家庭用ゲームが計画を下回る ソーシャルゲームは利益面で伸び悩みも
スクウェア・エニックス・ホールディングスが、2013年度第2四半期決算短信を発表した。当第2四半期連結累計期間(2012年4月1日~2012年9月30日)の業績は、売上高は610億55百万円(前年同期比6.2%増)、営業損失は52億40百万円(前年同期は営業利益73億91百万円)、経常損失は62億66百万円(前年同期は経常利益53億86百万円)、四半期純損失は54億80百万円(前年同期は四半期純利益37億4百万円) となった。
デジタルエンタテインメント事業においては、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』の販売が好調に推移したものの、家庭用ゲーム機用ソフト全体では、当第2四半期連結累計期間の計画を下回る結果となった。
またPC・スマートフォン等をプラットフォームとしたコンテンツにおいても、ブラウザゲーム『戦国IXA(イクサ)』、モバゲー向けソーシャルゲーム『ファイナルファンタジーブリゲイド』等が引き続き順調に推移し、四半期毎に増収基調を維持しているものの、コンテンツの開発期間が長くなり、開発費用の発生が先行する傾向が強くなる結果、利益面でやや伸び悩んでいるとしている。
他方、8月にサービスインした大人数参加型オンラインRPG『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族オンライン』においては、課金登録者数が順調に伸長しているとしている。