“Xbox 360『怒首領蜂最大往生』発売記念祭り 完”イベントリポート

ケイブから、2013年5月30日発売予定のXbox 360用ソフト『怒首領蜂最大往生』の発売を記念したイベントが、5月5日に東京・秋葉原UDXギャラリーで開催された。ステージでのトークショーや試遊コーナーなど、会場は終日盛り上がっていた。

●祝、『怒首領蜂最大往生』マスターアップ!

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 ケイブから、2013年5月30日発売予定のXbox 360用ソフト『怒首領蜂最大往生』の発売を記念したイベントが、5月5日に東京・秋葉原UDXギャラリーで開催された。入場無料ということもあり、会場は多くのシューティングファンでにぎわっていた。
 当日会場で試遊できたのは、『怒首領蜂最大往生』と特別出展のプレイステーション3版『ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA』(5pb.より7月25日発売予定)。さらにステージでは、Xbox 360版にテストプレイヤーとして参加していた“Clover-TAC”氏による“わっしょい360週目 Xbox 360『怒首領蜂 最大往生』HDモードで陽蜂落とすの巻”(もちろん見事に撃破!)や、『ケツイ』の全一プレイヤー・鷺岡潮氏による“『ケツイ ~絆地獄たち~』トッププレイヤーが陽蜂と戦ったらどうなるか?”(見事に1コンティニューで撃破!)を開催。ふたりの華麗なプレイに、会場からは大きな歓声と拍手が送られていた。


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▲Xbox 360版『怒首領蜂最大往生』とPS3版『ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA』の試遊台。

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▲会場では、オリジナルマウスや『怒首領蜂 最大往生』オリジナルのKinect for Windowsの受注販売も行われていた。また、そのKinect for Windowsを使用した記念撮影コーナーも人気を集めていた。

●ケイブのXbox 360史を振り返るトークショーも!

 午後からは、ステージイベントとしてトークショーが行われ、一部はUstreamでも配信された。
 まず行われたのは、先日発表されたプレイステーション3版『ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA』のスペシャルトークショー。ケイブの浅田誠氏を司会に、MAGES.からプロデューサーの盛政樹氏とディレクターの鷺岡潮氏が参加した。アーケード版の稼動から、2013年がちょうど10年にあたる『ケツイ』。プレイステーション3版はXbox 360版をほぼそのまま移植しているが、この前のイベントにも登場した“全一”プレイヤーの鷺岡氏がディレクターとして参加し、細かな修正を行っている。一プレイヤーとして『ケツイ』をプレイしつつ、5pb.のシューティングゲームのデバックにも参加していた鷺岡氏は、「全一でなくなったらクビ」(盛氏)という条件で入社したのだそう。初回限定版には、その鷺岡氏の超絶プレイを収録したブルーレイディスクが同梱されるが、目下「ゲーセンに直行直帰状態」(盛氏)で、日々収録を行っているそうだ。
 ちなみに“実績厨”としても知られる盛プロデューサー、Xbox 360愛を語りつつも「僕は今回ノータッチなので、安心してください」と会場を笑わせつつも、「プレイステーション3でもシューティングが安定供給される市場を作りたい」と語った。


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▲左から、鷺岡ディレクター、盛プロデューサー、ケイブ・浅田氏。

▲なんと、かぶりつきで撮影していたのは、アリカの三原一郎副社長!

 続いて行われたのは、“ASD×IKD デススマイルズからありがとう!最大往生でさようならSP”。ケイブの浅田氏と池田恒基氏による2部構成のトークショーだ。
 最初に登場した浅田氏から、Xbox 360版『怒首領蜂最大往生』がイベント当日の朝にマスターアップしたとの報告があった。今回は本当にギリギリだったらしく、「キツかった」「ヤバかった」という言葉が飛び交っていた。つぎに池田氏が担当した“新Xbox 360 モード”についての話になり、池田氏がやむなく演出やエフェクトをカットするたびに、両サイドの仕様が豪華になっていったと嘆いていた。


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▲ASD・浅田氏(左)とIKD・池田氏。

▲「ロゴとか、地球儀とか要らないよね(笑)」と池田氏。

 オープニングムービーやステージ中の演出など、「新しいシューティングのスタイル」(浅田氏)を目指して制作された本作。トークショーには、新Xbox 360 モードのエンディング曲“Heading For Tomorrow”を担当したZweiのふたりも登場した。Zweiも出演した5pb.のライブイベントを浅田氏が見に行ったことからトントン拍子に話が進み、今回のエンディングを担当することになったとのことだ。『怒首領蜂』についてMeguさん(ベース)は、プレイしたことはないものの、いわゆるゲーム実況系の動画などでよく見ていたそうだ。Xbox 360版『怒首領蜂最大往生』では、「いいシーンで流れるので思わず泣いてしまった」(ボーカルのAyumuさん)という“Heading For Tomorrow”は、凪良氏による描き下ろしジャケットで7月24日にシングルとして発売される。


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▲ZweiのMeguさん(左)とAyumuさん。

▲開演前にパチリ。

●Ustream放送終了後の、ここからが本番!?

 Ustreamでの生中継も無事終了し、ASD×IKDトークショーの後半へ。後半のトークテーマは、『怒首領蜂最大往生』で13本目となる、これまでにリリースしたXbox 360タイトルを、数々の事件と思い出とともに振り返るというもの。10項目に分けられるほど、さまざまな出来事が起こったそうだ。

(1)「PCで移植したら楽勝!だったはずが」事件
デススマイルズ』(2009年4月23日発売)
(2)「M2、本気だす」事件
虫姫さまふたり ver 1.5』(2009年11月26日発売)
(3)「スケジュールどろぼー」事件
エスプガルーダII ブラックレーベル』(2010年2月25日発売)
デススマイルズII X』(2010年5月27日発売)
(4)「むりやりアサイン」事件
怒首領蜂大復活 ver 1.5』(2010年11月25日発売)
(5)「予定外」事件
怒首領蜂大復活 ブラックレーベル』(2011年2月3日発売)
(6)「オトナの事情」事件
むちむちポーク!&ピンクスゥイーツ』(2011年2月24日発売)
(7)「事件」だらけ
Nin2-JUMP』(2011年4月27日配信 ※Xbox LIVE アーケード)
赤い刀 真』(2011年5月26日発売)
(8)祝「初Kinect!」
インスタントブレイン』(2011年11月10日発売)
(9)「最後のタイトルだったはずが」事件
虫姫さま』(2012年5月24日発売)
(10)「完」
怒首領蜂最大往生』(2013年5月30日発売予定)

 とにかく、スケジュールがタイヘンだったことや、池田氏が荒業で開発に巻き込まれることが多かったケイブのXbox 360用ソフト。1作目となる『デススマイルズ』が発売される前年(2008年)にケイブに入社した浅田氏。当初はXbox 360用と決まっていたわけではなく、SCEとも話をしていたが、開発環境やXbox 360にシューティングが出始めていたこともあり、Xbox 360での発売になったそうだ。
 そのほか、当時の売上目標が足りずに急遽パッケージとして発売することになったという『怒首領蜂大復活 ブラックレーベル』や、2011年3月11日の東日本大震災を受け、売上を義援金に回すため、わずか1週間での配信にこぎつけたXBLA『NIN2-JUMP』など、開発当時のウラ話が披露された。


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▲一枚ずつ、スライドを見ながら、当時の“事件”を振り返る。ちなみに“オトナの事情”は、この時だけ販売流通がセガ流通になったというもの。

 トークショーの最後には、池田さんが「Xbox 360で出すのはこれで最後になりますけど、ケイブとしてはシューティングを止めないぞ、と。どんな形であれ、しつこく出します」と高らかに宣言……したものの、浅田氏が間髪入れず「つぎはスマホです」とネタバレされていた。
「今回のイベントも当初は予定がなかったが、これまでケイブ祭りに来てくれていた人に最後に届けたかった。自分と池田で長年やってきましたが、コンビを組むのも『最大往生』で最後になります。これでいったん区切りをつけて、お互いに違う作品を作っていくことになると思います。Xbox 360の部署を立ち上げてからの締めくくりのタイトルになりますが、最後の最後にいろいろなものを詰め込みました。新しいシューティングの一歩になればいいな、と思っています」と浅田氏が最後に語り、『怒首領蜂最大往生』発売記念ケイブ祭りは幕を閉じた。


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▲トークショーの最後は即席のサイン会に!

▲“桜夜”&“陽菜”も会場内外で大活躍。