隠れたPSPの名作ランキングをお届け
タイトルの充実ぶりが際立つPSP用ソフト。人気ソフトもめじろ押しなわけですが、隠れた名作もいっぱいです。そこで、ファミ通.comのユーザーの皆さんに、聞いてみました。「あなたがオススメする隠れたPSPの名作は?」。 やっぱり皆さん“心の1本”をお持ちのようで、かつてないほど投票がバラけました! というわけで、今回順位をつけずにランダムにお届けします。「隠れてない」と、ご指摘があったように、中には周知の事実の人気作もあったりしますが、そこはファンの皆さんの作品に対する愛ということで……。
『煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.』
まさに、“隠れた名作”にふさわしい1作が、ハドソンの『煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N』。世界観を評価する熱烈な意見が印象的だった。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
“ハイスピード推理アクション”の『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』も上位にランクイン。独特の世界観が人気を博した。
『ジャンヌ・ダルク』
おなじみジャンヌ・ダルクを主人公に、史実を織りまぜて描かれるシミュレーションRPG。開発を担当するのは、おなじみレベルファイブ。その高いゲーム性に、賞賛の意見が相次いだ。
『ラストランカー』
イメージエポック開発、カプコン発売によるオリジナルRPG『ラストランカー』。豪華スタッフが注目を集めた。
『英雄伝説 空の軌跡FC』
シリーズ全体のランキングならば、間違いなくこのシリーズが1位というのが、日本ファルコム『英雄物語 空の軌跡』シリーズ。同シリーズは、PSPでさらに人気を獲得したと言えるだろう。
『銃声とダイヤモンド』
事件現場で犯人と交渉し、事件を解決へ導く交渉人の活躍を描いたアドベンチャーゲーム。ニューヨーク帰りの刑事、鬼塚陽一を主人公が、強盗や殺人といったさまざまな凶悪事件に挑む。『かまいたちの夜』や『弟切草』などの開発を手掛けた麻野一哉氏が描く、大人の世界が好評を博した。
『俺の屍を越えてゆけ』
2011年11月10日に発売されたばかりの『俺の屍をこえてゆけ』。もともとは1996年にプレイステーション用ソフトとして発売されたRPGで、オリジナルスタッフによるPSPへのリメイクが話題に。
『クライシスコアファイナルファンタジーVII』
言わずとしれた人気タイトル『ファイナルファンタジーVII』の外伝的作品。“COMPILATION of FINAL FANTASY VII”に連なる1作。明らかに隠れてはいない名作だが、熱烈なファン多し!
『タクティクスオウガ 運命の輪』
1995年にクエストからスーパーファミコン用ソフトとして発売され人気を博したシミュレーション『タクティクスオウガ』。そのリメイク作『タクティクスオウガ 運命の輪』。確かなゲーム性が、根強いファンを獲得している至高の1作だ。
『ファイナルファンタジー零式』
つい最近発売されたばかりの『ファイナルファンタジー零式』。投票した多くの方が認めている通り、まさに隠れてはいない作品なわけですが、“名作”としての評価は高いようです。
『ペルソナ3ポータブル』
こちらも人気の『ペルソナ』シリーズからは、『ペルソナ3ポータブル』が堂々のランクイン。2007年にプレイステーション2用としてリリースされた『ペルソナ3』の移植作となる。追加要素に対する評価も高かった。
そのほか、上位20タイトルをご紹介。それにしてもRPG人気が高いようです……。
あなたがオススメする隠れたPSPの名作は? |
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タイトル名 | 発売元 | 発売日 |
英雄伝説 空の軌跡FC | 日本ファルコム | 2006年 9月28日 |
英雄伝説空の軌跡SC |
日本ファルコム | 2007年 9月27日 |
俺の屍を越えてゆけ | SCE | 2011年 11月10日 |
クライシスコアファイナルファンタジーVII | スクウェア・エニックス | 2007年 9月13日 |
グランナイツヒストリー | マーベラスエンターテイメント | 2011年 9月1日 |
ゴッドイーターバースト | バンダイナムコゲームス | 2010年 10月28日 |
ジャンヌ・ダルク | レベルファイブ | 2006年 11月11日 |
銃声とダイヤモンド | SCE | 2009年 6月18日 |
タクティクスオウガ 運命の輪 | スクウェア・エニックス | 2010年 11月11日 |
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 | スパイク | 2010年 11月25日 |
ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー | スクウェア・エニックス | 2011年 3月3日 |
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートポータブル | スクウェア・エニックス | 2006年 5月25日 |
ニッポンのあそこで | SCE | 2008年 5月1日 |
バイトヘル2000 | SCE | 2005年 12月22日 |
ファイナルファンタジー零式 | スクウェア・エニックス | 2011年 10月27日 |
ペルソナ3 ポータブル | アトラス | 2009年 11月1日 |
街~運命の交差点~ | セガ | 2006年 4月27日 |
モンスターハンターポータブル2nd G | カプコン | 2008年 3月27日 |
428 ~封鎖された渋谷で~ | スパイク | 2009年 9月17日 |
勇者のくせになまいきだ。 | SCE | 2007年 12月6日 |
ラストランカー | カプコン | 2010年 7月15日 |
煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N. | ハドソン | 2006年 4月27日 |
ロックマンロックマン | カプコン | 2006年 3月2日 |
勇者30 | マーベラスエンターテイメント | 2009年 5月28日 |
※50音順
皆様からのご意見
『11eyes CrossOver(イレブンアイズ クロスオーバー)』
●『11eyes CrossOver(イレブンアイズ クロスオーバー)』は真の隠れ名作といっていいでしょう。キャラクターデザイン、豪華声優陣、BGM、シナリオ、綺麗なCG、おまけに主題歌まで神がかっていてまさに抜け目のない天才的な作品! 私はこの作品の虜です。赤い夜の幻想的な世界がキミを待つ! 好きなキャラクターは「黒芝かなえ」。(りん☆ふぉーす)
『英雄伝説 空の軌跡FC』
●ストーリーが最高によい。キャラクターも個性的。音楽も記憶に残るものが多い。非常に完成度の高いゲーム。ゲームバランスが絶妙でRPG初心者も安心して楽しめる。(yukihito)
●システムがオーソドックスなRPGながら、ストーリーがよくできていて魅了される。キャラクターそれぞれに魅力があり、各々の過古や絆などよく描かれている。また、最新作の『英雄伝説 碧の軌跡]』まですべての物語が続いているので年末から年明けにかけての長期の休みでやることにススメ。(pig-the-world)
●PSPにて初めて『空の軌跡』をプレイしたのですが、まず驚いたのが絵の繊細さと音楽の美しさです。とくに小さな絵にまで手が抜かれずに丁寧に描かれていることに感動しました。そしてストーリーを盛り上げるBGM。いまではその音楽が流れるだけで、切なくて涙が出ます。もちろん、ストーリーもスケールは大きいのに設定が細かく、サブイベントに至るまで大大大満足な内容で、何度プレイしても飽きません。正直、ここまでのRPGと出会えるとは思っていなかったので、いまは大変幸せな気持ちで毎日を過ごしています。とてもお勧めです。(HIDE)
『俺の屍を越えてゆけ』
●グラフィックに優れた点はとくに見当たらないが、テンポのいい戦闘スピード、目的のはっきりしたストーリー、攻略方法の自由度がうまい具合にマッチしているから。交神することで、徐々に強くなっていく子孫を育てる楽しみが、「噛めば噛むほど美味しいするめ」みたいな表現こそがふさわしいゲーム。油断していると、平日朝まで遊んでいるぐらい、止め時がよい意味で難しい作品です。(ファミ吉)
●発売からまだあまり経ってない上に、プレイステーション版の初期ならともかく、いまは隠れてない気もするがそれでもこいつだ! ひと月単位で区切られてるので、ちょびちょびプレイしやすいし、難易度がいつでも変えられるのもよい。気がつくと100時間とかプレイしてる魅力がある。(Ama)
『金色のコルダ 3』
●ファミ通のクロスレヴューでも高評価を得ている作品なので、“隠れた”名作というよりも、堂々とした名作ですが、ゲームシステム、複合的なシナリオ、キャラの魅力、根底に流れる「人それぞれの持つ個性(花)」についての考察、どこをとっても一流のゲームだと感じました。PSPのプラットフォームも操作性よく、男女問わず楽しめる作品です。(miwax)
『クライシスコアファイナルファンタジーVII』
●なによりも圧倒的グラフィック、作りこまれた世界観、ストーリー。エンディングは目に涙。やりこみにのめりこみ。心に強く刻まれる、オススメしたい名作です。(PresenceNOVA)
●『FF7』をやったことがある人なら、結果はわかっているだろうけど、そこまでに至るプロセスやザックスの想い、そしてそれがクラウドの冒険にどう続くかととても感動できる作品です。やり込み要素もなかなか。(FF7タイトルをやり込んだモノ)
『CLANNAD』
●子どもを持ち始めた親にやってほしい。本当の意味での“家族”を教えてくれる。涙で画面が見えない……。こんなことが起こるのは『CLANNAD』だけ。(みかん箱のみかん)。
『グランナイツヒストリー』
●1.短時間でもお手軽にプレイできる。通勤時の10分、20分でも十分楽しめます。2.CGぽくない絵本的なグラフィックがよい。PS2ソフト『7~モールモースの騎兵隊~』っぽい雰囲気で丁寧に描き込んでありけっこう動き回ります。3.オンライン対応だが煩わしさがない。リアルタイムで見ておく必要がなく毎日ちょっと繋いで後はオフというプレイもOK。総括.時間があまり取れない方に最適なソフトだと思います。お手軽ですが、やりこみ度も高く長く飽きずに遊べます。まったくのノーマークでしたが、これはよい買物をした感が高かったです。(パイルダー)
『ぐるみん』
●2006年発売。日本ファルコムのPSP初参入となった作品。温かい世界観やコミカルなキャラクター、心に残るストーリー、そしてわかりやすいけれどもやりごたえのあるアクションと、さすがファルコムと言える細部までとても丁寧に造られた作品でした。『軌跡』シリーズに比べると知名度では劣りますが、老若男女問わずオススメ出来る内容なので、もっとたくさんの方にプレイしてみてほしいです!。(Con)
●クリスマス、年末年始にオススメの心あたたまるアクションゲームです。まるで絵本のような雰囲気ですが、笑いあり、涙あり、燃えあり、萌えあり! やりこみにも耐えうる高難易度モードも用意されており、飽きることなく遊べます。主人公の衣装チェンジにサンタや晴れ着など季節感のあるものが用意されているのも年末年始にオススメですね。(カナミスキー)
『最後の約束の物語』
●どこかなつかしいRPGのコマンド方式戦闘、個性豊かなキャラクター、難易度NORMALプレイ時に感じる絶妙な戦闘バランスとキャラクターを失うかもしれない緊張感がクセになります。難易度EASYでは戦闘がさほど苦ではないので、全メサイアとの最後の約束を交わしてミッションコンプをしてから難易度を上げるのがおすすめです。(リッツ)
『ジャンヌ・ダルク』
●シミュレーションゲームでストーリーもちゃんとメリハリがあっておもしろく、必殺技合成等やりこみ部分があっておもしろい。古いソフトだが、アニメーションもしっかり作りこんであり、色あせない名作だと思う。(まさヒロン)
●年末年始は時間がたっぷりあるので、シミュレーションRPGをがっつりプレイしたい。『ジャンヌ・ダルク』はゲームバランスがよく、難易度もほどほどで万人におすすめできる名作だと思う。グラフィックも美しい。(Miwa)
『銃声とダイヤモンド』
●おもしろいソフトは複数ありますが、いずれもメジャーなビッグタイトルばかりで、文字通り“隠れた”名作は上記の一本だけしか思いつきません。交渉をテーマにしたアドベンチャーで、比較的難易度は高いですが、よく練られたシナリオで、物語にグイグイ引き込まれます。クリアーまでノンストップで遊んだ作品で定価で買っても損はないでしょう。(25-Aug)
●基本は事件が起きて、犯人との交渉がメインとなります。ゲームをしていると「こういう展開になるだろう」という想像をしながらプレイすると思いますが、このゲームはいい意味で裏切ってくれます。年齢が高くなるにつれて、ゲームにのめり込めなくなっていた自分ですが、「この後どうなるんだろう?」の連続で一気にプレイできました。シナリオ、演出、音楽、とにかく丁寧に作られている作品です。(たまっこ)
『タクティクスオウガ 運命の輪』
●年末にじっくり腰を据えて遊ぶに相応しい、重厚なシミュレーションRPGです。リメイク作ですが、オリジナルのよいところを残しつつ、痒いところにも手が届く仕様。とくに戦闘のテンポのよさは一回の戦いが長くなりがちなシミュレーションRPGとしてはありがたいです。いわゆる“待った”というか、ターンを巻き戻せるシステムも画期的。数パターンの戦術を実際に試して比較できるのが楽しいです。ベスト版も出ることですし、いままで触れたことのない方にもオススメしたい作品です。(こえり)
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
●推理ゲームとしても十分おもしろいが、それだけでなく、キャラクターが皆とても魅力的。ガチャガチャやた生徒とのコミュのようなやり込み要素もある。大山のぶ代さんのモノクマも必見。(まり)
『ニッポンのあそこで』
●キャラクターがかわいい。音楽が楽しい。“ちゅり”がシンプルで中毒性がある。地理の勉強になる。写真を撮りに出かけたくなる。箱庭を作る感覚で日本地図を作り上げたくなる。ペタMapのガイドブックと連携。手頃なお値段。などなど、ニッポン地図を楽しむことに特化した素晴らしいソフト。ご当地グルメ・隠れた穴場スポット・地理、歴史、文化といろいろと勉強になり、ナビッチュの解説も楽しい。音楽・キャラクター・世界観などすべてがポップでセンスよく、プレイしていて楽しい。楽しく、ソフトを持って旅行に出かけたくなる。年末年始に小旅行をするならPSPと『ニッポンのあそこで』を持って出かけることをお勧めする。旅行が一層楽しくなる。(nu)
『ファイナルファンタジー零式』
●びっくりするぐらいおもしろかった。(handsome gk)
●ストーリー、戦闘、やり込み要素 すべてにおいて最近のナンバリングを凌駕している。(なす)
『ブランディッシュ ~ダークレヴナント~』
●シナリオはあってなきが如しなので、年末番組をつけながらプレイしても雰囲気が壊れることはない。アクション系だが終盤を除きあまり必要とされない。全プレイ時間がそれほど長くないので頑張れば年末年始でクリアー可。昨年末~今年にかけてプレイしたが、おもしろいものは年月を経てもおもしろいことを改めて知った。もっと評価されていいと思ったので本作を推したい。(ドンバカチョ)
『ブレイブストーリー 新たなる旅人』
●隠れているかは別として。同名のアニメ映画でピンと来る人もいるであろう作品、どうせ映画にあわせてゲームも作ってみただけでしょ? と安易にスルーして欲しくない一本。ストーリーは王道。最近のゲームにありがちな小難しい設定や回りくどいセリフで「うーん?」と首を傾げてしまう、ということがないシンプルなものだが、大人でも楽しめる内容になっている。サクサク進められるコマンド方式の戦闘は簡単すぎる気もするが、戦闘中のモーションや連携攻撃の演出があるので退屈とは感じない。難易度もやさしくシンプルなゲームではあるが、シンプルゆえの作業感や退屈さを感じさせることはない完成度の高さは、人を選ばずにお勧めできるともいえる。原作を知らない人でも違和感なく進められるはず。とにかくオススメです。(あお)
『ペルソナ3ポータブル』
●シナリオ、バトル、やり込みすべてにおいておもしろい! プレイステーション2版もプレイしたが、PSP版は女性主人公もいるので楽しめる!(新潟バナナ)
●いままで遊んだPSPのRPGタイトルでいちばんのおもしろさ。何周しても楽しめるから。(ララライオット)
『密室のサクリファイス』
●「開かない鍵は無いんだよ、ワトソン君…」。サウンドノベルと脱出ゲームの融合作品。かわいい見た目に騙されることなかれ。ステージは一筋縄ではいかない難所があり、詰まるときはとことん詰まる。だからこそクリアーしたときの達成感は高く、謎の多いストーリーも明かされていく(続きが気になるのに進めないこともあるが)。ゲームが進むごとに、キャラクターの秘密や世界観が解き明かされていくのはとてもおもしろい。またさまざまなキャラクターのストーリーが交差し始める後半はより一層のもりあがりを見せてくれる。年末年始の休みにひとりでじっくり、または皆と協力しながら脱出するのはどうだろうか。(KNO)
『魔界戦記ディスガイア』シリーズ
●自分の周りではあまり知られてないゲームなのですが、かなりオススメです!! ゲームをとことんやりこみたいたい人にオススメです。一般的なRPGのキャラのレベルの最大値は、100がいいトコだと思うのですが、『ディスガイア』のレベルの最大値は、なんと9999! ゲームが好きで、どこまでやりこめるか、ゲームに対してどこまで突き詰められるかを試せるゲームだと思います。初めての人でも十分楽しめるシステムのゲームながら、完璧にやり込もうとすると、果てしなく時間がかかる、このゲーム。ゲーム初心者の方は、エンディングを目標にやってみてください。エンディングを見るだけなら、そこまで難しいものではありません。上級者の方は、ぜひ、やりこんでみてください! 1000レベルを超えるくらいまでやり込めたひとは、かなりのやり手ゲーマーだと言って過言ではないと思います。ゲームのやりこみに自信のある人は、ぜひディスガイアで自分の力を試してみてはいかがでしょうか?(はりけーん)
●ひまつぶしと言えばやっぱりコレ! 私が一日中できるゲームは『ディスガイア』シリーズと『アトリエ』シリーズくらいです(笑)。ひたすらにレベルを上げ、キャラクターを強化し、無茶苦茶なステータスのボスに挑む。倒せた時の気持ちと、育てたキャラを見た時の優越感(?)は何度感じても病みつきです。(笑彦)
『ラストランカー』
●『FF7』のシナリオ、『キングダムハーツ』の音楽という豪華スタッフが作ったRPGで、携帯ゲーム機向けにサクっとプレイできるようになってます。戦闘は格ゲーのような駆け引きがたのしめるコマンドバトルで、演出がかなり熱いです。(ZEKU)
●ランク1になるという目的を達成するための物語が自然に描かれている。RPGでありながら、1対1の戦いでランクが上がり、その中で簡単なコマンド入力を求められる点でも、緊張感があり楽しい。続編がでたら、必ず買いたい1品。(シニチ)
『煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N. 』
●PSPの初期に発売されたA・RPG。ダンテの『神曲』をモチーフにしており、ゲーム中の至る所で関連した名称が使われている。また、その特徴も顕著に出している。ストーリーは序盤はわかりづらいが、徐々に明らかになり、後発の「煉獄弐」で謎が解き明かされる。アクション面はやや難しいが、慣れ・装備の工夫により解決でき、秀逸。上記の装備の工夫をおもしろくしているのがシステム面である。自己の強化はもちろん、各部位に装備する武器・防具により大きく立ち回りを変化させることができ、動かしていても楽しく、組み合わせでのコンボを考えるのも楽しい。やりこみ要素である“H.E.A.V.E.N.”や、周回プレイによる敵の強化・ドロップアイテムの強化・武装コンプなど、やれることも多いのでじっくりプレイもサクサクプレイも楽しめる。(katz)
●非常にマイナーで、おそらく知ってる人はほとんどいない、でも一部のPSPユーザーにはもはや名作アクションの代名詞とも言える作品かと思います。かなり古い作品でありながら、古さを感じさせず、ロード時間、BGM、ゲーム性、UIすべてにおいて優秀。次回作の話がなくなったのが本当に残念なタイトル。(なぐちゃん)
『ロックマンロックマン』
●初代『ロックマン』のリメイクです。キャラデザがデフォルメされていて敬遠されがちですが、中はいつもの『ロックマン』で絶妙に難しくておもしろいです。二種類のモードがあり、初代ロックマンのモードと新しい新規ステージのモードがあります。難易度を変えられるので難しく感じる人は難易度を下げて遊べます(オールドモードは変えられませんが)。おもしろいこと確実で、あの頃の『ロックマン』をやったことのある人にも十分おすすめできる一本です。(セクタ)
『勇者のくせになまいきだ。』
●随所に溢れているパロディ、ユーモアが目につきがちだが、ダンジョンの広げかたと食物連鎖システムを駆使したモンスターの管理がうまくいかないと中盤以降クリアーが難しくなる難易度がプレイヤーを熱中させる。強い勇者が現れるとダンジョンがズタズタにされるので、「勇者のくせになまいき!」と魔王気分が味わえる。(sin)