『ブレイブルー』の次世代機への展開は?
2013年6月11日~13日(米国時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催されている世界最大級のゲーム見本市E3 2013(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ 2013)。同イベントの取材中に、アークシステムワークスの森利道氏を発見! 次世代機の詳細発表で盛り上がるE3の感想などを聞く、ミニインタビューを行った。
森利道氏
代表作:『ブレイブルー』シリーズ
※文中は森
――今回、E3へいらっしゃった最大の目的は?
森 『ブレイブルー クロノファンタズマ』が出展されるので、海外の反応を見るために来ました。あとは、PS4(プレイステーション4)やXbox Oneなどの次世代機の発表ですね。
――次世代機の発表をご覧になって、感想はいかがですか?
森 まだまだ発表されたばかりで、次世代機ならではと言えるものは少ない印象です。ですが、今回発表された作品には驚きがいっぱいでしたね。ユーザーみたいな意見ですが、とくに“13”が“15”になったのは驚きました!(笑)
――あれは、驚きましたね!
森 ビックリです。あとは、エレクトロニック・アーツさんの『TITAN FALL』が気になりますね。見た瞬間に「遊びたい!」と感じました。ロボットもそうですし、重力を操る超能力のような技もあったりと、日本人も好きそうな要素がたくさんだなと。
――気になるのが、『ブレイブルー』シリーズの次世代機への展開ですが。
森 もちろん考えています。PS4の発表時にアークシステムワークスのロゴもあったと思いますが、今後何かを作りたいなと考えています。ただ、うちは2Dがメインの会社ですからねー。次世代機の何がうれしいって、「メモリがいっぱい使えるぞ!」という(笑)。
――何よりもメモリですね(笑)。『ブレイブルー』の直近の展開では、テレビアニメや、同じ世界観のアドベンチャーゲーム『エクスブレイズ コード:エンブリオ』などがありますね。
森 そうですね。まずは、そこをしっかりお届けして、今後の展開を考えたいなと。
――では、その先に次世代機への展開が?
森 うーん。考えていますけど、当面はPS3かな。PS4への展開は考えますが、まずは現状の作品を海外でももっと人気が出るようにがんばりたいですし、何より日本はアニメなどをきっかけに、もっともっと多くの人に楽しんでもらえるようにしたいですね。ぜひ期待してください!