バレンタイン直前に多くの“アマガミスト”がイベントに集合！
恋愛シミュレーションゲーム『アマガミ』のWebラジオ“良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート！”の公開録音が、2013年2月10日に開催された。題して“良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート！～もうチョコっとおまけスペシャル！～”。
今回のイベントは、2012年9月に放送が終了したWebラジオ“良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート！”最後の公開録音イベント。パーソナリティーを“桜井梨穂子”役の新谷良子さんと、“美也”役の阿澄佳奈さんが担当した人気番組だ。当日は、抽選で選ばれた多くの“アマガミスト”が、最後（になるかもしれない）の公開録音を楽しんだ。さっそく、そのイベントの模様をお届けしよう。
まずは、おなじみオトウフ先生による、イベントリポートマンガからスタート。
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◆久々のコンビも、相変わらず絶妙の間
番組が終了してから、あまり仕事でもいっしょにならなかったという新谷さんと阿澄さん。冒頭からこんなやり取りで会場を笑わせた。
新谷「会ったのも久しぶりで、話すのも久しぶりだよね？ なんか緊張する。制服だしね。阿澄さん（の制服）は美也ですね」
阿澄「いや、私は私です！」
新谷「そういうところ、ズルイよね（笑）」
阿澄「ズルくないですよ。美也もこの制服を着ているかもしれないけど、私は私です」
新谷「久々に話したせいか、噛み合わないよね（笑）」
阿澄「いやいや、こんなもんでした（笑）」
公開録音ということで、一応番組形式でイベントは進行。最初のゲストは、“梅原正吉”役の寺島拓篤さん。生粋の“アマガミスト”としても知られる寺島さんだが、この日も寺島さんは、自身の彼女である“七咲逢”Tシャツで登場。会場のファン以上にアツイ『アマガミ』への思いを態度で示していた。
最初のコーナーは、ふつうのお便りを紹介する“ふつおた”。今回は“ふつおた”以外に、“『アマガミ』のこんなシーンが見たい”というテーマも合わせて募集された。会場には、投稿した本人も何人か来場しており、公録らしい和やかな雰囲気で進行した。
今年成人式を迎えたのでアドバイスを、というお便りに対しては、
寺島「絶対“子どものころはよかった”と思う瞬間が来ると思うんですけど、そんな時は『アマガミ』をやってください（笑）。僕はそうやって、いつも学生生活に戻っています（笑）」（会場爆笑）
新谷「アマガミスト、すごいな。私（がアドバイスするなら）、酒を飲んでも飲まれるな、だった（笑）」
阿澄「大人になるというのは……働きましょう！」
という、三者三様の“らしい”回答に会場は爆笑に包まれていた。
続いて、今回のトークテーマ“『アマガミ』のこんなシーンが見たい”。“サブキャラの恋路が見たい”、“ゲームの5年後、お酒の入ったヒロインたちの同窓会が見てみたい”などの意見に対して、会場の“アマガミスト”も「うんうん」とうなずいていた。
阿澄「サブキャラの恋愛といえば、美也ですよ、美也！」
新谷「美也はまだちょっと……（笑）。美也はまだ“キッズ”だからね～」
寺島「キッズ！（笑）」
阿澄「でも、美也が初めて恋をするときは気になりますよね」
新谷「お兄ちゃん、ドキドキだろうね」
阿澄「ね！ 何かいらないことしそうですよね。尾行とかしそうじゃないですか？」
新谷「しそう！」
また、公録の行われた2月10日はバレンタインデー直前ということで、特別企画“大将！ バレンタインって知ってるか？”という、バレンタインの甘くて苦い経験を報告してもらうというコーナーもあった。
某ゲーム系イベントでは「ワーキャー」言われる側の寺島さんも、学生時代はトンとモテなかったそうで、思い出らしい思い出もなかったとのこと。しかし、投稿の内容を即興で『アマガミ』にありそうなイベントシーンにするなど、さすが“アマガミスト”！
◆『アマガミ』の歌姫・azusaさん登場
トークコーナーはここで小休止。ステージには、TVアニメ“アマガミSS”と“アマガミSS+ plus”のテーマ曲を担当したazusaさんが登場。なんと、弾き語りも含め、“i Love”、“君のままで”、“告白”、“Check my soul”と4曲も熱唱してくれたのだ。
azusa「“i Love”と“告白”は、ライブでも弾き語りで歌ったことがないんですが、今日こうして『アマガミ』を応援してくれているファンの皆さんの前で歌うことができて、とてもうれしいです」
◆“恐怖のコーナー”は4人でお届け！
ライブの後はazusaさんも加わり、最後のコーナー“にぃに！ 何かいいことあったでしょ～♪”に突入。この日は特別編として、“アマガミちょっとおまけ劇場”のシナリオから、“桜井梨穂子編・梨穂子のおまじない”の一部を4人で再現することに。キャストは、梨穂子は当然新谷さんが演じるのだが、そのほか阿澄さんが主人公役の声、azusaさんが絢辻詞役、寺島さんが棚町薫役を演じることになった。寺島さんはさすがのプロの演技（！？）を見せつけ、azusaさんの絢辻役もなかなかのもの。しかし、このコーナーの主役はやはり阿澄さんだった。七色の声とキャラクター設定で主人公“佳奈男”を演じ、ひとりおいしいところを持っていってしまったのだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ（といっても、イベント自体は約2時間）、エンディングへ。最後に4人からのコメントを簡単に紹介しよう。
azusa「あっという間でしたが、やはり、いっぱい笑って帰れる“アマガミCS”だったと思いました。ありがとうございました」
寺島「ゲーム本編もそうですし、こういうイベントも本当に楽しい作品だったんだなぁと思いますね。これからも、ずっと好きでいたいと思いました。ステキな番組をありがとうございました」
阿澄「このタイミングでこうして復活して、皆さんにお会いできるとは思っていませんでした。また、“いつもの”感じもうれしかったです」
新谷「皆さんの反応を見つつ、“いつもの”番組というのも心地よくて、（番組が）終わっちゃったことがいまさら実感として感じています。『アマガミ』はプレイすれば、ずっと帰れる場所じゃないですか。なので、ずっとやっていけたらいいなと思っています」
公録終了後は、大抽選会。大型タペストリーやPSP版『エビコレ＋アマガミ Limited Edition』（4人のサイン入り）に加え、『アマガミ』にゆかりのある作家陣から直筆のサイン色紙がプレゼントされた。新谷さんはじめ、出演者がみんな欲しがった色紙を特別にお見せしよう。
