●キングオブコント2009優勝者が、ゲームの世界観に即したコントを披露

 バンダイナムコゲームスのニンテンドー3DS、iPhone/iPod touch/iPad向けソフト『勇現会社ブレイブカンパニー』(ニンテンドー3DSでは2011年10月27日発売予定、iPhone/iPod touch/iPadでは2011年夏配信予定)。2011年8月23日、本作のイメージキャラクターを務めるお笑いユニット“東京03(ぜろさん)”によるオリジナルコントの収録が行われた。

 『勇現会社ブレイブカンパニー』は、勇者を面接・採用して各地に派遣し、平和を守るという独自の設定・システムが魅力のシミュレーションゲーム。ニンテンドー3DS版ではすれちがい通信やカメラを使っての勇者作成などが楽しめ、ゲーム内の時間経過でイベントが進行。一方、iPhone/iPod touch/iPad版はTwitterに対応。現実時間の経過でイベントが進行し、空いた時間にサクっとプレイできるようなシステムになっている。

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▲ハードの特徴を使った遊びが豊富なニンテンドー3DS版。


▲短時間での快適プレイを可能にしたiPhone/iPod touch/iPad版。


 本日収録されたオリジナルコントは、このゲームの世界観を用いたもので、公式サイトで全9回に渡って配信される(第1回は2011年8月23日より公開中。こちらからぜひチェックしよう)。東京03の豊本明長、飯塚悟志、角田晃広が、勇者派遣会社の社長と、その会社で雇われる勇者に扮し、さまざまなテーマのもとにコントを行うのだ。

 本日見学できたコントは、10月上旬に配信予定のものと、10月下旬に配信予定のもののふたつ。詳細を書いてしまうとネタバレになってしまうので、その様子だけお届けしよう。

▲角田(勇者)と豊本(勇者)が、飯塚(社長)が運営する勇者派遣会社に新人として入社するというシチュエーション。なぜか角田は豊本に対して怒っているようだが……?

▲と思ったら、今度は飯塚が角田に怒る?


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▲こちらはもうひとつのシチュエーション。豊本が見事なラップを披露……!?


●東京03の3人にインタビュー!

▲左から豊本明長、飯塚悟志、角田晃広。


――ゲームの世界の中でコントをするというのは、ふだんのコントとはどのように違いましたか?
角田 僕ら、本当にいままで日常のコントしかしたことがなかったので、こういう格好(勇者の格好)がまず新鮮ですよね。
飯塚 スーツが9割ですからね。
角田 でも、ゲームの中の勇者といっても、いままでのゲームの勇者とは違うんですよね。最初メガネかけていていいのかな、って思ったんですが、世界観を聞いて納得しました。あ、なるほど、と。

――全部で9本のコントを撮影されたということですが。
角田 セリフが多くてたいへんなものもありましたが、楽しくやらせていただきましたよ。
飯塚 リハーサルも含めると、もう単独ライブをやっているぐらいのボリュームでしたね。
角田 もう、声がね。
飯塚 そう(笑)。後半、枯れてたよね(笑)。
豊本 古畑任三郎のモノマネしてるんじゃないか、っていうぐらい(笑)。

――9本撮った中での自信作はありますか?
飯塚 角田さんがノってしまって、15分以上やったコントがありまして。
角田 後で怒られちゃいましたね(笑)。あれは楽しかったですね。
飯塚 第3回目のコントなんですが……リストラを言い渡す、っていうシーンがあって。
角田 ネタの全体っていうか、その一箇所ですごい引っ張ったんですよ(笑)。

――客席が笑わない(収録中、余計な音が入らないようにするため)というのはやりにくかったのでは?
飯塚 いやー、やりにくかったですね。
豊本 これがいま、いいのかどうかがわからないのが辛かったですね。終始スベってるみたいな。
角田 お客さんがいるほうがラクですね。だから怖くて、客席のほう見れないんですよ。もう3人で互いの顔を見ている、みたいな(笑)。

――アドリブも多かったのでは?
飯塚 何度もくり返す中で、いろいろ入れたりしましたね。3人で話し合って入れたり。
角田 豊本のラップとかね(笑)。2回目のほうが上達してたもんね。
豊本 1回目の本番はド緊張で、歌詞が出てこなくて(笑)。ラップなんかしたことないし……。たいへんですよ。

――会心のアドリブは?
飯塚 やっぱりラップじゃないですかね(笑)。練習恥ずかしいから、楽屋で歌わなかったもんね(笑)。
豊本 ラップの収録の前は、メイクに時間をとられていて、台本を読んだり練習したり時間がなくて……。いやあ、デキはどうだったのか……

――拝見させていただきましたが、最高でした(笑)。
豊本 ええ、本当ですか!? それ本気で言ってますか(笑)?
飯塚 斧チェックワンツー、ってね。いやー、あんなこと言ってる豊本初めて見たなぁ。
角田 初めてでしたね。
豊本 いい経験でした(笑)。

――本作のテレビCMにも出演されるとのことですが、CMは初めて?
角田 ここまで本格的なCMは初めてですね。
飯塚 こんな風に取材していただくのも初めてですから。

――皆さんゲームはふだんプレイされるんですか?
豊本 僕はずーっとやってます。今回、ゲームのお仕事をさせていただけるというので、うれしかったですね。ソフトももらえるかな、なんて……。期待してます。

――本作はiPhone/iPod touch/iPad版も配信されますが、皆さんお持ちですか?
飯塚 iPhoneは3人とも持っているので、ゲームが配信されたらぜひ遊びたいですね。
角田 最近はゲームはご無沙汰だけど、これはプレイします! 『ファンタシースター』以来かな……。

――お笑い好きの方にこのゲームを薦めるなら、どのように薦めますか?
飯塚 “勇者で世界を救う”と言うとありがちに聞こえますが、設定が斬新なんですよね。日常の雰囲気があるというか。
角田 東京03のことを好きだと言ってくださる方は、日常、庶民的な雰囲気が好きと言ってくださるというようで。その雰囲気がこのゲームにもあるということなので。勇者といっても。
豊本 僕たちが採用された理由は、芸能人の中でいちばんサラリーマンぽかったから、らしいんです(笑)。聞かされたときはちょっと複雑でしたけど、よかったです(笑)。

――今後の活動の予定は?
飯塚 第12回の単独ライブが、この土日(2011年8月27日、28日)でやっと終わるんです。37公演を行いました。そして、11月からまた新たな単独ライブが始まりますので、ぜひ来ていただきたいですね。
角田 このコントの第1回がもう配信されてますから、ぜひ温かい目で見ていただきたいですね。まだこの格好に慣れていない頃の、初々しさが出ていると思います(笑)。


(C)2011 NBGI ※画面は開発中のものです。※ニンテンドー3DSの3D映像は、同本体でしか見ることができません。画面写真は2D表示のものです。