Epic Gamesでテクニカルアーティストとして活躍するAsher Zhu氏が個人開発中の“スライムを操作するゲーム”が、“極上のぬるぬる感”で話題となっている。
なお、このぬるぬる感はEpic Gamesが提供するリアルタイム3D制作ツール“Unreal Engine 5(UE5)”によって実現されているものだ。
update on my Slime game
You sent your trusty minion into the nearby human city to gather intel. But it's summer.. keeping that slime hydrated is a serious commitment
#gamedev #techart #vfx #realtimevfx #UE5 https://t.co/oplS2PLgCZ
— Asher Zhu (@Vuthric)
2023-12-04 09:33:06
公開された映像では、日本らしき街並みをスライムが這い回っている。移動には水分を消費するようで、シャワーの水で補給したり、炭酸ジュースを缶ごと飲み込んで水分補給する様子も描かれていた。炭酸ジュースを飲んだときには、体の中に“しゅわしゅわ”というエフェクトが出るのも芸が細かい。
ほかにも、滑り台で遊んだり、壁に落書きをしたりと、楽しみながら街を散策する様子が確認できる。かわいい。
Asher Zhu氏は以前もこの個人開発中のコンテンツに関して映像を公開している。そのときは、スライムが人を飲み込みながらダンジョンの中を徘徊するという、今回の映像とはまったく異なる方向性のものを公開していた。
Things I Made
https://t.co/uZfLHh3ikA
— Asher Zhu (@Vuthric)
2020-02-10 08:51:20
Asher氏はスライムの表面張力、粘性、反重力性といった質感表現の向上に大きな喜びを見い出しているとのこと。 まだゲーム内容は模索の最中と思われるが、思わず目を奪われる唯一無二なスライムの質感は、今後もいっそうクオリティアップしてくれるものと期待してよさそうだ。
今後の進展が気になる方は、Asher Zhu氏のX(Twitter)アカウント(@Vuthric)などをフォローして続報を待とう。
※画像はYouTubeの画面をキャプチャーしたもの。