●化身の要素が盛り込まれているだけでもヤバイ!

 どうも、週刊ファミ通本誌で『イナズマイレブン』シリーズを取り扱っている記事“イナズマ通信”を担当している七転び八百木です。今回は、“LEVEL5 WORLD 2011”で出展された『イナズマイレブンGO シャイン/ダーク』がプレイできたこともあり、そのインプレッションをお届けしたいと思います。

 本作では、前作の『イナズマイレブン3』のように、プレイヤーが画面下から上の相手陣内に向かって攻めていく試合展開や、タッチペンで気軽に楽しめるシステムはしっかりと踏襲されているほか、テレビアニメでおなじみの“化身(自分の気を形にしたもの)”を試合中に使えるようになっています。出しかたは、下画面にあるコマンドリストの“化身” ボタンを押し、だれの化身を使うかを選ぶだけでオーケー。複雑な操作は必要なく、だれにでも簡単に扱えるようになっていました。もちろん、化身を出している選手が技を使うと、かっこよく、派手派手な技を化身をくり出すようになります。そして、化身を出している選手どうしが近づくと、化身バトルへ移行。そこでは、より派手なボールの奪い合いが展開! これにより、白熱の超次元サッカーバトルが味わえるように仕上がっていました。

 ハードがニンテンドー3DSになったこともあり、上画面の映像が3D立体視に対応していることも見逃せません。必殺技などの演出が、奥行きのあるものになり、より臨場感のあるシーンが堪能できました。ちなみに、ゲーム内のアニメーションは、ゲーム専用のムービーとして作られているようなので、テレビアニメ版とは異なるシチュエーションが用意されていたり、違った表現方法で展開することもあるようです。そのため、テレビアニメを何度も見ている人でも、本作を十分楽しめると思います。そのほか、アナログスティックで画面をスクロールできるようになったこともうれしい要素だと思います。+ボタンとは違い、素早く視点をスクロールさせることができ、遠く離れた選手の動きも容易に確認できるようになっていました。

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 と、まぁ、わずか10分ほどのプレイだったため、それほど深い内容まで試すことはできませんでしたが、そのわずかな時間だけでも、おもしろさは十分に伝わってきました。これまでのシリーズをプレイしている人はもちろん、テレビアニメで『イナズマイレブンGO』に興味を持った人にも期待できるゲームであることはまちがいなしといったところ。2011年12月15日の発売日が待ち遠しいです!

(C)LEVEL-5 Inc. ※画面は開発中のものです。※ニンテンドー3DSの3D映像は、同本体でしか見ることができません。画面は2D表示のものです。