永遠のダークヒーロー“バットマン”愛が炸裂する!

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 2012年12月8日、任天堂の新型家庭用ゲーム機Wii Uと同時発売された『バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション』。本作の魅力を存分に伝えるべく、モデルのaagna(アーニャ)さんと毛利名人がファミ通.com編集部にやってきた!

 ※詳しいゲーム情報はファミ通.comの特設サイトをCHECK

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 ファミ通読者ならびにゲームファンなら、すっかりおなじみの毛利名人はともかく……モ、モデルのaagnaさん!? 誰もが疑問に思っただろうが、話を聞けば小学生のころからアメコミ(アメリカンコミック)の大ファンだという。驚きの表情を隠し切れないままではあったが、アメコミ&バットマンの魅力について語っていただいた。

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▲現役大学生でありながら、老舗スポーツブランド・DESCENTEのメインモデルを務めているaangaさん。この日はキャットウーマンを意識した衣装とのこと。スタイルいいね!

――aagnaさんがアメコミを好きになったきっかけは?

aagna 小学校のときにカートゥーンネットワークで放映されていた『ジャスティス リーグ』ですね。DCコミックのヒーローが一堂に介して活躍するストーリーの作品なんですが、その中で唯一、超能力を使わないで戦うヒーローがバットマンだったんです。そこから身近に感じるというか、いちばん魅力を感じましたね。

 小さいころからバービー人形やぬいぐるみよりも、「私もヒーローになりたい!」と思うことが多かったです。

 単純な強さだけじゃなくて、ヒーローひとりひとりが背景に抱えているトラウマにも惹かれますね。とくにバットマンは子供の時に井戸に落ちて、コウモリに襲われたことがトラウマになっているんですが、ゴッサムシティの怪人たちと戦うときにその怖いコウモリをあえて背負って、過去を乗り越えようとするんです。バットマンの心の強さに、小さいながらも希望や勇気をもらいました。やっぱりバットマンが大好きで、特別な存在ですね。

――『バットマン』といえば個性的すぎるヴィラン(悪役)が大勢登場しますが、とくに印象的なキャラクターは?

aagna ひとりひとりについて語るとキリがないんですが、いちばん切なくて好きなのはジョーカーですね。ジョーカーはバットマンを殺さないんです。きっと心の奥ではバットマンが大好きだからこそ、ずっと構っていたいんだろうなと思うんです。バットマンが困っているところや弱っているのを見るのが楽しい。その不可思議な心理に興味がつきないです。

 トゥーフェイスは誰からも憧れられる模範的な人だったのに、事故で身体が醜くなってしまったことで、自分の中にあった悪が目覚めていくんです。でも、こういった人間の表と裏がひっくり返ってしまうことって現実にも起こりうるのかなと思うと、怖いというよりも切なさを感じました。このふたりは、私にとってとても心に残っているヴィランですね。

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――それではもっとも好きなバットマンの登場する作品は?

aagna 最近の作品になりますが映画『ダークナイト』ですね。もともとジョーカーの狂人ぶりがとっても好きで、それがヒース・レジャーの鬼気迫る演技で表現されているのは圧倒されました。

――というといちばんお好きなバットマンは、最近のゲームや映画で見られる全身を漆黒のスーツに身を包んだタイプですか?

aagna もちろんそれも好きなんですが、初期のアニメ版に登場していた灰色の全身スーツに黄色と黒のコウモリマークのタイプもいいですよね。

――ちなみに『バットマン』以外の好きな作品を聞いてもいいですか?

aagna 『ジャスティス・リーグ』のDCコミックではなくて、マーベル・コミックになっちゃうんですが『アイアンマン』が好きですね。私はフィギュアも大好きなんですが、バットマンとアイアンマンのフィギュアを飾ったりしてます。それから大きいサイズのバットモービルも自宅にありますよ。

(ここで毛利名人から「これが本当に大きいんだって!」と身振り手振りでサイズを表現)

――その大きさだとミニカーじゃなくてゴーカートですね。スゴイ!

aagna 本当にカッコイイですよ!

――最後に『バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション』をプレイされた感想は?

aagna バットマンを好きな方はもちろんですが、映画だけしか知らない方やゲームをあまりしない方でも、自分が物語の中に入ってバットマンになった感覚があるので、ぜひ体験してほしいですね。とにかくリアルで臨場感がスゴイです。とくにWii U版はWii U Game Padを使ったアクションが楽しくて、ハマること間違いないですよ!

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――続いて、毛利名人にも『バットマン:アーカム・シティ アーマード・エディション』の感想をお聞きします。

毛利名人 『バットマン』という作品は長い歴史がありますけど、映画『ダークナイト』以降はダークヒーローとしての面が強調されていますよね。まずは、その“黒のバットマン”としての雰囲気がバッチリ再現されているなと感じました。

 アクションゲームとしての完成度は触ればすぐに「モノが違う」とわかるほどで、実際に『バットマン:アーカム・シティ』(PS3/Xbox 360)はVGA(ビデオゲームアワード)という海外のアワードで最優秀賞を受賞していますから。作品のおもしろさは、僕だけでなく世界的に証明されていますよね。

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▲ビデヲゲーム通信、スーパーモウリ、『GT』シリーズ……ファミ通的には記者の大先輩にあたる毛利名人。Wii U本体は発売日の翌日にAmazonで購入されたとのこと。

――その作品がWii U版となってパワーアップした部分とは?

毛利名人 ひとつはガジェットを切り換えるにしても、いちいちセレクトボタンを押してから……というのがWii U GamePadでワンタッチだと臨場感がありますよね。バットマンになった感覚が魅力的だし、ゲームプレイが途切れないのもうれしい。操作性は飛躍的に向上していますね。

――Wii U GamePadの機能を駆使したアクションは注目ですね。

毛利名人 それからアクションシーンがとにかく派手なんです。海外で高評価なのもわかりますね。アドレナリンが一気に分泌されるような感覚が凝縮されています。しかもWii U版は“B.A.T.モード”が追加されていて、誰でもカンタンにカッコよく敵を倒せますからね。『モンハン』シリーズに代表される3Dアクションゲームが好きなプレイヤーなら、のめり込むのは間違いないです!

 もうひとつ強調したいポイントは、Wii U版ダウンロードコンテンツがすべて収録されていること。これはいいですよ。追加のキャラクターやコスチュームも『バットマン』ファンなら見逃せないところだけど、とくにキャットウーマンが存分に操作できるのでぜひプレイしてほしい。バットマンより動きが俊敏で本当に楽しいですよ。