映像配信プラットフォームのTwitchが、ラスベガスで開催したイベント“TwitchCon”で新機能などを発表。他社プラットフォームへの同時配信(サイマルキャスト)を解禁することを公表した。

 同時配信を許可する条件については更新されたガイドラインに記載されており、“Twitchで配信する映像のサイズや画質が他社と同等以上であること”、“映像やチャット内で他社プラットフォームに誘導しないこと”(概要欄でのリンクは可)、“映像内にサードパーティ製ツールで他社プラットフォームのチャットなどを組み込まないこと”などが条件として指定されている。

 本記事の執筆段階ではまだ日本語版ガイドラインに反映されていないのだが、ガイドライン違反にならないよう、同時配信を検討している人は日本語版の公開を待って詳細を確認するのをオススメしたい。

 そのほかの大きな発表としては、まずコラボ配信が“Stream Together”という名称となり、来年には参加者全員の合計視聴者数でカウントされるように。そして配信映像からのクリップ(切り抜き)機能も強化。縦画像(ショート/ポートレート)へのトリミングや画角変更機能が追加されるほか、年内には切り抜き編集者にアクセス権を渡せるようになるという。