2023年11月25日、東京ビッグサイトにて、アーケードゲームの祭典“アミューズメント エキスポ in 東京ビッグサイト”が開催。コナミアミューズメントのブースでは、新作音楽ゲーム『ポラリスコード』の試遊コーナーが設置され、長蛇の列ができるほどの盛り上がりを見せていた。
本作は、筐体に備えられた鍵盤状のボタンと、左右に動かせるフェーダーを操作してリズムを奏でる音楽ゲームなのだが、「プレイヤーはテレビ局のスタッフになり、“コンテンター”と呼ばれるキャラクターたちとともに映像作品を作り上げていく」というストーリーも同時に楽しめるようになっている。
“音ゲー”パートを始める前には、編成画面でともに行動するコンテンターを選択(コンテンター自体はひとり。ゲームをサポートしてくれるサポートスナップは4枚設定できる)。
彼らは“音ゲー”パートのプレイ中に、さまざまなスキルでプレイヤーを助けてくれる頼もしい存在なのだが、今回は限られた時間での試遊だったため、初期設定のままでゲームを始めることに……。実際にアーケードで遊ばれる際は、こちらのコンテンター編成パートもじっくり時間をかけて遊んでみてほしい。
ここからは、“音ゲー”パートの操作方法を具体的に解説していく。筐体の手前にある鍵盤は12個のボタンに分かれているため、「本当にピアノを弾くような細やかな操作が必要になるのか?」と不安になるかもしれないが、実際には画面上のノーツと近い位置のボタンを押せば反応するので、逐一、手元を気にしなくても問題なし。
判定ラインに重なったタイミングでボタンをタップする“タップノーツ”と、表示されているあいだ、ボタンを押しっぱなしにする‟ハニカムノーツ”は、こちらで対応することになる。
そして、鍵盤の奥に設置されたフェーダーは、“フェーダーノーツ”の操作に必要なデバイス。画面上に表示される緑とピンクの矢印に合わせてフェーダーをスライドさせるのだが、一瞬だけスライドさせるものから、一定時間ホールドしたり、細かく左右に切り替えるものまで、操作方法は意外と多く、鍵盤ボタンと合わせることで、よりテクニカルなゲームプレイを楽しめるようになっている。
記者自身は音ゲー初心者のため、ふたつのデバイスを使い分ける操作には振り回され気味だったが、これらがうまく機能して“ただ単に流れてくるノーツに合わせてボタンを押すだけ”という作業にはならず、前のめりに楽しむことができた。
ちなみに今回は、こちらの“音ゲー”パートも初期設定のまま遊ばせてもらったが、ノーツの流れるスピードは自由に調整できるそうなので、操作に慣れてきたらより高難度に設定にして、さらなる高みを目指してみる……というのもおもしろそうだ。
なお会場では、声優の吉宮瑠織さんとストリーマーのyunocyさんがMCを務める形で、『ポラリスコード』のステージイベントも実施。
ゲスト参加のバーチャルYouTuberとともに作品の魅力を紹介したり、実際に本作をプレイしてそのテクニックを披露したりと、さまざまなコーナーが展開し、こちらも好評を博していた(取材時には、Neo-Porte所属のVTuber・絲依とい、緋月ゆいが参加)。