沼)と乗っかったり、1回戦終了後には「僕好みの男の子がいっぱいいて大満足でした(笑)」(菅沼)と感想を述べ、会場の笑いを誘った。

あの作品とのコラボレーション情報が発表に!

 “第三回いくさ人争奪トーナメント”の後は、新バージョン『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』がお披露目に! コラボレーション情報として、櫻井孝宏と井上麻里奈、斎藤千和のビデオメッセージが公開された(斎藤は声のみ)。ひとつめのコラボは、テレビアニメ化が決定した『犬とハサミは使いよう』。櫻井孝宏が演じる春海和人(&春海 円香)と井上麻里奈が演じる夏野霧姫が武将カードとして登場するという。そして、ふたつめのコラボは、小説やテレビアニメが好評を博した『まおゆう魔王勇者』。斎藤千和がパーソナリティーと務めているWebラジオ『まおゆうメイドラジオ』で『戦国大戦』の宣伝をした際に、「『戦国大戦』に出たい!出たい!」と言ったことがきっかけで今回のコラボが決定したという。斎藤千和が演じるメイド長(カードでは“お鍋の方”という名前)に加え、井伊 直虎、淀殿、築山殿、立花誾千代、ガラシャの声も担当するとのこと。

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 そして、ここでサプライズ!“戦国大戦界”のメンバーである三浦祥朗が、同日に行われていたイベント“英国探偵ミステリア ミュージカルライブ【オペラ座の怪事件】”の終了後に舞台衣装のまま『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』の新カードを持ってきてくれたのだ。しかし、三浦の恰好には一切触れずに、『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』の新カードに群がる出演者たち。そのあまりのスルーっぷりに耐えかねた三浦が「そろそろいじってください。僕、泣きますよ」と心の叫びをもらすという喜劇のような展開に、会場は爆笑の渦に包まれた。

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 そのほか、初心者プレイヤーの内田真礼と江口拓也のスキルを上げる“真・下克上 出張版”や、声優陣がふたりひと組になって『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』の新カードで対決する“新Ver.最強タッグ戦”なども実施。終始会場の笑いが絶えないイベントとなった。また、イベント終了後に出演声優陣へのインタビューを行う機会が得られたので、掲載しよう。

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――本日はお疲れ様でした。大盛り上がりだったイベントですが、感想をお願いします。

■立花慎之介
来場者が半分男性、半分女性という、ほかのイベントではあまりない男女比率で、男性も女性も『戦国大戦』を楽しんでくれていることがうれしかったです。7人の声優陣が“生祭”以外で集まる機会がなかったので、すごくおもしろくて楽しいイベントでした。

■内田真礼
たくさんの方がいらっしゃっていて、みんなで『戦国大戦』のプレイを見るのは楽しいなと感じました。“生祭”では皆さんのコメントが画面に表示されますが、今回のように熱を肌で感じることはないので、新情報が発表されたときに「わー」という声や拍手が聞こえてきたので、会場全体で楽しめたことが印象的でした。

■三浦祥朗
駆けつけだったので出落ちみたいな形になってしまいましたが、皆さんがあたたかく迎えてくださってすごく楽しかったです。

■最上嗣生
トップランカーさんのプレイと新バージョンの情報を早く見たくて、出演者とは名ばかりの仕事1割、趣味が9割の感じでした(笑)。

■菅沼久義
今回のイベントで僕の新しいキャラクターが生まれました(笑)。「プシュー」や「オレだ、オレだ」も僕のオリジナルなのですが、それがすべて武将カードになっているので、今回の新キャラクターもカードになったらいいなと思います。

■中村悠一
イベントとして、『戦国大戦』に興味のあるユーザーの方たちの前に立たせていただくのが今回で2度目になるのですが、前回よりもさらにユーザー熱を感じました。トップランカーがプレイしているときの盛り上がるポイントが、ステージと客席で同じだったので、みんなゲームのことをわかっているんだなと。毎月ニコ生で“生祭”をやることが啓蒙活動に繋がっていると言いますか、そこから少しずつ広がった部分もあると思うのでうれしかったです。

■江口拓也
いつもニコニコ生放送の“生祭”に参加させていただいていましたが、今回はスペシャルイベントということで、ユーザーの皆さんの熱量と『戦国大戦』の盛り上がりを直接感じられました。新バージョンも登場し、みんなで盛り上がっている感じが自分もプレイしていて楽しいですし、これからもプレイしていきたいなと思いました。

――新バージョン『戦国大戦 1590 葵 関八州に起つ』をプレイされての感触はいかがでしたか?

■立花慎之介
まだ徳川家しか触っていませんが、蒼、赤、翠の家紋の色を点灯させることで計略の追加効果が発生するなど、新たなおもしろさを持つ勢力だなと思いました。全体的に難しそうだと感じましたが、その分攻略のし甲斐がありそうですよね。早くプレイしたいと思いました。

■内田真礼
私は猪突猛進と言いますか、攻撃力の高いカードをどんどん前に出して戦うのが好きなのですが、今回使わせていただいた長宗我部家は頭を使いながらプレイするので、早く『戦国大戦』に慣れてそういうテクニカルなカードも使えるようになりたいなと思いました。あと、島津義弘が好きなので、島津義弘の新しいカードがあれば使いたいです!

■三浦祥朗
僕は既存の勢力でのプレイでしたが、既存勢力はもちろん対戦していた徳川家にも可能性のある新カードがたくさんありましたので、どんどんおもしろく発展していくんじゃないかなと思いました。早くゲームセンターに行ってプレイしたいですね。

■最上嗣生
大きな節目のバージョンアップがあるたびに新しい要素が追加されて、『戦国大戦』はどんどん進化し続けているなと実感するとともに、30歳を過ぎた僕がすべてを吸収しきれるのかと思いましたね。でも、やっぱり新バージョンはすごく楽しそうなので、無理を承知でついていこうと思います(笑)。新カードについては、徳川家がおもしろそうですね。徳川家の三葵計略やそのほかの新システムなど、使いこなせるようにたくさんプレイしたいと思います。

■菅沼久義
徳川家が僕には合っているな、いいなと感じました。僕が声を担当した石川家成というキャラクターを使って、石川が撤退したときに僕もいっしょに「プシュー」とやりますので、ゲームセンターで僕が「プシュー」とやっていても、あたたかい目で見守っていてください(笑)。

■中村悠一
新カード、新勢力に注目しがちなのですが、既存勢力に追加されるカードや仕様の見直しなど、旧カードしか持っていない人もいろいろなことが発見できると思います。楽しさはカードを引く以外にも多く存在しているんだなと感じました。

■江口拓也
まだしっかりとプレイしていないので見た感じの印象ですが、計略が溜まっていったり、能力が変わっていったりと、より玄人向けの新勢力だなと感じました。僕はまだそっちに手を出すことよりも基礎的な部分をやっていきたいので、既存勢力+αの部分が楽しみですね。僕が使っている浅井朝倉家の新カードもあるようなので、自分のスキルをどんどん上げてやれることを広げていきたいなと思います。

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立花慎之介
内田真礼
三浦祥朗
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最上嗣生
菅沼久義
中村悠一
江口拓也