15周年プロジェクト第4弾! 大幅進化を遂げた『リ:デジタイズ』
バンダイナムコゲームスより2013年6月27日に発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『デジモンワールド リ:デジタイズ デコード』。“デジモン15周年プロジェクト”の第4弾としてリリースされる本作は、2012年にPSPで発売された『デジモンワールド リ:デジタイズ』の続編となる。PSP版を購入したファンの声を反映し、ゲーム内容の大幅な改善とボリュームアップを図っている。新シナリオやシステムの追加はもちろん、登場するデジモンやイベントも大幅に増しているのだ。今回は、その魅力を紹介しよう。
まずは“デジモン”の世界をおさらい!
1997年に登場した携帯液晶ゲームから始まった“デジモン”。その後アニメ、コミック、ゲーム、フィギュアなど、さまざまなメディアで展開してキッズから熱烈な支持を受けた。2012年にはデジモン誕生15周年を迎え、あらゆる世代に幅広く愛される人気シリーズとなっている。
『デジモンワールド リ:デジタイズ デコード』は、1999年に育成RPGとして登場した初代『デジモンワールド』の世界を受け継ぐ作品。コンピューターネットワーク上に存在する異世界“デジタルワールド”を舞台に、その世界で暮らすデジタル生命体“デジモン”と交流、育成をしながら冒険をくり広げるのだ。
冒険の始まりは突然……!
コンピュータネットワーク上に存在する異世界“デジタルワールド”。いつものように主人公たちがゲーム“デジタルモンスター”を遊んでいるときに、謎のメールが届く。そのメールに添付された暗号を解いたとき、少年たちは不思議な光に包まれ、“デジタルワールド”へと迷い込んでしまったのだった……。不思議な異世界“デジタルワールド”を、主人公たちは育成したパートナーデジモンとともに探索する。“デジタルワールド”に散らばるさまざまな謎を探りながら、現実世界へ戻る方法を探すのだ。
デジモンを育成しよう
本作ではリアルタイムで進む時間の中で、誕生と死をくり返すデジモンを育成していく。育成には食事の世話やトイレ、睡眠やトレーニングなどの要素があり、成長するとさまざまな姿へと“進化”する。また、冒険中には野生のデジモンが襲ってきて、パートナーのデジモンとのバトルも発生。リアルタイムで進行するバトルでは、パートナーデジモンに的確な指示を出してサポートをすることになる。
“デジタルワールド”を冒険する少年たち!
本作に登場するメインキャラクターを紹介! キャラクターデザインは、ヤスダスズヒト氏が担当している。
進化その1:デジタルワールドの冒険はさらに深く!
本作では、PSP版のシナリオである“亜種生命体ヴェティウム篇”に加えて、“慟哭のX抗体篇”と“策謀の魔王篇”というふたつの新シナリオが追加され、さらにサブイベントも同様に大量増加。ボリュームは2倍以上に増して、PSP版をすでにプレイした人も満足の新たな冒険が堪能できるぞ。さらに、策謀の魔王篇では、新キャラクターの四ノ宮 リナも登場! ゲームはこれら3つのシナリオが交錯しながらシームレスに進行するのだ。
慟哭のX抗体篇
ムゲンマウンテンにある古代の“メモリアルステラ”から漏れ出した“Xウイルス”により、街の一部のデジモンがXウイルスに侵されて、消去されるという事件が発生。オメガモンXとデュークモンXは、過去の惨劇をくり返そうとするイグドラシラルの真意を知るために、ムゲンマウンテンの調査を開始する。一方、街で平和に暮らしていいた、ドルモンとプロットモンも、同じくX抗体に縁を持つものとして事件に巻き込まれていく。
策謀の魔王篇
デジタルワールドに迷い込んだ主人公たちの活躍を、ネットを通じて知った少女“四ノ宮 リナ”。彼女は、現実世界の異変を主人公たちに逐一伝える役目を担っていた。しかし、主人公たちと同じくデジモンたちの能力を最大限に引き出す“Decode”能力を持っていた彼女は、七大魔王のひとり“バルバモン”に目を付けられ、デジタルワールドに引き込まれることに……。
主人公たちがヴィティウムを撃破し、つかの間の休息が訪れる。しかし、リナは現実世界の異変がまだ収まっていないことに気付く。そのとき、バルバモンの仕掛けたプログラムが作動し、リナはデジタルワールドへ連れ込まれてしまう……。バルバモンは“デジタルワールドの支配”を宣言。その野望を打ち砕くために、主人公たちが立ち上がる。
進化その2 デジッターとデコードレベル
リアルタイムでゲームが進行する“デジタルワールド”では、つねにさまざまな出来事が起こっている。また、なかには時間限定で発生するイベントもあるため、見逃してしまうことも……。そんなときに便利な機能が“デジッター”だ。デジモンたちがつぶやいた各地の出来事が、本体の下画面に表示されるのだ。さらに、育成の成功(or失敗)といったパートナーデジモンの状態も表示されるので、育成の大きな助けになるぞ。
一方の“デコードレベル”は、デジモンの潜在能力を引き出す力を指す。デジモンワールド内では、データの集合体であるデジモンやデジタルワールドの情報を解読し、正しい形に直したり、本来以上の能力を引き出すことのできる主人公の適正能力を“デコードレベル”と呼ぶ。正しい育成を行うと、主人公の“デコードレベル”が上昇し、デジモンの育成が楽になるというわけだ。
進化その3:より遊びやすく、楽しく!
ゲームバランスも調整が施されており、育成やバトルなどはより遊び応えのあるようにブラッシュアップ。デジモンの個性を際立たせる育成も可能になった。また、登場するデジモンは、アンケートをもとに大量追加。育成可能なデジモンが160体、ボスなどを含めた登場デジモンはなんと200体以上にも及ぶぞ。
デジモンワールド リ:デジタイズ デコード
メーカー | バンダイナムコゲームス |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2013年6月27日発売予定 |
価格 | 5480円[税込] |
ジャンル | RPG / 育成 |
備考 | 開発:トライクレッシェンド、24Frame、キャラクターデザイン:ヤスダスズヒト、プロデューサー:羽生和正、ディレクター:友野祐介 |