謎のキャラクターと2体のオリジナルユニットも
バンダイナムコゲームスから2012年9月27日に発売予定のプレイステーション・ポータブル用ソフト『SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド』。同作の世界観やオリジナルキャラクターなどに関する最新情報が明らかになった。
■“ジェネレーションシステム”と“ワールドコア”
本作の世界はあらゆる『ガンダム』世界の歴史を記録している“ワールドコア”と呼ばれるコアシステムと、ワールドコアを管理し、外敵から守るための“ジェネレーションシステム”と呼ばれるシステムにより形成されている。
ジェネレーションシステムは、通常“地球コーティング”と呼ばれる擬態によってその存在が隠されており、システム内部では“管理者”と呼ばれる存在がワールドコアを外敵から守り、世界の秩序を正すために存在している。
しかし、何者かの仕業によりワールドコアが暴走し、世界の秩序が乱れたことから、本作の物語が始まるのだ。

■物語の鍵を握るオリジナルキャラクターとオリジナルユニット
本作には、以下のオリジナルキャラクターが登場することが明らかになった。彼らが物語の中でどのような形で主人公(プレイヤー)たちと関わってくるかについては、今後の続報をお楽しみに。さらに、2体のオリジナルユニットについても紹介しよう。

◆アプロディア
この世界を形成する“ジェネレーションシステム”の管理を行うニューラル・ネットワーク。管理者として悪しき者に裁きを与え、世界の秩序を正す存在である。世界を正しき方向へと導くために、その世界に存在するすべての人類が自らの意志で戦い、未来を創り出す必要があると考えている。

◆コード・フェニックス
マスターフェニックスを操る謎の人物。ふだんは飄々としており、一見軽薄な印象を受けやすいが、決めるときは決めるという、ヒーロー顔負けの熱い魂を持つ。その実力も高く、ジェネレーションシステムにアクセスする事ができる“解放のコード”を使う事ができ、その力を使ってアービィと共にこの世界を駆け抜けている。

◆アービィ
コード・フェニックスの協力者。鳥型アンドロイドの姿をしているが、見た目とは裏腹に博識で、その知識をもってコード・フェニックスのサポートを行う。コード・フェニックスに対し、時には励まし時には叱咤するきびしい面もあるが、ともに戦う協力者としてお互いを認め合っている。
◆マスターフェニックス

所属不明の機体。型式番号GGF-000。『Gジェネレーション』シリーズのオリジナルユニットで、特定のガンダム世界に対応した機体ではない。フェニックスの名を冠する機体であり、機体背面上部バインダーと連結して高出力ビームを発射する“ソード・メガビームキャノン”や左右ふたつのクロスバインダーソードをひとつに合体させる事で使用可能となる、マスターフェニックス最大の必殺技“バーニング・ソード”など、すべての武装は大型ソード“クロスバインダーソード”に集約されているため、機体本体には一切武装を内蔵していない。たとえ外部装甲のほとんどを失っても戦闘を継続する事ができる上、その外部装甲さえも時間さえあれば“ハイパーナノスキン”によって完全に修復することが可能であるなど、“不死鳥”の名を冠するにふさわしい性能を持つ。現在はコード・フェニックスの愛機として、数々の戦場を駆け抜けている。






◆ハルファスベーゼ

所属不明の機体。型式番号GGH-001C。『Gジェネレーション』シリーズのオリジナルユニットで、特定のガンダム世界に対応した機体ではない。ハルファスガンダムから解析したデータを元に機体を復元しており、“クロス・メガビームキャノン”や“バーニング・フレア”など、ハルファスガンダムと同様の武装を持ちながらも、より汎用性を高める為にパイロットの能力に依存してしまう“フェザーファンネル”の代用として、“フェザースクゥィーズ”を装備するなどの変更が行われている。さらに背部へ装着が可能な2本の大型ビームサイズを追加する事で近接戦を強化するなど、純粋な戦闘能力を高めた機体となった。世界の秩序を守るべく行動を開始した、アプロディアの新たな愛機として、数々の戦場で姿を現している。







新要素“コアインパクト”とは?
すでに紹介している本作の新要素、“オーバーインパクト”。オーバーインパクトが発生するとステージ内に存在する自軍を除いた味方ユニットがすべて敵ユニットに変わってしまうことはすでにお伝えした通りだが、“ワールドコア”モードでは、オーバーインパクトの代わりに“コアインパクト”と呼ばれる現象が発生することが判明した。発生させる手順は、オーバーインパクトと同じくジェネレーションブレイクを2回発生させた後に表示される条件を達成すること。
コアインパクトが発生すると、自軍のユニットとまったく同じ能力を持つユニットが敵ユニットとして登場する。通常出現するパラメーター固定の敵とは異なり、自軍のユニットと同じ強さのパラメーターを持つので、自軍ユニットが強ければ強いほど苦戦することは間違いないだろう。
“コアインパクト”が発生すると、強敵が出現することになってしまうが、その反面、倒す対象が増える分、1ステージ内での効率的な経験値稼ぎが可能になるのだ。ジェネレーションブレイクやオーバーインパクト同様、コアインパクトも条件を満たさない限り発生しないため、プレイに自信のある人はチャレンジしてさらなる高みを目指そう!










■一新され、より迫力を増したハイクオリティな戦闘アニメーション
前回までにお伝えした機体以外にも、本作には多数の新規機体が登場する。今回もその一部を、戦闘アニメーションとともにお伝えしよう。




























より自由度が増したキャラクター育成
本作では、前作と異なり、自由に“キャラクターアビリティ”を購入し、変更できるようになった。これにより、キャラクターアビリティをプレイヤー自身で自由にカスタマイズ可能。同じキャラクターでも、アビリティを変更することでパイロットやブリッジクルーなど、用途に合わせた特性を持たせることができるようになり、より役割に合わせたキャラター育成が可能になったのだ!



