グレネードで4キルのスーパープレイ! 『サドンアタック』新王者はKmn-Gamingに

2012年12月25日、東京都秋葉原のアキバスクエアで、ネクソンのオンラインFPS(一人称視点シューティング)『サドンアタック』の大会"SACTL Winter 2011"が行われた。

●決勝は衝撃の決着!

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 2012年12月25日、東京都秋葉原のアキバスクエアで、ネクソンのオンラインFPS(一人称視点シューティング)『サドンアタック』の大会“SACTL 2011 Winter”が行われた。

 準決勝第1回戦は、紙投げ選手が率いるクランKmn-Gamingと、予選で前回大会など4連覇の王者NabDを撃破した#Avengerの戦い。プロバンスをマップにした戦いはほぼフルセットとなる接戦。結果は、終盤の1on1を制すなどKmn-Gamingが10対8で勝利した。
 第2回戦はiZoNe対思考の違い。NabDがいない今大会、iZoNeは雪辱を果たす絶好の機会だが、思考の違いは予選を無敗で勝ち上がってきた実力を持つ。しかし、始まってみるとiZoNeのストレート勝ち。今大会に向け『サドンアタック』に集中したというiZoNeは、個々の能力の高さもさることながら、メンバー間の連携で相手の動きを読みきる熟成されたチームワークを見せ、決勝に最高の形で進んだ。


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▲円陣を組む両クラン。

 そして決勝はiZoNe対Kmn-Gaming。第1マップ“クロスポート”の前半は完全にiZoNeの独壇場。Aサイトに侵入して爆弾を設置し、一度引いてから爆弾解除を行わせない作戦を徹底して遂行する。そして前半戦最後は逆にBサイトに設置し、見事に勝利。だが、勝負はここからだった。攻守交替した後半戦、Kinko選手が冒頭3ラウンドで10キル0デスという圧倒的な活躍を見せ、紙投げ選手も4キルを見せるなど、一気に盛り返して逆転。iZoNeも抵抗を見せるが、流れは取り戻せず、最後はやはりKinko選手が活躍し、第1マップはKmn-Gamingが勝利した。
 第2マップは“シティーキャット”。後がないiZoNeが、今度こそ真価を発揮する。完全に相手の動きを読み切り、まったく有効に攻めさせない。Aサイトに行けばしっかり止められ、Bサイトに切り替えればTOP選手が待ち構えている、という盤石の守りで、前半を5-0のストレート勝ちし、Kmn-Gamingが一本取り返した後は一気にラッシュをかけ、最後はやはりTOP選手がキルを稼いで取得マップ数をタイに戻す。
 そしてラストマップは“ドラゴンロード”。最初期からあるこのマップに、魔物が棲んでいるとは誰も思わなかったに違いない。序盤はKmn-Gamingが優勢に戦いを進める。スナイパーのCyborg選手が自在な動きを見せて活躍したかと思えば、紙投げ選手、Kinko選手らもキルを稼いでいく。クリアリングミスでまとめて倒される場面もあったが、5-3のリードで折り返し。今度は逆にiZoNeがAサイトと見せかけてBサイトに設置したり、爆弾解除中の選手を巧みに妨害したりと、クロスポートでの展開を思い起こさせる戦いを展開。ついに逆転する。だが、勝負は最後までわからないというのは本当だった! 1ラウンド取り返して7対7のタイになった第15ラウンド、のえる選手の投げたグレネードが4キル! 決勝のこの場面でこんなウルトラプレイが出てくるとは! しかしこれも敵の動きを想定しながらグレネードを投げ続けていたからこそ。実際、Kmn-Gamingは置きにいったグレネードでかなりキルを稼いでいた。そんなわけで、優勝は続くラウンドもきっちり取ったKmn-Gaming。MVPにはのえる選手が選ばれた。


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1位:Kmn-Gaming
MVP:のえる([5]..Noe)選手

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2位:iZoNe
3位:#Avenger
3位:思考の違い

●アップデート情報も

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 イベントでは運営チームの柴田岳寛氏より、今後のアップデート情報も公開された。新マップ“Prison”は刑務所を舞台にした爆破戦用のマップで、来年の早い段階で実装できそうとのこと。そして、Submarine Base、Gateway、Cubeがバンパイアモードに対応することも判明。さらにユニークなのが、三つ巴戦の実装だ。これは赤青緑の3チームに分かれて戦うモードで、それぞれ拠点となるポイントを持っており、奪取されるとリスポーン(復活)ができなくなり、奪った側はそこからもリスポーンできるようになるというもの。3チームの戦いでどんな戦略が生まれるのか気になるところだ。
 そのほか、新モード“人質救出”の情報も公開された。ガラスケースに人質(韓国の女優さんらしいが、日本版ではどうするか仕様検討中らしい)がおり、ブルーは制限時間内にガラスケースに設置された破壊装置の解除を、レッドはその阻止を目的とする。そのほか、リスポーンアリの爆破マッチなども開発進行中。韓国でテスト実装を経たのち、日本での導入を検討するという。

 年を着実に重ね、歴史あるクランも複数存在する『サドンアタック』。来年はどんな展開、どんな戦いが展開されるのか、期待して待ちたい。


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▲FPSの大会といえばなぜかじゃんけんをすることになっているのだが、今回は恐らく機材トラブルによる中断中にも実施。賞品はナイスなコスプレのおねえさんが手渡してくれたのだ。

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▲SteelSeries、Razer、Artisanなど、大会をスポンサードするゲーミングデバイスのメーカーも軒並み出展。日本の工業技術を応用したArtisanのマウスパッドやソールは、目にする機会があったらぜひ触ってみて欲しい。そのほか、リアルガチャなども。