●バンダイナムコゲームスがトップ に!

 エンターブレインが「FGH(FAMITSU GAME HAKUSHO) 2011年度ゲーム市場 上半期最新レポート」を発売した。そのなかから、2011年度上半期のメーカー別ソフト販売金額TOP20と機種別TOP5を抜粋して紹介する。

 2011年度上半期のメーカー別ソフト販売金額TOP20は、178.0億円を販売したバンダイナムコゲームスがトップに立った。販売本数では約9.4万本の差で任天堂に次いで2位となったが、平均単価が約1,000円程度任天堂を上回り、販売金額では逆転トップに。シェアでも、前年同期の9.4%から18.0%とほぼ倍増している。なかでも、上半期のソフトランキングで首位の『テイルズ オブ エクシリア』が59.1万本を販売し、トップに貢献している。機種別ランキングでもPSPとPS3で1位となるなど、各機種(Xbox 360以外)で3位以内にランクインしている。

 一方、任天堂は149.5億円で2位となった。販売本数は300万本を超え、総合力の高さを発揮している。昨年2位のポケモンは10位にランクイン。前年の上半期に発売された『ポケットモンスターブラック・ホワイト』ほどのヒットがなかったため、販売金額・シェアともにダウンとなった。

 前年から数字を伸ばしたメーカーは、6位のセガや8位のコーエーテクモゲームスがある。10位以下のメーカーでは、『DARK SOULS(ダークソウル)』のヒットで、12位に入ったフロム・ソフトウェアが前年61位から大きくランクを上げている。さらに、2011年4月からパブリッシャーに参入したばかりのイメージエポックが『ブラック★ロックシューター THE GAME』などのヒットで、PSPランキング5位、総合13位にランクインしている。

TOP20
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 今回紹介した「2011年度ゲーム市場 上半期最新レポート」は、2011年度上半期(4〜9月)の国内市場のデータを集約。メーカー推定販売金額のTOP50やゲームハードごとの詳細な状況などを掲載。また、アメリカや欧州、中国といった海外の2011年上半期(1〜6月)の概況。ソーシャルゲームについての現状など、さまざなデータを満載している。価格は18,900円(税込)。
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