今後は、裁判所および監督委員の監督のもと、事業を継続し再生を図るとのこと

 インデックスは、2013年6月27日開催の取締役会において、民事再生手続開始の申立てを行うことを決議し、同日付けで東京地方裁判所に民事再生手続き開始の申立てを行い、受理された。

 申立てに至った経緯、および理由については、「国内外の企業を対象とした事業買収を行ってまいりましたが、とくに海外買収案件では予想どおりの収益が上がらず、多額の投資損失が発生」、「平成22年9月、当社が参加していた中小企業振興ネットワークを構築した株式会社日本振興銀行が破綻したことに伴い、当該破綻の影響を受けた当該ネットワークの参加企業の経営状態は悪化し、当社自身についても当該ネットワの不良債権に対する引当処理や繰延税金資産の取崩し等により、連結・単体ともに債務超過に陥りました」とのこと。そのため、「今般、自主再建は極めて困難であるとの判断に至り、民事再生手続きによる再建に踏み切る選択をした次第です」と、民事再生申立てに至った経緯が説明。負債総額は約245億円。また、今後は「裁判所及び監督委員のもと、事業を継続し、再建を図る所存です」と発表している。