ノートPCでゲームをプレイしたいのに容量が足りない! じっくり遊ぶときは大きなモニタにも接続したいし、USBポートはあるならあるだけほしい! そんなぜいたくな悩みの数々を解決する夢のようなマシン・ゲームドックを紹介。一台あればPCゲームが今までよりもさらに楽しくなること間違いなし!!

そもそもゲームドックってなに? 用途やスペックをわかりやすく解説

 PC用のさまざまな機器を世に送り出しているウエスタンデジタル。そのゲーミング専用ブランド“WD_BLACK”は、かねてよりゲームに適したパフォーマンスを持つHDDやSSDを商品展開。性能とクールなデザインが世界規模で多くのユーザーを魅了しています。そのWD_BLACKから、このたび新たに登場するのが“WD_BLACK D50 Game Dock NVMe SSD(以下、WD_BLACK D50)”。Thunderbolt 3ケーブルで接続するだけで、ノートPCでゲームをプレイする際に直面するさまざまな問題を一気に解決できます。

  • ▲こちらがWD_BLACK D50。

  • ▲両側面にはさまざまな端子を完備。

 さて、ゲームドックと聞いてすぐにどんなアイテムかわかるという人はどちらかというとコアなPCゲーマーのはず。ゲームは主にゲーム専用のコンソール機でプレイする、ある程度PCでゲームは遊ぶけれども、今のPCでそこそこ満足しているという人にはなじみのない単語でしょう。ゲームドックを噛み砕いて説明するなら“接続ポート付きのSSD”。PCに接続すると、大容量のSSDとして利用できます。さらに、PCに接続したゲームドックにマウスやヘッドセットなどを接続すれば、PCに直接接続した場合と同様に利用可能。容量と機能、両方を拡張できるのがゲームドックというアイテムです。なお、容量は間に合っているから、接続ポートの拡張だけをしたいユーザー向けに、今回紹介するWD_BLACK D50にはSSD非搭載モデルも用意されています。

 上で触れたとおり、WD_BLACK D50はThunderbolt 3でPCと接続できます。ここで注意しておきたいのがしばしば混同されるThunderbolt 3とUSB TYPE-Cはまるで別物だということです。Thunderbolt 3はデータ通信の規格でUSB TYPE-Cは端子の形状。水道で例えるなら、配管を通る水の種類と蛇口の形といったところです。Thunderbolt 3に対応している端子やソケットの形状は基本的にUSB TYPE-Cですが、USB TYPE-Cの端子であればThunderbolt 3に対応しているというわけではありません。Thunderbolt 3に対応している場合、雷型の専用のマークが端子部もしくはソケット近くについているのでそちらを確認しましょう。

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