PCゲーム初心者に最適なゲーミングノートで快適PCゲームライフのススメ

10万円で購入できるゲーミングノートPCってどんなものなの!?

わざわざPCを使ってゲームを遊ぶのって、どんなメリットがあるの?

 昨今の大作ゲームはパソコン用だけでなく、家庭用ゲーム機版も同時に発売されることが多く、「わざわざパソコンでゲームをやらなくてもいいのでは?」と疑問を持つ人もいるかもしれない。確かにゲームの内容自体は家庭用ゲーム機でも同じだが、パソコンゲームにはそれ以外に多くの利点がある。

 例えばゲームの価格。“Steam”や“Epic Games”などのプラットフォームでは、つねになんらかのゲームが割り引きで販売されている。割り引き率はさまざまだが、場合によっては半額以下で発売されることも! パソコン本体を用意するのは大きな出費だが、長い目で見たら財布にやさしくなるのではないだろうか。

 また、ゲームパッドやキーボード、マウスなどの多種多様なゲーミングデバイスを使えるのも大きな利点。パソコン用のデバイスは、世界中のメーカーから数え切れないほど多くの種類が発売されている。自分にピッタリなデバイスを探せるのは、パソコンゲームならではの楽しみだ。

 この他にスクリーンショットや動画のキャプチャーを、ストレージの許す限り無限に行えたり、それらを加工・編集してSNSなどで配信するのも楽しい。テクニックや企画力に自信のある人は、YouTubeやTwitchを使ってゲーム実況にトライしてみるのもおススメ。同じ趣味を持つ友達を作れるかもしれない。

↑ゲームをダウンロード購入できるプラットフォーム“Steam”がプリインストールされているため、ユーザー情報を入力すればすぐにログインできる。Steamは定期的にセールや無料配信を行っており、定価の半額以下で購入できることも珍しくない。

“GALLERIA GCL1650TGF”はコンパクトで余計な装飾もなく好印象なデザイン!

  •  当機種最大の魅力は本体のサイズ。“GALLERIA GCL1650TGF”は横幅359.8mm×奥行き244.3mm、高さ25.8mmと、なかなか小さい。ファミ通本誌と比べてみても、それほど大きすぎないことがわかってもらえるはず。

     もちろん、モバイル向けのデバイスではないので、毎日持ち歩くといった用途に向いているわけではないが(それでも本体重量は約2キロなので、大きめのバックパックに入れて持ち歩くことは可能)、家の中の好きな場所で、好きなスタイルでゲームに興じることができるのは、大きなメリットと言えるだろう。

  •  この小型のボディーでありながら、液晶ディスプレイは15.6インチのフルHD(1920×1080ドット)。液晶面はベゼルレスデザインを採用しているので、本体サイズの目一杯が画面という大迫力で、至近距離でゲームをプレイするには十分のサイズだ。

     首を振らずに画面全体を見渡せる点は◎。

  •  小型のノートパソコンながらキーボードはとくに窮屈なキー配列になっていることもなく、テンキー付きのフルキーボードというのも好印象。

     日本語配列ながらエンターキーが横長で押しにくく感じたが、これは個人的なもので、しばらく使っていれば慣れてくるだろう。

     メンブレンキーボードのキーピッチは、実測で約19mm。

     キーストロークも浅すぎず深すぎずちょうどいい打ち心地で、これならゲーム以外のテキスト打ちも快適にこなせそう。

  •  筆者がもっとも気に入ったのは本体のデザイン。天板にはロゴマークや飾りなどの余計な装飾はなく凹凸もナシと、いたってシンプルだ。本体の材質はプラスチック製で、天板は若干ザラザラした加工が施してある。指紋がつきにくく、なおかつ手に持ったときに滑りにくい。

     通常ゲーミングPCというと、眩しいLEDが埋め込まれていたり、派手な模様がモールドされているパソコンがある。そういった機種が好きな人が一定数いるのも理解できるが、筆者はこのようなシンプルな機種の方が好みだ。それに、デザインがシンプルだと、ゲームだけでなく、ビジネスシーンでも違和感なく使えるのが嬉しい。

  •  背面はゲーミングPCらしくエアフロー用の吸気口がしっかりと設けられているのが見て取れる。映像がリッチなゲームはPCにとってかなり負荷が高く、そのためPC自体が熱を持ちやすいが、そのあたりの対策もゲーミングPCとしてはバッチリといったところ。

     PCにとって負荷の高いリッチなゲームも安定して作動させるための熱対策もしっかりと取られているので、通常のPC作業ならストレスなく動作させることができるだろう。

有線LANやHDMI、MiniDisplayPortなど充実の端子類

 本体の背面と側面には、多くのインターフェースが備わっている。高速通信に対応した“Wi-Fi 6”の無線LANも使えるが、やはり通信対戦時は有線ケーブルの方が安心ということで、ゲーミングパソコンにとって重要な“ギガビット有線LAN”も搭載。安定したオンラインプレイが楽しめるだけでなく、ゲームクライアントや巨大なパッチをダウンロードする際も、有線ケーブル接続が使えるというのは大きなメリットだ。

  • ↑背面に設けられたインターフェースは、右から電源端子、USB Type-C端子、HDMI端子、ミニディスプレイポート×2。両サイドの開口部はエアフローの排気口。

  • ↑本体右側面は、右からUSB3.2 gen1 Type-A ×2、SDカードリーダー(SDXC対応)のポートを用意。

  • ↑本体左側面は、右からヘッドフォン出力、マイク入力、USB2.0、有線LANポート、ケンジントンロック用セキュリティホール。

天板はシンプルだけどキーボードはゲーミングパソコン仕様

  •  本体のデザインはシンプルだけど、キーボードはゲーミングパソコンらしくRGBに輝くLEDが埋め込まれている。LEDの色はユーザーが自由に変更でき、輝度は4段階に調整可能。デフォルトではLEDがオフになっているので、LEDを点灯させたいときは“Fn+F7”を押そう。

  • ↑外観デザインは控え目ながら、キーボードバックライトで主張できるというのはゲーミングPCならではといったところ。

実際の使い勝手はどうなの? いろいろとチェックしてみました!

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