ここでしか見られない貴重な資料がズラリ

2012年4月26日~5月13日まで、東京の渋谷にある渋谷パルコ・パート1内“パルコミュージアム”にて、“マクロス30周年エキシビション MACROSS:THE DESIGN @PARCO”が開催される。このイベントでは、今年生誕30周年を迎える、アニメ“マクロスシリーズ”の歴史をさまざまな形で展示。当時の貴重な資料やここでしか買えないグッズを楽しむことができる、ファン垂涎のイベントとなっている。開催前日の2012年4月25日にはプレス向けの内覧会を実施。ひと足早く会場内の様子をお届けしよう。
『マクロス』世界の年表で見ると2012年は、第一次長距離移民船団“メガロード01”進宙の年に当たる。それに関連して、展覧会の入り口部分はメガロード01に乗艦するイメージの作りに。壁面にはシリーズを振り返る映像が流れているので合わせて楽しもう。



展示は3部+αとなっており、第1部では“人・暮らし・文化”と銘打ち、キャラクターデザイン、『マクロス』館内の都市デザインを当時の設定、原画など展示。ゼントラーディ語の日本語対応表もあるのでお見逃しなく。





第2部は“歌”がテーマ。シリーズのそれぞれの歌姫の大型画像や原画とともに、ステージ上では映像も上映されている。ここでの注目は、『マクロス7』の主人公“熱気バサラ”のギター。細部まで再現されているので、じっくりと眺めてほしい。










“メカニックデザイン”がテーマの第3部では、“バルキリー”や“デストロイド”を始めとしたメカニカルアートを設定などで紹介。なかでも、河森監督がバルキリーの変形機構を確認する際に作成したという“バルキリーブロックモデル”は本邦初展示とのことで、絶対に見逃せない。そのほか、初期設定資料では現在とは若干違うデザインが見られたり、『超時空要塞マクロス』エンディングのアルバムを(ほぼ)再現した展示などを楽しむことができる。







最後のエリア“マクロス・クリーエーターコラボレーション”では、『マクロス』シリーズへの熱い想いを持つクリエイターたちが描き下ろした原画を用意。いとうのいぢ、倉花千夏、緋賀ゆかり、POP、森チャック、吉崎観音らが、各々の『マクロス』を描いている。出口付近には物販コーナーも出展。オリジナルデザインのPSPカバーを始め、ここでしか買えないグッズも数多く販売されている。



