『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。注目ポイントは鞭! パリが舞台となる最新作についてフランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】

『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。注目ポイントは鞭! パリが舞台となる最新作についてフランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】
 KONAMIの新作2Dアクション『Castlevania: Belmont’s Curse』(キャッスルヴァニア ベルモンドカース)。2026年で40周年の『キャッスルヴァニア』(『悪魔城』)シリーズ最新作が、ドイツ・ケルンで2026年8月26日~30日で開催中のgamescom 2026にも出展している。
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 ファミ通現地取材班は『Dead Cells』のアップデートやDLC(ダウンロードコンテンツ)で知られるフランスの開発スタジオEvil EmpireとKONAMI、Motion Twinの共同制作による本作、その開発スタッフへプチインタビューを実施!

 2026年10月15日の発売日が近づく本作について、gamescom 2026会場で気になるアレコレを訊いてきたぞ。

谷口勲 氏たにぐち いさお

コナミデジタルエンタテインメント『Castlevania: Belmont's Curse』プロデューサー。(文中は谷口)

Bérenger Dupré 氏

Evil Empire マーケティングディレクター。(文中はBérenger)

Sandro Bordier 氏

Evil Empireリードレベルデザイナー。(文中はSandro)

発売近づく『キャッスルヴァニア』最新作

『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。フランス・パリが舞台となる最新作。フランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】
――KONAMIブースにもこのメインビジュアルが大きく使用されていましたね。本作の舞台は中世のパリで、開発はフランスのスタジオという中でビジュアルを寺田克也氏に依頼した経緯というのは?

谷口
 まずは国のことを抜きにして、寺田さんの絵がかっこいいんですよね。新しさがあるのに、重厚さや歴史感も感じさせてくれる。それは本作のまさにコンセプトでもあって。“伝統と革新”の両方を実現してくれるという観点でお願いをしました。

 それに、日本だけではなくフランスでも人気のあるイラストレーターですからね。

Bérenger
 そうなんです。そして舞台がパリになったのは、谷口さんがパリでおいしいフランス料理を食べたいから(笑)。

――フレンチジョークだ。

谷口
 それは正解!(笑)

Bérenger
 あと、フランスを舞台にするのは、聖堂ですよね。この聖なるものが悪魔城の舞台になることでギャップが生まれて効果的だろうと考えたからです。

 あと、フランス生まれとしては、パリ、フランスを一度ぶっ壊してみたかったのです(笑)。
『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。フランス・パリが舞台となる最新作。フランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】

“ベルモンド家の呪い”とは?

『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。フランス・パリが舞台となる最新作。フランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】
――発売まで1ヵ月半とじょじょに発売日が近づいているなかで、タイトルにもなっている“ベルモンドカース”、つまり“ベルモンド家の呪い”とはどのようなものか、言える範囲で教えてもらえませんか。
 
Sandro
 これは難しい質問で、どこまで言っていいのかというのはありますね。物語の中心にもなるもので、受け継いでいるものなんですよね。それが彼女に、どうなっていくのか……。

――どうなっていくのか?

Sandro
 ぜひ物語をお楽しみください!(笑)

――はい(笑)。歴史あるシリーズの中で、伝統と革新のバランスをどう取ったのでしょうか?

Bérenger
 ああ、そうですね、いい質問ですね。

 もちろん我々だけで作っているのではなく、KONAMIの方とつねにいっしょに作っていますから、ディスカッションを行って、お互いに話し合いながら制作を続けていきました。

 私のような古くから遊んでいるような人もいれば、Sandroのように『
悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』から遊んでいるような新しいスタッフもいます。結果として、そのどちらの方にも満足できるような内容に仕上がっていると思います。

 『Dead Cells』のDLC”Return to Castlevania”から入ってもいいですし、本作からでも入れるような。そしてもちろん、従来のファンの方にもご満足いただけるようなものにしたいと考えて制作をしていました。

――『Dead Cells』のファンに向けて、また『キャッスルヴァニア』ファンに向けてそれぞれの注目ポイントはどんなところになるでしょう。

Bérenger
 まず、『キャッスルヴァニア』ファンに向けては、鞭ですね!

――『Dead Cells』ファンに向けては?

Bérenger
 鞭です。

――(笑)。

Bérenger
 というのは、『Dead Cells』ファンに向けてはアクションを見てほしい楽しんでほしいのですが、それはつまり今回“鞭”なんです。攻撃だけでなくいろいろな使いかたができますから、ぜひ楽しんでいただければと。
『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。フランス・パリが舞台となる最新作。フランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】
本作の鞭。

やっぱり聞きたい今後の展望

――本作は『悪魔城』シリーズ40周年の記念作にも当たるものになりますが、本作発売以降のシリーズの展開や、今後の展望は?

谷口
 いまは目の前の『ベルモンドカース』発売に全力をそそいでいます! 具体的な未来のことは、まだ……。

 とはいえ、本作の開発の経緯が、「実際に『キャッスルヴァニア』をプレイしている方が少なくなってしまった」……という半分危機感から始まっているんですよね。聞いたことはあるけどプレイしたことないんですよ、という方が増えてしまったという。

 だから、本作が発売になって、「ふぅーよかった」と思って、じゃあまたつぎの新作は10年後です、となってしまっては意味がないですよね。だからどういう形なのかはまだぜんぜんわかりませんが、やはり何らかの形でこの流れを続けていきたいというふうには感じています。

――ありがとうございました!
『キャッスルヴァニア ベルモンドカース』インタビュー。フランス・パリが舞台となる最新作。フランスのクリエイターにドイツで直撃【gamescom 2026】
最後はがっちり肩を組んでポーズ! いい開発チームであることが伝わってきた。

作品概要

  • タイトル:『Castlevania: Belmont’s Curse(キャッスルヴァニア ベルモンドカース)』
  • 発売日:2026年10月15日発売予定
  • 対応機種:Nintendo Switch、PS5、XSX|S、PC
  • メーカー:KONAMI
  • 対応年齢:CERO 15歳以上対象

      担当者プロフィール

      • 堅田ヒカル

        堅田ヒカル

        ギリ昭和生まれのファミ通編集者。富山県出身。秋葉原と神宮球場に出没。酒とゲームとスワローズと本と旅と犬と猫を適量かき混ぜたら完成。『パワプロ』、『シェンムー』、『ドラクエ』、『逆転裁判』、『グランツーリスモ』が好きな雑食系ゲーマー。内野手。右投げ右打ち。

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