なお本作はgamescom award 2026で、壮大な世界観や物語、迫力あるグラフィック、緊張感のあるゲームプレイなどを通じて、プレイヤーに強い印象を残す作品を対象に贈られる賞“Most Epic”も受賞している。実際にプレイしてみても、受賞は納得の作品だ。

では具体的にどんな作品なのか、試遊版をプレイしてみてのリポートをお届けする。
円卓の騎士を従え、円卓の騎士に守られる。アーサー王気分(?)が味わえる爽快アクション
円卓の騎士を召喚してともに戦うというシステムは事前発表の通りだが、実際にプレイして感じたのは、騎士との共闘というよりもコンボに介入させたり、攻撃の起点とするために召喚するといった感じ。複数キャラを編成する格闘ゲームで、控えキャラがコンボに介入したり瞬間的にサポートに入ってくる、あのシステムを利用している感覚に近い。このことからもお察しいただけると思うが『壊滅の潮汐』はかなり気持ちよくコンボを叩き込めるアクションだ。ただし、とにかくコンボを稼いで敵を倒すようなアクションではなく、敵の攻撃をかわし、カウンターを決め、そうして生まれた隙にコンボを叩き込むといった具合だ。


コンボはご褒美タイムのようなもので、基本的には敵の攻撃をよく見て回避・カウンターを決めていくことが重要。何も考えずに攻撃を振り回してばかりでは、簡単にゲームオーバーになってしまう。とくにボスのような巨大な敵相手では、カウンターの重要性が増す。ボスはこちらの攻撃をちょっと当てただけでは姿勢を崩さないので、無闇に連続攻撃を当てるだけでは、こちらの動きを無視して攻撃をしかけてくる。気持ちよくコンボを入れるには、敵の攻撃に合わせてカウンターを叩き込んで相手の姿勢を崩すところから始めなければならない。
しかしカウンターはつねに使えるわけではなく、特定の攻撃のみに対して行えるアクション。そのタイミングは敵が光ることで教えてくれるので「どの攻撃にカウンターを合わせればいいのかわからない」と混乱することはない。だが、そのチャンスは激しい攻防の中に組み込まれてくるため、ときには回避に専念してカウンターチャンスをうかがうような立ち回りも必要になりそう。
ちなみに筆者は、この手のゲームではとにかく攻撃をし続けたいタイプ。ゲームオーバーをくり返すことで少しずつ対応を覚えていくような高難度アクションは苦手で、もうとにかく攻撃がしたい、脳筋プレイヤーだ。高山vsドン・フライほどのノーガード殴り合いはしないが、それでも敵の攻撃モーションが終わったタイミングをただ眺めて決定的な隙をうかがうようなプレイは肌に合わない。そんな筆者でも、気持ちよくプレイできたし、都度カウンターを叩き込むことはできた。何度かゲームオーバーにはなったが、致命的な攻撃さえ覚えてしまえば攻略はしていけそうだ。


このようにバトルにおいては、慎重派と脳筋派のどちらも楽しめるよう、絶妙なバランス調整が施されているのを感じる。



ゲージは簡単に溜まっていくので、道中でも騎士攻撃を温存するような立ち回りはしなくてもいい。しかしゲージ消費があるからこそ、強敵相手では騎士攻撃だけで押し切ることはできず、通常攻撃も絡めてしっかりとダメージを与えていかなくてはならない。このバランスが絶妙。威力の高低については検証する時間もなかったので不明だが、騎士攻撃は強いけど強すぎず、攻撃チャンスを生み、コンボを最大化するための手段として最適なバランスに調整されているように感じる。



それになんといっても、騎士攻撃はかっこいい! 自分が必死に攻撃しているところに颯爽と現れ、エフェクトとともにバシっと結果だけを残して去っていく。これがとにかくクール。騎士たちを率いて戦っている感はもちろん、円卓の騎士に守られている感も味わえる。なんかもう、気分はアーサー王。本作にアーサー王が登場するのかどうかは不明だし、筆者が勝手に思っているアーサー王のイメージが正しいのかもわからないが、とにかく気分は王様だ。気持ちいい。



現代に蘇るアーサー王伝説、そして気持ちよく戦えるスタイリッシュアクションが楽しめる『壊滅の潮汐』は、現在各ストアでウィッシュリスト受付中。興味がある人は、ウィッシュリスト登録を済ませておこう。













