スピルバーグ監督初の3D映画を完全ゲーム化
スピルバーグ監督が構想30年という期間を経て映画化したという『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』が、ニンテンドー3DSでアクションゲームとなって登場する。『タンタンの冒険』とは、ベルギーのアーティスト、エルジェが1920年代末から新聞で連載を始めたコミック。世界中で翻訳されており、シリーズの売り上げは2億3000万部を超えている。
プレイヤーは主人公のタンタンとなって、古城や難破船を冒険。行く手を塞ぐ敵をパンチで倒したり、謎を解いて扉を開けたりして先に進み、全29チャプターを楽しむことができる。飛行機を操縦する、タッチ操作で海賊船と闘うミニゲームなども用意されており、映画の魅力溢れるシーンを余すところなく体験できるのだ。
映画をもとにしたストーリーモード
ストーリーモードは物語に沿って、さまざまな土地を冒険していくモード。全29チャプターで構成されており、古城や砂漠、海上など、世界中を冒険してユニコーン号に隠された謎を解いていくことにある。ストーリーの進行によっては、タンタンがもっとも信頼する白いフォックステリア犬、スノーウィや、タンタンのよき理解者であるハドック船長も活躍。スノーウィはタンタンでは入れない細い通路を探索できたり、行方不明になったタンタンを匂いで追跡することができる。また、ハドック船長と協力して先に進むような場面も……!
ゲームならではの楽しみも!
ストーリーモードの途中には、ミニゲームやパズル、世界中に隠されたお宝探しといった、映画では体験できないゲームならではの楽しみかたも満載となっている。
3Dコミックモードでストーリーを楽しむ
ストーリーモード中には、ストーリーをコミックのようにして読める“3Dコミックモード”が挿入されることがある。1コマずつ読み進めることができ、原作の雰囲気を味わえるのだ。
タンタンの住む町で開かれていたノミの市(フリーマーケット)。ここでユニコーン号の模型を買うことから物語が始まる。
ユニコーン号の模型を奪った者たちが逃げ込んだ先はムーランサール城。敵を倒し、仕掛けを解いて、先に進んでいく。
何者かに気絶させられたタンタンは、“カラブジャン”と呼ばれる船に運ばれる。船の探索を進めるうちに、ハドック船長と出会うのだ。
カラブジャンから脱出したタンタンたちは、バグハルという砂漠の都市へ。ここでは鳥の力を借りて飛ぶ場面がある。
タンタンたちは、ユニコーン号の模型を追ってフランスのブルターニュ城へ向かう。城には数々の敵と仕掛けが待ち構えているのだ。
謎を解いた一同は、再びムーランサール城へ。タンタンたちを苦しめてきた敵との、最後の戦いが待っている。
“タンタンとハドック”でタイムトライアル
“タンタンとハドック”は、タイムトライアルに挑むことができるモード。さまざまなマップで、より早いクリアタイムを目指す。ゲーム中は、複数のキャラクターを使用できるので、機動力にすぐれるタンタン、腕っ節の強いハドック船長、狭いところも移動できるスノーウィなどを、状況に合わせて切り替えながら進もう。なお、このモードには、ストーリーモードには登場しなかったアクションやアイテムも多数登場する。たとえば、タンタンはパチンコで敵を引き寄せることができ、ハドック船長は一部の壁を壊すことができる。敵を倒したり、壺を壊したりすると出現するコインを取ることで、タイムを縮めることが可能だ。
タンタンとなって大冒険をくり広げよう
タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
メーカー | ユービーアイソフト |
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対応機種 | 3DSニンテンドー3DS |
発売日 | 2012年1月12日発売予定 |
価格 | 5040円[税込] |
ジャンル | アクション・アドベンチャー / 冒険 |
備考 | ローカルプレイ対応 |