2012年6月期のメーカー別ソフト販売金額TOP10は、ポケモンが2010年9月期以来の首位となった。6月に発売した新作「ポケットモンスターブラック2・ホワイト2」が、集計期間2日ながら161.9万本を販売して月間ソフトランキング1位を獲得するほど、ランクアップに大きく貢献している。

 一方、5月期は5位だったスクウェア・エニックスが2位にランクアップ。月間ソフトランキング2位だった「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D」が74万本を超えるなど貢献している。前回首位の任天堂は、集計期間内に新作の発売が無かったこともあり、3位となった。

 そのほか、5月期に12位だったアトラスは、月間ソフトランキング3位となったプレイステーション Vita版「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」が販売を伸ばしたことから、5位にランクアップしている。「TOKYO JUNGLE(トーキョー ジャングル)」が好調のソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンも、11位から7位へとランクを上げた。また、「ロリポップチェーンソー」を発売した角川ゲームスが、5月期の26位から8位へと大きく浮上している。

(エンターブレイン グローバルマーケティング局)

2012年6月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_01
2012年6月期メーカー別ソフト販売金額TOP10_03