Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(『ポケモン S・V』)にて、“最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)”(以下、最強ヒスイダイケンキ)に挑める特別なテラレイドバトルの結晶が本日(2023年11月24日)9時より期間限定で出現する。

 本記事では、最強ヒスイダイケンキを倒すための方法やおすすめの対策ポケモンについてお届けする。

『ポケモンSV』最強レイド一覧
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おすすめ対策ポケモン

ソロプレイ用

ハラバリー

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 特性の“でんきにかえる”で相手の攻撃を受けるたび、つぎに使うでんきタイプの技の威力が2倍になる“じゅうでん”状態になる。そこからくり出される“パラボラチャージ”で、相手を攻撃しながら回復もできる。

 相手の特防を2段階下げる“アシッドボム”も覚える、テラレイドバトルソロ攻略の適性が非常に高いポケモン。今回は相手の攻撃を下げる“ひやみず”も覚えさせておくと役に立つ。

ウツボット

 SNSではウツボットでのソロ攻略も話題になっている。

 “クリアスモッグ”で相手の上昇したステータスランクをリセットできるうえ、“いえき”を使うと相手の特性を無効化できてしまう。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 “きれあじ”による技威力上昇効果がなくなるので、最強のヒスイダイケンキがかなりパワーダウンする。ステータスのリセットに特性の無効化と、普段レイドボス側がやってくる行動をこちらもできるのはおもしろい。

 そしてアシッドボムで特防を下げたら、ギガドレインで攻撃&回復していく。ハラバリーよりも汎用性は落ちるかもしれないが、対ヒスイダイケンキを考えればウツボットの方が適しているかもしれない。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
きそポイントはHPに132、防御に252、素早さに124(はねの個数換算)と割り振る。素早さが最強のヒスイダイケンキよりちょうど1高くなるように調整し、残りは物理攻撃によるダメージをもっとも抑えられる配分だ。持ち物はおんみつマント。

マルチプレイ用

ミライドン

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 登場したときに場をエレキフィールド状態にするうえ、場がエレキフィールド状態のときに自身の特攻を上げる超強力な特性“ハドロンエンジン”。さらには相手の弱点を突いたときにダメージがさらに上がる技“イナズマドライブ”があるため、でんきタイプが弱点の相手にめっぽう強い。

 マルチプレイの詳しい立ち回りなどは記事の後半で解説している。

攻略の流れ

 最強のヒスイダイケンキはみずテラスタイプで、覚えている技はひけん・ちえなみ、シェルブレード、シザークロス、せいなるつるぎ。

 また、開幕でつるぎのまいを使って攻撃ランクを上昇させるほか終盤にはきあいだめを使って急所率も上げてくる。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 でんきタイプが弱点なので今回はハラバリーを用意した。パラボラチャージを連打して攻撃&回復を行っていく。

 ハラバリーは耐久面のステータスが比較的優れているポケモンだが、つるぎのまいをされた状態では最強のヒスイダイケンキの攻撃を何度も耐えるのは難しい。

 そこで、最初はひやみずを2回使って相手の攻撃ランクをもとに戻す。このとき1度は倒されてしまうかもしれないが、クリアーするのに支障はない。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 その後は余裕をもって攻撃を耐えられるようになる。続けてアシッドボムを1回使ったら、テラスタルをしてひたすらパラボラチャージで攻撃する。

 テラスタルシールドが破れたタイミングでステータスリセットをしてくるため、今度はアシッドボムを3回使って特防を下げ切ってからパラボラチャージで攻撃していく。

 最強のヒスイダイケンキのHPが残り少なくなると、きあいだめを使ってくる。急所率が上昇するが、急所に当たってもハラバリーなら余裕を持って耐えられるし、パラボラチャージですぐに全回復する。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】

 そのままパラボラチャージで押し切っていけるはず。

 ただ、シェルブレードは50%の確率で相手の防御ランクを下げる効果がある点にだけ注意が必要。今回はハラバリーにおんみつマントを持たせることで対策している。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
きそポイントは、HPと防御を最大に。

 過去の記事でも何度か言及しているが、ハラバリーは1匹育成しておくとさまざまなテラレイドバトルで活躍してくれるので、まだ持っていない人はいまからでも育成しておくのがおすすめだ。

1ターン攻略方法

 今回もさらに効率的な攻略法を考えてみた。実際にやってみたのが以下の動画だ。

※下記の攻略法では、高確率でフラージェスがシェルブレード1発で倒されてしまう問題がありました。筆者の確認不足でご迷惑をおかけして申し訳ございません。うそなき役をブラッキーから特性“いかく”のレントラーに変えることで解決できます。

 今回も、ここ何回か活用しているシンプルビーム&ハバネロエキス&ものまねハーブのコンボを使おうと思ったのだが、最強のヒスイダイケンキは開幕でつるぎのまいを使ってくる。その時点でものまねハーブが発動してしまうため解散となった。

 そこでみずタイプにはめっぽう強いミライドンを採用。特殊攻撃のダメージを伸ばす方法は物理に比べるとやや乏しいが、ミライドンのイナズマドライブなら十分に倒しきれる。今回の手順をざっくり解説すると以下の通り。

(1)フラージェスがドレインキッスでミライドンを攻撃。弱点保険が発動し、さらにフラージェスのきょうせいでこだわりメガネをミライドンに渡す。

(2)ブラッキー(うそなき、アシッドボムが使えれば誰でもOK)がうそなき(アシッドボム)を使う。

(3)イーユイのプレイヤーがいけいけドンドンを使う。

(4)ミライドンがイナズマドライブで攻撃。

【ポケモンSV攻略】最強ヒスイダイケンキレイド対策、おすすめポケモン【スカーレット・バイオレット】
ミライドンのきそポイントは特攻さえ最大にしておけば、ほかはとくに必要ない。

 イーユイとうそなき(アシッドボム)役のポケモンはきあいのタスキを持たせるので、きそポイントはなくてもOK。こだわりメガネを持たせるフラージェスはHPと防御を最大にしておく。

 最強のヒスイダイケンキは1度しか捕まえられないが、捕まえた後もレイドに挑戦することは可能だ。友人や家族といっしょに、くり返し攻略してテラピースなどの道具をたくさん集めよう。

“最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)”レイド概要

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最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)

 通常のテラレイドバトルよりも強力なポケモンが登場する★7の黒い結晶から、“最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)”(みずテラスタイプ)に挑戦が可能。

 本レイドで出会えるダイケンキ(ヒスイのすがた)は“さいきょうのあかし”が付いており、通常のプレイでは出現しない特別なポケモンとなっている。

  • 開催期間
    • 2023年11月24日(金)9:00~11月27日(月)8:59
    • 2023年12月1日(金)9:00~12月4日(月)8:59
  • 出現ポケモン
    • ★7:最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)
    • テラスタイプ:みず

※最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)は、ひとつのセーブデータにつき、1匹のみ捕まえることができる。捕まえた後でも、期間内であれば黒い結晶のテラレイドバトルに参加し、報酬を受け取ることができる。
※最強のダイケンキ(ヒスイのすがた)は、今後のイベントで再出現したり、今後別の方法で出会えるようになる場合がある。

竹内白州
ファミ通最強のポケモン担当ライター。ポケモンジャパンチャンピオンシップス2021では選手として本戦に出場、ポケモンワールドチャンピオンシップス2022、2023では解説者として公式生放送に出演するなど、ポケモンバトルに関する知識と実力はお墨付き。
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