歯ごたえ十分! アヴリーンも魅力的!!
2012年10月27日(土)、東京・秋葉原にて開催されたユービーアイソフトのプライベートショー“UBIDAY2012”。本イベントにて試遊出展されていた、PlayStation Vita用ソフト『アサシン クリードIII レディ リバティ』のプレイリポートをお届けしよう。
今回プレイできたのは、ニューオリンズの街でミッションに挑戦する内容。東京ゲームショウ2012のソニー・コンピュータエンタテインメントブースでプレイできた場面(リポートは【コチラ】)とも異なるシーンで、複数のミッションをじっくりと堪能することができた。
最初は、街の人々を扇動して暴動を起こさせるミッションからスタート。これは、特定のNPCに対して○ボタンでインタラクトしていく内容。対象のNPCはマップでナビゲートされるので、簡単に完了することができた。
しかし、続いて挑戦したミッションは手強かった! つぎの目的に使用する火薬を積んだ馬車を奪うため、5人の見張りを暗殺するミッションなのだが、5人の視界が絶妙に交差しており、安直に進めようとすると、すぐに発見されてミッション失敗、となってしまう。見張りは地上にふたり、テラスや屋根の上に3人配置されており、どの敵から倒していくのがいいのか、試行錯誤を重ねながらのプレイとなった。
最終的には、セオリー通り、高い位置にいる敵から倒していく方法でミッションを達成できたのだが、ここでは銃による攻撃が非常に役立ってくれた。使いかたは簡単で、画面右下に表示されているアイコンをタップして銃を選択した後、敵が射程内にいる状態で△ボタンを押すだけだ(自分でエイムする必要はない)。近接攻撃よりも、暗殺する瞬間を発見されにくいため、こうしたミッションでは必須となりそうだ。ただし、もちろんいいところばかりではない。まず弾数に限りがあるのは当然のこととして、リロードの長さもネックだ。現代の銃とは違うため、リロードにはたっぷり5秒以上の時間がかかる。近接攻撃を使うべきか、銃を使うべきか、それぞれの特徴を把握して、状況に応じてうまく使い分けることが重要となりそうだ。
さて、何とか5人の見張りを始末して馬車を奪ったら、おつぎは馬車を操作して、救出するべき人物がとらわれているワイン倉庫に、満載の火薬をぶつけるミッションだ。馬車の操作は、左アナログスティックで左右の操作、画面をタップでスピードアップ、画面を長押しでスピードダウン、という具合。背後からは敵が攻撃してくるため、急いで進みたいところだが、あちこちに配置されている樽に激突すると、馬車がダメージを受けてしまう。ワイン倉庫までの道中は曲がりくねっているので、急ぐばかりではダメ。ときにはスピードダウンもしつつ、されど急いで進んでいって、なんとかミッションを達成することができた。
火薬をぶつけて攪乱したところで、いよいよワイン倉庫に乗り込むことに。ここでのミッションは、いままで隠れたり、逃げたりしてきたフラストレーションを一気に発散させるかのような内容で、1分以内に5人の敵を倒す、という内容。バトルでは、操作としては□ボタンを押すだけでも、敵との位置関係や、持っている武器によって多彩なアクションがくり出されるため、じつにカッコイイ! うーん、これはイイな……とますます興が乗ってきたところで、残念ながら試遊時間は終了となった。
非常に手応えのある楽しい試遊となったが、今回のプレイでもうひとつ強く感じたのが、主人公アヴリーンが、とても魅力的なキャラクターであるということだ。アヴリーンはブランという人物から情報を得ながらミッションを遂行していくのだが、「会計の仕事ばかりじゃなく、僕も活躍したい!」と危ないミッションについてきたがるブランを、呆れながらもやさしく対応してくれるシーンなどは、何とも微笑ましく感じた。全編を通してプレイすると、また印象は変わっていくのかもしれないが、短い時間のプレイでも、「もっとこのキャラクターを知りたい!」と強く思わせる魅力が感じられた。何とも発売日が待ち遠しい!
アサシン クリードIII レディ リバティ
メーカー | ユービーアイソフト |
---|---|
対応機種 | PSVPlayStation Vita |
発売日 | 2012年11月15日発売予定 |
価格 | 6090円(税込) |
ジャンル | アクション・アドベンチャー |