新海誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』の舞台化が発表された。舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』 は2023年11月に東京にて上演予定だ。

 イギリスと日本、ふたつのカンパニーがそれぞれ制作する英日連携企画で、演出は両公演とも舞台『もののけ姫』で知られるアレクサンドラ・ラター氏が担当。東京公演の主演はミュージカル『刀剣乱舞』鶴丸国永役などの岡宮来夢さん、アニメ『時をかける少女』藤谷果穂役などの谷村美月さんが務める。

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以下、リリースを引用

舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』 2023年11月、東京にて上演決定!

 社会現象を巻き起こした『君の名は。』に続き、『天気の子』『すずめの戸締まり』と次々に記録的な大ヒット作を生み出し続ける新海誠監督による、2013 年に公開されたアニメーション映画『言の葉の庭』。

 シュトゥットガルト国際アニメーション映画祭にて長編アニメーション部門のグランプリを受賞するなど、観る者それぞれの心に染み入る表現で国内外の若者に絶大な影響を与えたこの作品を、公開から10周年となる今年、初めて舞台化いたします。

 本作は、イギリスと日本で異なる 2 つのカンパニーがそれぞれ制作する英日連携企画で、演出はロンドン公演・東京公演とも、イギリスの新進気鋭の演出家であり、日本のアニメーション作品を原作とした舞台化の実績と日本文化への深い造詣を持つアレクサンドラ・ラターが手掛けます。ロンドン公演は2023年8月・9月に現地キャストでの上演が決定しており、東京公演は2023年11月に岡宮来夢・谷村美月の主演により上演いたします。その他の出演者や、公演の詳細については後日発表いたします。どうぞご期待ください。

公演概要

  • 舞台『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』
  • 原作:新海誠監督作品 『言の葉の庭』
  • 演出:アレクサンドラ・ラター(Whole Hog Theatre)

ロンドン公演

東京公演

  • 上演時期:2023年11月

出演

舞台『言の葉の庭』11月に東京にて上演決定。新海誠監督の名作が10周年を機に初の舞台化、舞台『もののけ姫』のアレクサンドラ・ラター氏が演出を担当
岡宮来夢
舞台『言の葉の庭』11月に東京にて上演決定。新海誠監督の名作が10周年を機に初の舞台化、舞台『もののけ姫』のアレクサンドラ・ラター氏が演出を担当
谷村美月

※ロンドン公演と東京公演はそれぞれ現地のキャストによる上演となります

原作『言の葉の庭』作品情報

 "デジタル時代の映像文学"で世界を魅了する新海誠監督が手掛けた、万葉集の一編から始まる“孤悲(こい)”の物語。梅雨の季節に日本庭園で出会った、靴職人を目指す少年と謎めいた年上の女性との淡い恋や心の揺らぎを、さまざまな表情を見せる雨に重ねて描いた劇場アニメーション。原作・脚本・監督:新海誠 製作・著作:コミックス・ウェーブ・フィルム

演出:アレクサンドラ・ラター(Whole Hog Theatre)

 英国のシアターカンパニー Whole Hog Theatre のアートディレクターであり創設者。初演出作品『Five Kinds of Silence』は、The Festgoers Award の最優秀作品賞を受賞。2013年の『Princess Mononoke~もののけ姫~』は、宮崎駿が彼女の創造性と才能に触れて、自作の舞台化を初めて許諾したことでも注目を集めた。

 2017年の『トリスタンとイゾルデ』の舞台化では、日本と英国、古典と現代世界を織り交ぜた幻想的な世界観と、身体表現、パペット、映像を用いた斬新で美しい演出が高い評価を得る。また今年、Bunkamura シアターコクーンにて『ロミオ&ジュリエット』を上演し話題を呼んだ。