ステージの情報と併せて紹介!
Xbox 360の情報が満載の月刊誌『ファミ通Xbox 360』。その注目記事をよりぬきでお届けしていく本記事。今回は発売直前となる『ロリポップチェーンソー』の序盤のステージ情報をお届け。また、開発の要である須田氏と設樂氏の特別インタビューも併せて公開!
Prologue サン・ロメロ高校駐車場
今日はジュリエットの誕生日、ボーイフレンド・ニックとの待ち合わせ場所へ向かったが、なんと周囲にはゾンビが溢れかえっていた! 襲い来るゾンビたちを倒しつつ、待ち合わせ場所へと急ごう。ゾンビに壊されたクルマによって、まるで迷路のようになってしまった駐車場がジュリエットの行く手を阻む!
POINT! ゾンビに襲われている友だちを助けよう!
ステージの途中では、まれにゾンビに襲われている生存者を発見することも。彼らの体力が尽きてしまう前に、周囲のゾンビを倒して救助しよう。見事助けられれば、お礼として多量の"ゾンビメダル"を獲得できる。間に合わなかった場合は……、さっきまで人間だった友だちがゾンビ化してジュリエットに襲いかかってくる、なんてことも!?
Stage1 サン・ロメロ高校普通科
なんとかたどり着いた校舎の中では、生徒ばかりか先生もゾンビになって襲ってくる! 道中で出会ったジュリエットの師匠、ジュンジ・モリカワ曰く、何者かがこの世界と腐界をつなげたため、ゾンビだらけになってしまったとか。世界を救うため、ボスといえる"闇の呼び声"5人衆を倒すのだ!
BOSS ゼッド
ミニゲーム ゾンビの頭を3ポイントシュート!
ステージの途中でミニゲームが発生することも。体育館では、襲い来るゾンビの首を吹き飛ばし、バスケットゴールにシュート! 制限時間内に一定まで得点するとゲームクリアー、ただし失敗すると会場が大爆発してゲームオーバーになってしまう。多くの得点を稼げるよう、3ポイントシュートを狙って戦え!
須田D×設樂P発売直前ダブルインタビュー<前編
クリエイティブディレクター
須田 剛一(右)
角川ゲームス
プロデューサー
設樂昌宏(左)
<グラスホッパー×角川×ワーナーによる新感覚アクション完成>
--では最初に、本作でのおふたりの担当から教えてください。
須田 この企画原案、ゲームデザインの骨幹作り、ボスバトルの方針、調整の指針、現場へのフォーカステスト(ユーザーからの要望を開発に反映させること)が中心でした。同時に、チームが高いクオリティを達成できるようサポートも行いました。ただ、本作の開発スタッフは優秀で、たとえば首だけになるニックや音楽をモチーフにしたボスとかは、現場から出たアイデアなんですよ。もちろん角川ゲームスさんと、海外におけるパブリッシャーであるワーナーブラザースさんの後押しも大きかったですね。僕が開発を代表してこうして話をしていますが、グラスホッパーの現場のチーム力で作り上げました。
設樂 僕は現場に入ってディレクターさんとがっちりゲーム作りをしながら、ワーナーさんをはじめ関係各所との調整、外部委託まわりも担当しました。須田 この難しいポジションで、上手にまとめあげてくれました(笑)。
--設樂さんはいつからの参加に?
設樂 昨年の春ぐらいからになります。どこを目指して突っ走ろうかというタイミングの時期ですね。
須田 マップもほぼ実装でき、プログラム全体のチェックをしながら、さらにもう一段クオリティアップしなくてはならない時期で、「全社全力体制でやりましょう」と、ワーナーさんからのオーダーを整えてもらったタイミングでもあります。
設樂 調整することが非常に多いプロジェクトでした(笑)。グラスホッパーさんの開発現場の方は非常に貪欲で、多彩なアイデアを出してくれますので、それを採用できるようにワーナーさんと調整しました。
須田 しんどい役だったと思いますよ。
--設樂さんの本作の第一印象は?
設樂 じつは企画書自体は、プロジェクト初期から見ていました。「チアリーダーの格好でチェーンソーを振るのか。よくこんなことを考えるな」と(笑)。
--まさか開発に関わるとは……。
設樂 まったく思っていなかったです。これを通すうちの経営もすごいなあ、すごい作品が動いているなあ、と思って見ていました。
--おさらいになりますが、まず本作のコンセプトについて教えてください。
須田 もうそのまま、ポップでキュートなゾンビアクションです(笑)。遊ぶと笑顔になり、プレイして「バカだねー」って言ってもらえる作品を目指しました。開発のかなり初期に、目標や指針となるトレーラームービーを作って、そこを目指して作り上げていきました。たとえばゾンビの首をはねてバスケットゴールに入れることができたり、チェーンソーで斬ったら虹が出たり。チーム全体でグラついたときは、そのムービーに戻って方向性を確認したので、基本となる軸は最後までブレなかったですね。
--チアリーダーという設定は、最初からあったんですよね?
須田 チアリーダーとチェーンソーは最初から決まっていて、そこからジュリエットというキャラクターが生まれました。
--日本と海外は女性キャラクターに求めるイメージが大きく異なる印象があります。その辺の調整はどのように行いましたか?
須田 じつは初期のジュリエットはもっと筋肉モリモリだったんですよ。「海外では筋肉がないと売れない!」って現場がすごくこだわって。『ギアーズ オブ ウォー』のマーカスの女版じゃないとダメ、みたいな(笑)。
設樂 腹筋が割れていましたからね。
須田 でも「もっとポッチャリしたほうがいいんじゃないか?」という意見が出てきて。そうして作っていく中で、関係者内でジュリエットのファンクラブみたいなものができあがりました。「これじゃかわいくない。もっとスターにしていこう!」となって、あごのラインがどうだとか細かい意見が出て。じつはグラスホッパーには、女性モデルを作らせたらワールドクラスの笠原というトップモデラーがいまして、彼が最終的にかわいくまとめてくれました。みんながアイドルを育てるように、親心や事務所の社長、もしくはマネージャーというような目線で、ジュリエットを大事に作り上げていきました。
設樂 メイクも濃くて、もう少し大人びた雰囲気だったんですが、最終的にワーナーのプロデューサーが「もう少し日本寄りのかわいい感じでも、ワールドワイドでウケるんじゃない?」と言ってくれて、現在のジュリエットが完成しました。ワーナーさんも「かわいい」と言ってくれたので、あとはちゃんとユーザーさんに受け入れられるかどうかですね。
--海外では、すでにジュリエットの人気がかなり高いようですね。
須田 早い段階でコスプレしてくれるファンがいましたし、人気は高いと思いますよ。その流れで、北米の公式イメージガールのジェシカさんという、本当のアイドルができあがったりしましたからね。いい形で日本も海外もいい土壌が作れているのかなと。
--日本でのイメージガールも発表されましたね。
設樂 日本でも本作を広く知っていただくために、川本まゆさんに身近な存在となるマスコットガールになってもらいました。極真空手のロシア大会で優勝した経験があるなど、不思議な経歴の持ち主ですよね。
須田 まさに腹筋が割れている、ガチで強いジュリエットですよね(笑)。
※本記事の後編は後日公開予定、お楽しみに!
ファミ通Xbox 360 7月号
●表紙&特別付録:『ロリポップチェーンソー』
グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏が手がける、
キュートでクールなアクションゲーム『ロリポップチェーンソー』が表紙!
特別付録は、"ゾンビメダル1000枚"をゲットできるダウンロードコード!
これで序盤はたくさん買い物ができて、ゲームクリアーがぐっとラクになるはず!!
※本ダウンロードコードは6月14日よりご使用いただけます。また、Xbox 360版『PREMIUM
EDITION』専用コードとなっており、通常版や他機種ではご利用できません。
●総力特集:『ドラゴンズドグマ』『ロボティクス・ノーツ』
発売直前直後の人気タイトルを徹底特集!
『ドラゴンズドグマ』は序盤の攻略に役立つとっておき情報を、
『ロボティクス・ノーツ』はこれまでの情報をまとめた10頁特集だ!
●新作&攻略ゲーム
ロスト プラネット 3
FIFA 13 ワールドクラスサッカー
バイオハザード6
重鉄騎
Crimzon Dragon
ラブ☆トレ
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