最新ゲームだけのイベントではないのだ!
ボストンで行われたゲーマー向けイベント“PAX EAST 2013”から、パネルディスカッション“Retrogame Roadshow: Are Your Old Games Buried Treasure?!”の模様をお届けする。
毎年恒例のこの企画、要はレトロゲーム版のお宝鑑定団。そう、PAXの本当の魅力は最新ゲームだけではなく、レトロゲームも愛しまくっちゃうのである!(実際、最新ゲームが出展されているブースを無視して、レトロゲームを集めたコーナーにこもりっきりで遊ぶ人なんかも結構いる)
というわけでPAXに来るレトロゲームコレクターにはおなじみのこのイベントに、各地のコレクターがとっておきの美品・珍品を手に集まった!
【鑑定結果】小売り用とはシリアルナンバーが違う珍品。100ドル。
【鑑定結果】美品だが、ラッピングは誰かがやり直した模様。珍品であることは確か。1500ドル。
【鑑定結果】ラベルが古く、本当にプロトタイプである可能性がある。カートリッジの中にはプロトタイプ用EPROMがあり、そのおかげで一般的なカートリッジより軽い。300-500ドル。
【鑑定結果】進捗状況を示す“60%”が消してあって40%と書いてある。これが本物かどうかを調べないと難しい。中身のゲームデータは簡単に入手できるものなので価値は不明。
【鑑定結果】1982年のインテリテレビジョン・ニュースという業界紙に「インテレビジョン・キャリング・ケース」として40ドルで広告されていたようだが、この業界紙を見ていた人も少ないと思うし、珍品。500ドル。
【鑑定結果】IBMパソコンコレクターには魅力があるかもしれないが、これだけだと難しい。コレクターよりも歴史的価値としてミュージアムが欲しがるかもしれない。25ドル。
【鑑定結果】一同「ダウンロード購入できるようになってもいいものはいいよね」とのこと。225~230ドル(取説だけでも100ドル)
ちなみに、2009年に取説付140ドルで購入したそう。バージョンによっては750ドルすることもあるとか。
【鑑定結果】カートリッジを開けてみると、ジャンパーやテープで手が加えられているものの、任天堂ボードであり、EPROMにコピーライトマークもある。700ドル以上。
【鑑定結果】150-200ドル。包装にゆるみがあるとのことでこの価格。
【鑑定結果】最低800ドル。
愛されているゲームなので中古でも100から150ドルする。これは新品で包装されているのでこの価格。ちなみに『Castlevania: Symphony of the Night(悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲)』のグレイテストヒッツ版は600ドルの価値あり。
【鑑定結果】1000ドルくらい。中古でも状態が良ければ80ドル。ちなみに依頼者は12ドル99セントで売られていたのを回収したとか。
【鑑定結果】250~300ドル。Turbo DUO(PCエンジンDUO)は短命でライブラリも少ない。RPGなので価値が高く、マップその他もそろっている。