2023年11月3日より全国公開中の映画『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)が、全米での歴代邦画実写作品において興行収入ランキング第1位となったことが発表された。

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 『ゴジラ-1.0』は怪獣映画『ゴジラ』シリーズの37作目。『シン・ゴジラ』以来7年ぶりとなる国内実写シリーズであり、戦後の日本に現れた災厄・ゴジラを前に、それでも立ち向かう人間たちのドラマが描かれる。

 12月1日から北米で公開されると、12月4日には全米デイリーランキングで興収1位を記録。現地時間12月5日には全米における累計興収が1436万ドルを突破し、これにより『子猫物語』(日本1986年・北米1989年公開)のもつ約1329万ドルを超え、34年ぶりに記録を塗り替えた。これを踏まえ、北米での上映館数も拡大。オープニングの2308館を超える、2500館以上での上映が実現することとなった。

 売上だけでなく評価の高さも目を見張る点のひとつ。映画評論集計サイト“Rotten Tomatoes(ロッテントマト)”のTOMATOMETER(批評家による評価)が97%、AUDIENCE SCORE(観客による評価)が98%という高得点を出している。

映画『ゴジラ-1.0』が北米で大ヒット。『子猫物語』を抜き、34年ぶり新記録となる全米歴代邦画実写で興収1位に
画像はRotten Tomatoesより引用

 数々の新記録樹立を受け、山崎貴監督は「長い間破られなかった記録を他ならぬゴジラが飛び越えてくれたことが嬉しいです。」、主演の神木隆之介氏は「夢みたいです!!幸せでございます!」「これから山崎監督の事はちゃんと、“世界のタカシ”と呼ばせていただきます。」と、喜びのコメントを寄せている。

 「史上最も怖い」とも言われているゴジラの恐怖、人々の想いが交差する濃密なドラマ、主演の神木隆之介氏をはじめとするキャスト陣の演技力の高さなど、さまざまな魅力が合わさった唯一無二のゴジラ映画となっている。その圧倒的スケールを映画館で楽しめるいまの機会に、ぜひとも体感してみてほしい。

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※画像は『ゴジラ-1.0』公式X(Twitter)、Rotten Tomatoesより引用。