第1弾はPC版『バイオ6』などの推奨モデルに
レノボ・ジャパンが本格的に“ゲーミングPC”市場に参入することに。その第1弾として、PC版『バイオハザード6』などの推奨PC“Erazer X-700”を2013年3月15日に発売する。価格はオープン(想定価格は17万円前後)。
先日行われた“Erazer X-700”の内覧会では、レノボ・ジャパンの執行役員専務・大岩憲三氏が登壇し、同モデル発表の意義を語った。
「レノボは“プロテクト&アタック”という方針をワールドワイドで掲げています。私たちの強い中国の市場を守りつつ、それ以外の海外の市場にアタックするということが基本になります。日本国内では、ThinkPadのブランドが強かった。よってThinkPadのビジネスをプロテクトしつつ、コンシューマーにアタックしていく。“Erazer”は、レノボが買収したMedionというメーカーの主力PCで、ヨーロッパ、とくにドイツで高い実績があった。今回、ヨーロッパ、中国に続き、日本向けにカスタマイズして発売することになりました」(大岩氏)
続いて、『バイオハザード6』の平林良章プロデューサーから、2013年3月22日に発売されるPC版『バイオハザード6』の簡単なプレゼンテーションが行われた。
「PC版では、コンシューマー版よりも敵の数を増やした“ザ・マーセナリーズ アンリミテッド”を搭載しています。また、パッケージ版とダウンロード版では購入特典が異なり、パッケージ版にはアートワークスやサウンドトラックCD、ダウンロード版にはエクストラコンテンツ4種が無料でダウンロードできる“DLC Season Pass(仮)”を用意しています」
“Erazer X-700”には、すべてのコアで最大周波数の動作を可能にする“OneKey Overclocking”ボタンを本体上部に搭載。専用の“Erazer Control Center”でBIOS等の設定を確認することもできる。また、“NVIDIA GeForce GTX 660”を搭載。“Kepler GPU アーキテクチャ”により、DirectX 11に最適化されているだけではなく、省電力も実現。
なおPC版『バイオハザード6』(推奨PC)以外に、PC版『シムシティ』(エレクトロニック・アーツ/推奨PC)やPC版『コール オブ デューティ ブラックオプス』(スクウェア・エニックス/推奨スペックPC)も快適に楽しめる。
“コアゲーマー”に向けたPCということで、“Erazer X-700”にはモニターやキーボード等は付属していない。そのため、内覧会にはアイ・オー・データ機器やマッドキャッツの周辺機器も展示されていた。
<おもな製品仕様>
■初期導入済OS:Windows 8(64bit)
■CPU:インテル Core i7-3820 プロセッサー
■チップセット:Intel X79 Express
■メインメモリ:PC3-12800 DDR3 SDRAM 4GB×2
■ビデオチップ:NVIDIA GeForce GTX 660
■ビデオRAM容量:1.5GB
■HDD:1TB(7200rpm)(シリアルATA/3.5インチ)
■本体サイズ:210(W)×475(D)×455(H)mm
■重量:約18.5kg
発売に合わせてキャンペーンも実施される。“Erazer X-700”を購入し、キャンペーンに応募した先着100名に、PC版『バイオハザード6』と1TBの外付けHDDがプレゼントされるというものだ。
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