
---
ドモー。夏真っ盛りという今日このごろ、家に引きこもって遊ぶゲームはたまらんなぁとしみじみ感じるBRZRKダヨ。そういや最近日本国内では大きめなLANパーティーって開催されてない気がするけどもう流れは止まっちゃったんだろうか?
今回紹介するのは『NINJA GAIDEN: Ragebound』(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC、日本語対応で7月31日より順次発売)。名作インディーアクションゲーム『Blasphemous』の開発The Game Kitchenによるステージクリアー型のアクションゲームだ。
●FC『忍者龍剣伝』のアナザーストーリーを描く外伝的作品
物語としては、1988年に発売されたファミコン版1作目『忍者龍剣伝』のアナザーストーリーという位置づけ。『忍者龍剣伝』で主人公リュウ・ハヤブサが父ジョウの遺言に従ってアメリカに向かうのだが、本作では後に残された忍の里の若者ケンジを主人公に、その裏側で起こっていた日本での事件が描かれるのだ
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/4efdd2f969559e8b1c92e99f32ded48e.jpg?x=767)
●理不尽に難しいわけではなく、しかし手応えはきっちりあるモダンなアクション
一方でモダンなアクションゲームとしてさまざまなテクニックが追加されているのも特徴だ。敵を弾いて攻撃しながら二段ジャンプ的に移動できる“ギロチンブースト”をはじめ、オーラの付与された敵を倒すことで次に繰り出す一撃が耐久性の高い敵をも撃滅する“ハイパーチャージ”、敵の攻撃を避けるだけでなく狭い通路を掻い潜る“回避”、超必殺技的な“レイジバウンド”などの技を適切に使うことで難所も切り抜けられるようになっている。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/f99687dd719c4e8bc6a39e946c3d9ef7.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/3fb5ed13afe8714a7e5d13ee506003dd.jpg?x=767)
「じゃぁ簡単なゲームなのか?」というとそうでもない。リトライしやすい分だけ、敵の出現パターンや配置に若干の悪意というかイヤラシサをを感じるやや難しめな難度になっている。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/2de40e0d504f583cda7465979f958a98.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/135007e7085979a7d5b41ce54c0e54d7.jpg?x=767)
●宿敵・地蜘蛛のくノ一と二心一体で道を切り拓け
クモリと融合したことでケンジは彼女の戦闘スタイルを受け継ぎ、それまでの近接戦闘に加えて遠距離攻撃の手段を獲得することに。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/fac4ef5554f69012fe38d2f1d4e245a6.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/e4bde0eb46b8f32ef4b4207f5344b4d4.jpg?x=767)
●強力なボスをブッ飛ばすのは気持ちいいぜ!
ボスの攻撃の中に迎撃可能かつオーラを帯びたものがあり、それを破壊するとハイパーチャージが利用可能になる。この状態でボスにダメージを与えるとダウン状態となり、覚めるまで一方的に攻撃を食らわせることが可能だ。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/86c3cbc8cde622a8c725d89a88bdcb96.jpg?x=767)
ボスを倒すとFC版忍者龍剣伝にもあったようにドット絵で描かれたシネマディスプレイによる演出が挿入される。まぁその見た目は日本風というより欧米風のタッチ寄りになっているのでやや濃ゆさこそあるものの、しっかりと物語を説明してくれているのでついつい見入ってしまう。というか、ボスとの掛け合いも割と面白いのが良かったかな。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/1058abae0dc372f4432cbea7fa123512.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/ae566253288191ce5d879e51dae1d8c3.jpg?x=767)
●ボーナス回収で強化のバリエーションを増やして備えろ!
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/a8df7b73a7820f4aef47864f2a6c5fccf.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/48549/62bf1edb36141f114521ec4bb4175579.jpg?x=767)
往年の『忍者龍剣伝』とも『NINJA GAIDEN』とも毛色が違う今どきのインディースタイルのスピンオフであるものの、サクサクと敵をなぎ倒す爽快感の溢れるニンジャアクションを楽しめる本作。一気に遊び倒してしまうくらいには面白かったので、この暑い夏に家の中で遊ぶゲームとしておすすめできる作品だ。
---