『テイルズ オブ エクシリア2』産地直送リポート その5/バトル編

『テイルズ オブ エクシリア2』に込められた並々ならぬこだわりを、開発スタッフがリポート。第5回は、バトル関連システムを担当したバンダイナムコスタジオの福家真広氏だ。

●プレイヤーなりの育てかた&戦いかたを堪能できる!

 バンダイナムコゲームスより2012年11月1日発売予定の『テイルズ オブ エクシリア2』。前作にあたる『エクシリア』のエンディングから約1年後の世界が描かれる、“選択が未来を紡ぐRPG”だ。当記事では、ファミ通.comの特設サイト“テイルズ オブ エクシリア通”の一環として、本作に込められた並々ならぬこだわりを、開発スタッフに語ってもらうぞ。第5回は、バトル関連システムを担当したバンダイナムコスタジオの福家真広氏だ。


▲バンダイナムコスタジオ・福家真広氏

 皆さん、こんにちは。
 バンダイナムコスタジオの福家です。これまでに、『テイルズ オブ ハーツ』でイベントシーンやバトルの術・技の組み込みなどに携わり、前作『エクシリア』ではおもにバトル関連を担当、『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』と本作『エクシリア2』ではバトルプランナーを務めさせていただきました。

 前作では、穴吹(健児氏。本作のディレクター)がバトルプランナーを務め、私はバトルの術・技の組み込みを担当しました。前作は、従来のシリーズとは一線を画する遊びが新鮮で、完成度も高かったと率直に思います。操作キャラクター(マスター)と、任意の仲間(パートナー)がふたり1組になって、高度なコンビネーションを発揮できる“共鳴”(リンク)システムに関しては、ユーザーの皆さんにも大変楽しんでいただけましたので、本作でも大切にしようと心がけました。そのうえで、新しい遊びをしっかり盛り込んでいます。

 たとえば、“共鳴術技”(リンクアーツ)。前作では、共鳴中に敵を攻撃し、画面左にあるゲージを一定以上溜めた状態で、特定の術技を使うと共鳴術技が発動できました。本作でも、その仕組み自体は変えていませんが、どんな術技を使っても“コモン共鳴術技”を発動できるようにしています。そして、特定の仲間と術技の組み合わせによって発動するものを“ユニーク共鳴術技”として、区別したんです。

▲コモン共鳴術技

▲ユニーク共鳴術技

 コモン共鳴術技を新たに用意した理由は、大きくふたつあります。まずは、ユニーク共鳴術技の発動条件に縛られることなく、好きな術技を操作キャラクターにセットしていただけるようにしたい。そして、好きな術技をセットすることで、“弱点属性連携”などのやり込み要素を楽しんでもらいやすくしたい。自由度と、遊びかたの幅を広げる仕組みがコモン共鳴術技です。

 弱点属性連携は、敵の弱点属性を突いて攻撃すると、その敵に円形のエフェクトが表示され、エフェクトが消えるまでに別の属性で攻撃を連携させれば、最初から最後まで敵の弱点を突いたことになるという仕組みです。ボスなどの強敵に対しても大ダメージを与えられるので、さまざまな属性の術技をキャラクターにセットしておくといいですよ。

 また、ユニーク共鳴術技に関しても、数ある発動条件の中から、自分に合った組み合わせを見つけるおもしろさは健在です。まだ公開していない新たなユニーク共鳴術技も多数あります。ぜひ、ユニーク共鳴術技ならではの派手な演出も楽しんでくださいね。

▲弱点属性連携

 つぎにご紹介したいのが、キャラクターの成長に関わる新たなシステム“アローサルオーブ”。これは、バトルなどで得た“エレメンタルコア”というエネルギーを、“アブソーバー”経由でアローサルオーブに吸収し、その蓄積によってキャラクターが術技などを習得していくというものです。吸収できるエネルギーは、アブソーバーごとに異なり、プレイヤーがいつでも任意で付け替えることができます。本作は、パーティーキャラクターの数が増えていることも考慮し、前作の“リリアルオーブ”よりもシンプルで、よりわかりやすいシステムを目指しました。

 アブソーバーは、物語を進めるうちに続々と入手できます。吸収できる属性エネルギー(=キャラクターを成長させる方向性)は6種類あり、各キャラクターが最初から装備しているアブソーバーの方向性が、ひとつのガイドラインになっています。物語序盤はそのままでも問題ありませんが、回復役をこなせる仲間を増やしたり、弱点属性連携をしやすいよう術技のバリエーションを増やしたりするためにも、ぜひお好みでアブソーバーを付け替えてみてください。各アブソーバーでどんな術技やスキルを習得できるのかは、メニュー画面である程度事前に確認できますよ。

 パーティーメンバーの中でも、とくにバリエーション豊かな戦いかたができるのが、主人公のルドガーです。双剣、ハンマー、双銃を装備してバトルに臨み、計3種類ある武器の中から、使いたいものを好きなタイミングでシフトすることができます。
 “双剣”は攻撃の手数は多いが攻撃範囲が狭く、“ハンマー”は攻撃の出は遅いが攻撃発動まで敵の攻撃で怯まない、“双銃”は攻撃の射程は長いが移動が遅いなど、武器ごとに個性が強いのですが、敵に合わせて臨機応変に使い分けることで、敵を始終圧倒することができますよ。

 また、昨日(2012年10月25日)発売の週刊ファミ通にて穴吹がイチオシしていましたが、ルドガーが開花させる変身能力“骸殻”も、簡単操作で敵を圧倒できるシステムです。攻撃中、ダウン中、空中、コンボ中と、状況や場所を選ばず変身できるうえ、変身中になるべくダメージを受けないよう立ち回れば、より長く変身状態を保てるなど、やり込み甲斐もあります。

 本作のバトルシステムは、あらゆる要素において、わかりやすさと奥深さの両立を突き詰めました。前作でも、ユーザーの皆さんのあいだで、各キャラクターの育てかたや戦いかたについて情報交換がよく行われていましたが、今回もそのように盛り上がっていただけると非常にうれしいです。相応の奥深さがあると自負していますので、ぜひ、隅々まで堪能してください!

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※画面は開発中のものです。