澤村遥に立ちはだかるアイドルユニットT-SETのふたり
2012年9月20日~23日の期間、千葉県の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012。2012年9月22日にセガブースでは『龍が如く5 夢、叶えし者』のステージが行われ、名越稔洋『龍が如く』シリーズ総合監督、横山昌義プロデューサーが出演。ゲストには、白石涼子(『龍が如く5』真田まい役)、野中藍(『龍が如く5』大沢あずさ役)が登場した。
まず、名越シリーズ総合監督と横山プロデューサーが登壇し、既出のとおり(→こちら)、発売日が2012年12月6日に決定したことをアピール。最新PVを交え、本作の魅力を紹介した。今回、5大都市を舞台として理由について、名越シリーズ総合監督は「作品ごとに舞台は変えてきましたが、ナンバリング作品は今回、お待たせしたということもあり、また、ゲーム性を膨らせるためにも5大都市を舞台にしようと考えた」とコメント。
また、5人の主人公のうち、ひとりを澤村遙という女性キャラクターにしたことについて、横山プロデューサーは「本シリーズは、熱い男たちのドラマを描いてきたので、プレイヤーキャラクターのひとりを女性にするというのは、大きな決断でした。ですが、夢に向かって進んでいく物語のバリエーションとして、女性も必要だった」と説明。これまで男の世界の遊びを盛り込んで好評を博している本シリーズだが、女性向けの遊びもたくさん作っているとのことだ。
今回、氷室京介が結成した新ユニット“GOSPELS OF JUDAS(ゴスペルズ オブ ジュダ)”が楽曲提供していることについては、「ダメもとでお願いしたら、『龍が如く』シリーズはご存知で、話が決まってからは、こちらのリクエストも聞いてもらいながら作っていただきました」(名越)。
ここで、スペシャルゲストとして、真田まい役の白石涼子と大沢あずさ役の野中藍が登場。ふたりは今回、主人公のひとりである澤村遥が出場するオーディション番組“プリンスリーグ”で、彼女に立ちはだかるライバルアイドルユニット“T-SET”のボイスアクターとして起用されている。
最初に『龍が如く5』の出演依頼がきたときには「キャバ嬢役!?」(白石)と思ったそう。真田まい、大沢あずさともに、澤村遥を敵視しており、ときにはすれ違いざまに足を引っ掛けたり、とかなりキツい性格のキャラクターたちだで、自身が演じるキャラクターの印象については「プライドが高い実力主義者です」(白石)、「自分とはぜんぜん違いますね(笑)。意地悪だなと心を痛めながら演じました」(野中)とコメント。
また、女どうしの戦いに関しても「名越氏のこだわりがすごかった(笑)」(横山)らしく、名越氏は「シナリオはけっこう書かしてもらいました。いいドラマになっていると思います」と、そのデキには満足している様子。
PVで本作の魅力なども改めて紹介され、白石から「(ゴツい男ばかりが登場するゲームで)怖いゲームかと思っていたんですけど(笑)、楽しそう! いろいろなゲームが詰まっていて、『5』を買えばどんなゲームも楽しめそうですね」と話を振られた横山プロデューサーは、「そうなんです!」と、新生ケンカバトルやダンスバトル、ご当地ミニゲームなど、かつてない盛りだくさんの内容をアピールした。
最後に本作を楽しみに待っているファンへ向けてのメッセージとして、下記のコメントを残し、本ステージは終了した。
「私たちT-SETの歌は作中に流れますので、その歌にも注目しながらプレイしてもらいたいです」(白石)
「熱い男たちのドラマが詰まったゲームですが、女の子の熱い戦いも描かえるので、ぜひプレイしてみてください!」(野中)
「本作は、いろいろな要素を盛り込んでいて、このステージだけではとてもお伝えできません。試遊も2周くらいしていただければ(笑)。これからも新しい情報をお出しするので、楽しみにしていてください」(横山)
「東京ゲームショウでプレイアブルをお披露目でき、発売日も発表できて、ホッとしています。このまま(発売日まで)走り切って、ご期待に応えられる作品として世に送り出したいと思いますので、発売されたら、ぜひ手に取っていただき、我々の新しいメッセージを受け取ってもらえたらと思っています」(名越)