可憐な桜庭さん&さすがに緊張のピロシ監督!?
2012年1月21日より全国劇場公開となる3D(立体視)アニメーション映画『ドットハック セカイの向こうに』。2012年1月12日、東京・神楽坂の赤城神社にて、ヒット祈願のイベントが行われ、監督のサイバーコネクトツー・松山洋氏と、主人公の“有城そら”役を演じた桜庭ななみが登場した。
ヒット祈願の儀式が行われたのは、伝統と近代的な設備が調和した、東京・神楽坂の赤城神社。劇中でも古い街並みと近未来的な科学技術が調和した2024年の福岡県柳川市が描かれているが、それをイメージさせるようなたたずまいだ。儀式終了後に、この日の感想として桜庭さんも指摘していたが、本作のヒット祈願にうってつけの場所と言える。
以下、約30分に及ぶ儀式の後に行われた、カコミ取材の模様から抜粋してお伝えしよう。
――赤城神社はいかがですか?
桜庭 こちらの神社に来たのは今日が初めてだったのですが、入った瞬間に、キレイなカフェがあったり、エレベーターがあったり……映画の近代的な感じとマッチしていて、とてもオシャレな神社だな、と思いました。
――今日は晴れ着ですね。
桜庭 はい。やっぱり、着物で神社に来られるのはうれしいですね。
――いよいよ公開が迫ってきましたが、いまのお気持ちは?
松山 すごく手応えは感じています。主演の桜庭さんも、すごくいい演技をしてくれたので。
桜庭 本当ですか?(笑)
松山 本当だよ(笑)。すごく公開が楽しみです。
――今回、中学生の女の子を演じられていますが、演じてみていかがでしたか?
桜庭 アフレコ前に、事前に監督が人物像の表を書いてくださったのですが、それがすごく私と似ていて。好きな色や、よく行くお店や……流行りに疎いところとか(笑)。だから、この役を演じられてとてもうれしかったです。
松山 今回は、あまりゲームを遊んだことがない女の子が主人公なんです。桜庭さんも、あまりゲームに慣れていないというお話を伺っていましたので。それなら性格も含めてピッタリだな、ということで、今回お願いすることにしました。
――監督は、桜庭さんの演技をご覧になっていかがでしたか?
松山 すべての収録を終えたときに、桜庭さんが言っていたのが印象的だったのですが、劇中の主人公そらちゃんが初めてゲームを遊んだときにドギマギするんですね。それで桜庭さんも、たぶん自分も、もし本当に同じようにゲームを遊んだら、同じようにドギマギしちゃうと思う、と。それを聞いて、まさに桜庭さんは主人公そのものだな、と思いました。
――ちなみに桜庭さんの中学生時代は、どんな女の子でしたか?
桜庭 私はテニス部だったので、毎日テニスの練習に励んでいました。なので、真っ黒に日焼けした女の子でしたね(笑)。
――ゲーム中で、主人公のそらがゲームの世界に飛び込んで行きますが、桜庭さん自身が飛び込んでみたいことはありますか?
桜庭 お正月に実家に帰ったら、弟がゲームをすごく楽しんでいて。私もこの映画をきっかけに、いろんなゲームにチャレンジしてみたいです。
松山 弟さんはおいくつ?
桜庭 16になります。
松山 おお。じゃあ、バリバリゲームやっているでしょう。映画、観てくれるかな?
桜庭 そうですね、観てほしいですけど……。
松山 そこは観てもらおうよ(笑)。
桜庭 そうなんですけど、実家に帰ったら、ゲームばっかりしていて、全然しゃべってくれないんですよ。反抗期で(笑)。
――本作は3D(立体視)対応映画ということで、3Dの見どころを教えてください。
松山 今回は、3D上映のみですからね。
桜庭 やっぱりゲームの世界はとても迫力があって、観ているとアトラクションに乗っているような気分で、すごく楽しめると思いますので、ぜひ観てほしいです。