ついに、「負けられない戦い」が繰り広げられる!

 ニンテンドー3DS用の『G1グランプリ』には、自分の生産・育成した競走馬を他のプレイヤーの競走馬と“対戦”させることができる。第7回のG1グランプリ通信で予告したとおり、本作の開発元・元気VS競馬雑誌サラブレの最強馬対決がついに実現!

 元気からは、『G1グランプリ』のプロデューサー“やすP”氏と、広報担当の“はまお”氏、サラブレ編集部からは編集長“サライチゴウ”と編集部員“タッチ”が出場。それぞれが手塩に育てた“オレの最強馬”を手に、決戦会場となった元気株式会社の会議室へと集結した。

勝負は3レースによるポイント制!

 今回の勝負は、距離や条件の異なる3つのレースに、各チームがそれぞれ6頭ずつ生産馬を出走させ、レースで5着以内に入ればポイントを獲得。3レースの合計獲得ポイントが多かった方のチームの勝利となる。ちなみに、各チームが出走させる6頭の競走馬は、3レースすべて同じ馬でもいいし、入れ換えもオーケー。「オールマイティな馬を生産するか? それともスペシャリストを生産して入れ替えるか?」。両チームはそのあたりの戦略から頭を悩ませながらの生産となったのだった。

勝負に使用したレースと着順ポイントは以下の通り。

◆勝負に使用したコース
第1レース:香港マイル(芝1600m・右回り)
第2レース:BCクラシック(ダ2000m・左回り)
第3レース:ジャパンカップ(芝2400m・左回り)

◆着順ポイント
1着:10P獲得
2着:6P獲得
3着:4P獲得
4着:2P獲得
5着:1P獲得

※枠順に関しては、第1レースは“じゃんけん”で勝った順に好きな枠を指定でき、第2レース以降はポイントで負けているチームが優先的に好きな枠を指定できることにした。

勝負に勝ったら、もちろんご褒美を貰えますよね!?

 「勝負の前に確認したいことが! もし、この勝負にサラブレチームが勝ったら、何かご褒美がもらえるんですよね?」と言い出したのはサラブレの“タッチ”。この図々しい申し出にも、“やすP”氏は「う~ん……そうですね。では、ご褒美として、『G1グランプリ』のソフト5本を、“G1グランプリ通信”の読者にプレゼントします!」と気前のいい返事。

 しかし、“タッチ”はさらに図々しいことを言い出した。“G1グランプリ通信”の読者は、ほとんどみんながすでにソフトは持っていると思うんですよね。だから、もっとほかにも何かください」。
「そ、そうですか……。それじゃあ、『G1グランプリ』の攻略情報でどうですか? “やり込み配合”など名前はわかっているけど、成立条件がまだ発表されていない配合理論がありますので、その条件を明かします。そのほかにも、攻略に役立つ情報を出します」
「いいですね! 全国のプレイヤーも喜んでくれそうなご褒美です!」

 というわけで、サラブレチームにとっては、よりいっそう負けられない戦いとなったのだった。

第1レース、出走馬を紹介!

では、いよいよ第1レースがゲートイン!
出走する12頭の馬たちの顔ぶれは下の出走表の通り。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_02

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注目は“タッチ”のホワイトライオット。白毛馬でどこまでの馬が生産できたのか!?「白毛馬だと、弱くても言い訳になるかと思って……」と本人は弱気のようだが、果たして!?

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_05
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_06
▲高らかにファンファーレが鳴り響き、第1レースがスタート!!
▲スタートから青いエフェクトが出まくり状態。スタートのスキルが一斉に発動する様子は壮観だ。
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【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_08
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_09
▲先頭でレースを引っ張るのはヨウキチブースト。外からオータムリーフ、5馬身離れてヨウキチバーストとヨウキチビースト。サラブレ勢の各馬が前で積極的にレースを運ぶ。
▲直線に向いて、逃げたヨウキチブーストの脚が上がる。変わって先頭はオータムリーフに。
▲残り200mで後続を突き放したオータムリーフ。しかし、後ろから白い馬体がものすごい勢いで迫ってくるぞ!!
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_10
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_11
▲ものすごい加速を見せて、一気に前を抜き去ったホワイトライオット。2着ラヴィアンローゼズ、3着はオータムリーフが粘った。
▲第1レースはサラブレ勢が上位独占! 予想外のワンサイドな結果となったが、元気チームは大丈夫なのか!?
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_12
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_13
▲“タッチ”生産のホワイトライオット。ハイペースが得意なので、レースを引っ張る“ラビット役”としてオータムリーフを出走させたとのこと。
▲パラメータがすべてA以上と死角の少ない馬だが、「スピードはこの馬が一番だけど、スキルを揃えられず残念だった馬」と“タッチ”。

元気チームに衝撃の隠し玉が登場!!

 いきなり大きくポイントをリードし、鼻息が荒くなるサラブレチーム。
元気チームも次の第2レースでポイントを取り返すべく秘密兵器を投入!!

それがこの馬……スタージェットだ!!

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_14

「かなり優秀なパラメータを持った馬ですね」
「距離適性的にも、第2レースのダート2000mはピッタリ」
「スペシャルスキルの“神馬”がついていますね」
「ここまでパラメータを整えてるってことは結構やり込んでますね」
など、馬のデータを見ながら話す面々。こういう会話だけでも、競馬好き、ゲーム好きは話が盛り上がるものだ。

「ところで、生産者名の“ぽっちー”って誰なんですか?」
「ああ、それは……社長ですよ。“星野”だから“ぽっちー”ね」
な、なんですと!? 第2レースに出走するスタージェットとスターウイングは元気株式会社の代表取締役社長“星野孝”氏が生産した馬だったのだ。自社ゲームとはいえ、社長がここまでやり込んでいるというのは驚きだ。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_03

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 第2レースで初めて出走する馬は、馬名が太字になっている3頭。やはり“ぽっちー”氏のスタージェトとスターウイングの2頭は注目だ。

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▲ゲートが開き勢いよく飛び出したはやはりヨウキチブースト。
▲1000mを53秒の超ハイペース。スタージェットとスターウイングは中団を進む。
▲またもサラブレ勢の6頭が前で直線へ飛び込む。元気勢の追い込みは決まるか!?
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▲直線半ばから完全に抜けだしたホワイトライオット。結局このまま同馬が1着に。
▲後方からものすごい勢いで追い込んできたスタージェットが3着を確保!
▲“ぽっちー”氏が3着に食い込んだが、またもサラブレ勢が大量ポイント獲得。

最後のレースは直線の長い東京・芝2400m!!

 第2レースが終わった時点での獲得ポイントは、元気4ポイント、サラブレ42ポイント。最後の第3レースで元気チームが1~5着を独占してもトータルで27ポイント止まりなので、最終戦を待たずしてサラブレチームの勝利が決まってしまった。しかし、元気チームもこのジャパンカップで良い走りを見せて一矢を報いたいところだ。

 このレースではサラブレチームに1頭入れ換わりがあっただけで、あとは第2レースと同じメンバー。ダートから芝に変わり、直線がより長くなったことでどう結果が変わるか注目だ。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_04

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 プリンスロクオクのデムーロ、ゲンキテンショウの田辺、ハマオロレンツの武豊など、元気チームの騎手はすべてのレースでほとんど乗り換わりが起こっていない。“乗り換わりが起きにくい馬”というのも意識すると作れると“やすP”氏。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_21
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_22
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_23
▲やはりヨウキチブーストが強力にハナを奪いに行く様子だ。
▲後続勢はこの大ケヤキに差し掛かるあたりで、先団に取り付きたいところだが。
▲このレースも先に直線に飛び込んできたのはサラブレ勢。後ろの元気勢は追い込めるか!?
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【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_25
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_26
▲止まらないホワイトライオット。このレースも制して3連勝か!?
▲残り200mあたりで加速したイチゴが先頭に替わってゴールへ!
▲スタージェットもがんばったが4着まで。やはり道中の位置取りが後ろ過ぎたか。
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_27
▲ジャパンカップを制したイチゴ。1月5週に生まれたのでこんな名前に……。韋駄天(スタ3)、精密機械(折3)、スナイパー(狙3)の組み合わせを持つ先行馬が現状の最強ではないかというのがサラブレの考え。本馬はロックオン(狙2)なので、あと一歩詰め切れていない。

対戦終了……サラブレの勝利!!

 これで対決はすべて終了! 結局、3つのレースでの両チームの獲得ポイントは以下のとおり。サラブレチームの勝利となった。

元気:6ポイント
サラブレ:63ポイント

 そして、出走馬ごとの獲得ポイントは以下のとおりで、最優秀馬はホワイトライオットに決定!!

ホワイトライオット(サラブレ) 26ポイント
ラヴィアンローゼズ(サラブレ) 16ポイント
イチゴ(サラブレ) 10ポイント
スタージェット(元気) 6ポイント
オータムリーフ(サラブレ) 6ポイント
ヨウキチブースト(サラブレ) 2ポイント
ヨウキチビースト(サラブレ) 2ポイント
ヨウキチバースト(サラブレ) 1ポイント

戦いを終えた、各生産者たちのコメントと生産馬紹介

 「トレーニングセールで買った馬でも戦えるというところを見せたくて、6億円で購入したプリンスロクオクを出走馬に加えたりなど、ちょっと企画に走りすぎた部分がありました。また、もっと強い馬を作って、リベンジしたいと思います」(やすP)

プリンスロクオク

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_35
ぞぽごなる さらじたほ あめらゆぜ
れくるりい ふそあぱこ ぬびぺべじ
かずめぬざ きらあざぱ そげむざげ
ちかのかよ ぜののぞう るやもない

「広報担当として誰よりも『G1グランプリ』についての知識はあったのですが、実際に生産するとなると難しいものですね。これからもっとやり込んで強い馬を作りたいです。今回、自分の馬は勝負になりませんでしたので、代わりにぽっちー社長のスターウイングのパスワードをお渡しさせていただきます」(はまお)

スターウイング(スタージェットの祖母)

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_38
ちそぱすほ うふぬぴば ていせしそ
ぼみべなろ ぷてりふざ のらあざら
ぺてれゆさ にばくうが くけぷじう
はよせあい びびこるば てみろしは

「レースを盛り上げたいと思って、大逃げ馬を1頭作りました。思惑通り、今日はズバ抜けたスタートの速さを見せることができてよかったです。1番馬のヨウキチビーストはレベルは92まで上げていたんですが、それでも3着にも入れなかったのは悔しいです。もうひとつ上にいくには、やっぱりスキルが重要なんですかねぇ……」(サライチゴウ)

ヨウキチビースト

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_36
るぽおぽそ とぶくぎぬ ぷれかうう
けゆとばげ いひげふご にのぴかむ
きにこめぼ るげおぶぐ ぷぬとけぴ
にさびれね ぎみざきり やねりぴき

「なるべく3×4のインブリードが発生するようにしつつ、5代くらい代重ねして生産しました。なかなか思ったとおりにスキルが付かなくて苦労して、まだ少し不満が残る出走馬でしたけど、なんとか好成績が収められてよかったです。白毛は遡るとユキチャンからのスタートでした。ユキチャンは血統も良くて使いやすい繁殖牝馬ですよ」(タッチ)

ホワイトライオット

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_37
わめふけぽ もずしずら くらしはす
ぶねざやし ざきねけぽ ぬふばえゆ
ぴねげぺち はさびりせ へぽぶぷい
ぬしほじろ ふさぐおめ しへろしゆ
【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_28
▲想像だにしていなかった大差での敗北に、思わず涙目の“やすP”氏(左)と「こんなハズではー!?」と吠える“はまお”氏。罰ゲームとして写真晒しの刑です(笑)。

ご褒美の“配合理論”の公開、お願いします!

 サラブレチームの勝利ということで、約束の“配合理論の成立条件”を公開! 『G1グランプリ』で強い馬を生産したいというプレイヤーは必見の情報だぞ!!

※ソフトプレゼントへはこちらからご応募ください。

隠された配合理論“やりこみ配合”

 “やりこみ配合”とは、ニックスやインブリードといった配合理論とは別に、大幅に仔馬の能力の底上げを図るもの。 成立条件は、血統表内の全馬が自家製馬であり、しかも、極度のインブリードが成立していないこと。理論はわかりやすいのだが、実際にはとても時間がかかるのが欠点か。

 また、それ以外にも『G1グランプリ』の攻略情報を“やすP”氏から仕入れることに成功したので、プレイする際に意識してうまく役立てよう!

【生産】スキルパネルを計画的に揃えよう(1)

 レベルや適性と同様、スキルパネルによる能力アップも相当大きい。レベル3以上のスキルパネルだとレベル換算で3~4程度まで一時的に能力が上がると考えていい。馬は最大3つまでグッドスキルのパネルを持てるので、同時に発生させることができれば、なんとレベル換算で10程度まで能力を上げることができるのだ。

 連鎖的に発生させやすいのは“スタートダッシュ系”、“逃げ系”、“二枚腰系”など。逆に“スタートダッシュ系”と“スパート系”などは同時発生させにくく、食い合わせが悪いのだ。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_29
▲逃げ馬の直後を追走することで、“スナイパー”、“精密機械”が発動! 直線で加速とスタミナ維持の両方が期待できる。このふたつのスキルはとても相性がいい組み合わせだ。

【生産】スキルパネルを計画的に揃えよう(2)

 スキルパネルの引き継ぎには法則がある。自家製種牡馬と自家製繁殖牝馬をできるだけ“欲しいスキルパネルのレベル2”を揃った状態で持っていることが“つぎの仔馬で勝負する”ためには重要になる。行き当たりばったりではなく、先を見据えた配合をすることが、スキルパネルを理想の形にすることに繋がるのだ。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_30
▲“逃げ系”スキルと“折り合い系”スキルの両方がレベル2で揃っている。繁殖牝馬も同様のスキルパネルになっていれば、つぎの代で綺麗に欲しいスキルパネルが整うぞ!

【生産】パラメーターの重要性についても意識しよう!

 レベルが5つ以上差がある馬を逆転することは、ひとクラス上の条件で勝つのと同じくらいたいへんだが、距離、コースへの適性はもちろん、坂適性、回り適性、ペース適性、脚質適性が整っていれば、じつは馬レベルに換算すると最大で4~5レベル程度までは上の力を発揮してくれる。

 たとえ、馬レベルで5の差があっても、坂適性がEの馬とSの馬では、坂のあるコースでは同じくらいの能力になるのだ。「レベルが70あるのに海外で勝てない」というような人は、ぜひ適性が高くなるように配合してほしい。「レベル45程度でも、適性がおしなべて高い馬なら海外G1にも手が届く場合がある」ことを確認できている。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_31
▲坂適性は生まれ持ったパラメータが低くても、木合厩舎に預ければ坂路調教で多少改善される。育成でもうまく愛馬をサポートしよう。

【レース】牝馬のオススメローテーション

 第7回で紹介した“ローテーションブースト”の“条件慣れ”を発生させるため、

新潟2歳S→デイリー杯2歳S→阪神JF→チューチップ賞→桜花賞

 の“芝マイル”ローテーションでの出走がオススメ。ローテーションブーストだと一時的に能力がアップするので、これをうまく使って連勝を狙おう!

【レース】牡馬も関西に入厩したほうが勝ちやすい

 重賞の開催地的に、牝馬は関西馬のほうが有利と一般的には言われるが、『G1グランプリ』の場合は牡馬も関西入厩のほうが有利。

これは、牡馬のG1レースやトライアルレースや関東に偏っていることを逆手にとって、ローテーションブースの“遠征慣れ”を発生させることができるからだ。ただし、食欲が薄く、体重の戻りが悪い馬は遠征による体重減の不利のほうが大きくなることもあるので注意しよう。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_32
▲牡馬も関西に入厩することで、皐月賞やダービーで“遠征慣れ”のローテーションブーストが使える。

【レース】騎手の隠されたパラメーターを探そう

 騎手には、得意戦法や得意技といった表面に出ているスキルもあるが、じつはそれ以外にもスタートスキル、仕掛け位置判断、アクシデント回避力、直線の追込みサポート力などの(ほかにもまだあるうえ、レースには影響しないが、人気に影響を及ぼすアイドル性といったものもあるらしい)パラメーターがある。いろいろな騎手でレースに挑戦することで特徴を見極めてみよう。

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_33
▲騎手にはそれぞれ隠されたパラメータが!? 特技の説明文をヒントに探ってみよう。

【アイテム・設備】“カードスロット”を増やしたら、つぎは“輸送系”を!

自家製牝馬や種牡馬をカード化できる“カードスロット”アイテムは、できるだけ早めに強化したいところだが、つぎに揃えるべきは“輸送系”だ。

 『G1グランプリ』では、輸送のハンデが非常に大きいため、体重減や疲労の蓄積が重なると調教もままならない状況になってしまう。そこで、アイテムはなるべく“輸送系”から揃えていくようにしよう。輸送ハンデがなくなるとローテーションブーストの恩恵を余すところなく享受できるようになるので、よりレースの勝率がアップできるハズだ!

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_34
▲馬運車やジェット機を購入すれば、馬体重の減少が軽減されるので早めの購入を!

【対戦】複数出走させるときは展開を想定してヤラレ役を

 『G1グランプリ』の通信対戦では最大で3頭まで出走させることができるが、究極的な争いになる場合は、勝たせたい馬の“スキルパネル”をできるだけ発生させたい。そこで、自分のエース馬を勝たせるために、ほかの馬選びでレース展開をコントロールしよう。
 たとえば、先行スキルを持っているエースがいるなら、玉砕覚悟の逃げ馬をいっしょに出走させることで、うまくエース馬が得意のポジションを取れるようになるだろう。このように、“チーム”を意識して出走馬を決めることで、勝利をゲットしよう!!

“やすP”氏からプレイヤーの皆さんにメッセージ!

【G1グランプリ通信】第8回:元気VSサラブレ編集部!_01

 全国の『G1グランプリ』プレイヤーの皆さん、このたびは お楽しみいただき本当にありがとうございます。ゲーム専用機では久しぶりの新しい競馬ゲームということで、開発中から期待の声を寄せていただいたりして、開発チームも非常にモチベーションが高かったですし、こうして無事に皆さまにお届けできたことを心から喜んでいます。

 僕自身、競馬も競馬ゲームも大好きですので、コアな競馬ファンやこれまでの競馬ゲームを意識しないわけにはいかなかったのですが、一方で、競馬そのものにも、競馬ゲームにも新しいファンを呼び込みたいという思いから、これまでにない遊び要素を加えて、できるだけわかりやすく、そしてゲームらしく仕上がることを目指しました。

 幸い、本作におけるチャレンジ要素であった、馬のカード化や調教の廃止、スキルパネルの遺伝などは、多くのプレイヤーの皆さんからお褒めの言葉をいただき、『G1グランプリ』という新しい競馬ゲームの存在を認めていただける“きっかけ”になるタイトルになれたように感じています。

 とはいえ、まだまだ手を加えていかなければいけないこともありますし、プレイヤーの皆さんからのお叱りの言葉もいただいています。本作の経験や皆さんの声を糧に、もっともっと競馬や競馬ゲームの楽しさをお伝えできる作品を作っていかなければと、いまは思っています。本作はもちろん、これからも『G1グランプリ』をよろしくお願いいたします。


G1グランプリ
メーカー 元気
対応機種 3DSニンテンドー3DS
発売日 2012年5月24日発売
価格 6090円[税込]
ジャンル シミュレーション / 競馬
備考 ローカルプレイ対応、すれちがい通信対応