ステップアップ講座5

『ブレイブルークロノファンタズマ』(BBCP)攻略特設サイト“諜報部調査報告書”>
ステップアップ講座>
ステップアップ講座5

『ブレイブルー』初心者の上達を目的とした講座の第5回です。

オーバードライブを使って戦おう！†

　“A＋B＋C＋Dボタン”を同時押しすることで発動できる“オーバードライブ”は、一定時間キャラクターの性能が強化されるシステムだ。オーバードライブを使用するためには、体力ゲージの下にあるオーバードライブアイコンが明るい状態になっている必要がある。発動不可能な状況ではオーバードライブアイコンは暗く表示され、アイコンの内側にあるオレンジ色のゲージが一周すると再び発動可能になる。オーバードライブゲージは時間経過で自動回復するほか、ダメージを受けると大幅に増加するぞ。
　また、一発逆転の効果を秘めたオーバードライブは、発動するキャラクターの残存体力に応じて、効果の持続する時間が変わる。残った体力ゲージの割合が少なければ少ないほど、長い時間オーバードライブを発動し続けられるのだ。

▲キャラクターごとにオーバードライブの性能は異なるものの、どれも戦局をひっくり返すことのできる強力なものだ。

オーバードライブの共通性能を覚えよう†

　キャラクターごとに個別の特徴があるオーバードライブだが、ここではすべてのキャラクターに共通したオーバードライブの性能を紹介する。

■発動すると一瞬画面が停止し、キャラクターが無敵状態になる

　オーバードライブを発動すると紋章が浮かび上がる演出に移行する。この間、キャラクターは完全に止まっているので、落ち着いて戦況を判断することができるのだ。さらに、発動した瞬間はキャラクターが完全無敵になるため、相手が攻撃を空振りしていた場合は、硬直時間に反撃することが可能だ。

発動した瞬間はキャラクターが完全無敵に。

▲相手が発生の遅い技をくり出してきた場合、モーションを見てからオーバードライブを発動することで、攻撃を空振りさせることができる。技の硬直に強力な連続技を叩き込むことができるぞ。

■通常技をキャンセルして発動することができる
　必殺技キャンセルが可能な通常技に限られるが、技の動作を途中でキャンセルしてオーバードライブを発動することができる。この場合は“キャンセルオーバードライブ”となり、効果時間は通常の半分になってしまうのだが、安定して強化された必殺技を連続技に組み込むことができる。

▲キャンセルオーバードライブを使用した場合は、画面に“Cancel Over Drive!”の文字が表示される。

■発動中はタイムカウントが停止する
　オーバードライブを発動すると残りの効果時間を示すゲージが表示され、そのゲージがなくなるまではタイムカウントの減少が止まり、タイムオーバーにならない。体力をリードされて時間切れが目前だったとしても、オーバードライブを発動すれば逆転できる可能性が大いに残されているのだ。

▲この状況からでも十分逆転は可能だ。逃げる相手を捕まえてしまおう！

■コンボ中は相手がブレイクバーストを使用することができない
　ダメージを受けている時に強制的に相手を吹き飛ばすブレイクバーストが、相手のオーバードライブ発動中には使えなくなってしまう。手痛い連続技をくらっている最中に脱出することができないのだ。上記のキャンセルオーバードライブと併用すれば、相手にブレイクバーストを使わせないまま大ダメージを与えて一気に倒すことも可能だ。

▲ブレイクバーストすることを前提にリスクの高い技を振る相手には、オーバードライブでブレイクバーストを封じてしまうのも手だ。

キャラクターごとのオーバードライブの性能を覚えて使いこなそう！†

　オーバードライブには、Ｄボタンを使った“ドライブ能力”を強力にするものから、効果時間中に特別な技を使うことができるようになるもの、キャラクターの固有ゲージの増加量を上昇させるものなど、バリエーション豊かなものがそろっている。
　オーバードライブは発動するタイミングも勝負のカギになってくる。たとえばツバキの場合、オーバードライブ中は固有の“インストールゲージ”が自動増加するので、ラウンドの開始直後にオーバードライブを発動することでゲージを溜める手間を省いて一気に攻め立てることができる。しかも、試合の冒頭でゲージを使うことで、そのラウンドが終わる前には再びドライブゲージを満タンにすることができるのだ。

▲ハザマのオーバードライブは、周囲に出現した輪の内側にいる相手の体力を吸収する。さらにドライブ技のウロボロスがどの距離でヒットしても、相手を長時間拘束できるようになるため、自由自在に連続技やガード崩しの連携を組み立てることができる。

▲ふたつのフォルマを持ち、1種類ずつしかディストーションドライブが使えないニューも、オーバードライブ中なら両フォルマで強化されたすべてのディストーションドライブを使うことができる。

ワンポイント！オーバードライブの上級テクニック†

　“ジャンプキャンセル”が可能な通常技をヒットさせた直後にキーを上方向に入力し、キャラクターが空中に移行する前にオーバードライブを発動させると、地上にいる状態のまま、前の技の硬直をキャンセルしてオーバードライブを発動することができる。
“ジャンプキャンセルオーバードライブ”と呼ばれるこのテクニックで発動させたオーバードライブは、効果時間の長い通常版のオーバードライブとなるため、キャンセルオーバードライブよりも長い時間、強化された技を組み込んだ連続技をつげられる。ただし、追撃猶予はキャンセルオーバードライブよりも少ない点に注意したい。たとえば、ジンの“5C→キャンセルオーバードライブ→5C”はつながるが、“5C→ジャンプキャンセルオーバードライブ→5C”はつながらない。

▲ラグナであれば、6Cをヒットさせてジャンプを入力。そして、ジャンプに移行する前にオーバードライブを発動すればオーケー。

新システム“クラッシュトリガー”とは？†

　A＋Bボタンを同時押しすることで、ヒートゲージを25％消費して使用できるのが、特殊技のクラッシュトリガーだ。キャラクターが白く光った後にくり出される攻撃にはガードブレイク効果があり、これを通常ガードしてしまうと、ガードクラッシュ状態になって一定時間無防備になってしまう。バリアガードでのみ防御が可能だが、ガードするとバリアゲージが大きく削れてしまうぞ。必殺技と同じタイミングで通常技をキャンセルして出せるため、中段、下段、投げに加えて、このクラッシュトリガーで相手のガードを揺さぶっていくのが本作の攻めのセオリーだ。

▲ガードクラッシュした相手は長時間身動きが取れないため、威力の高い大振りな技でも直接ヒットさせることができる。

　A＋Bボタンを押し続けることで攻撃を溜めて発生を遅らせることができるが、性能に変化はない。バリアガードのタイミングを惑わすために使おう。（※イザヨイのみ、最大まで溜めるとバリアガードでもガードクラッシュを誘発する）
　クラッシュトリガーはキャラクター毎に性能差がある。たとえば、バリアガードさせた場合、バレットやアズラエルは相手よりも先に動けるので攻めを継続できるが、逆にカルルやレリウスは発生の早い技で反撃を受けてしまうくらい不利になってしまう。